素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

人生の幕の下り方

2010年07月23日 | 日記
 集中豪雨の時、土石流に押しつぶされたり増水した川に流された方が多くいた。ほとんどの人が高齢であった。テレビや新聞で見るたびに「長い間生きてこられて、こんな終わり方をするなんて」と思わずつぶやいてしまう。今週は、熱中症で亡くなった人のニュースが目に入る。やはり、高齢者の方が多い。

 永 六輔さんの『大往生』という本の最後の締めくくりにある詞、作曲は中村八大さん。名コンビの最後の作品だそうだ。

  あなたがこの世に生まれ  あなたがこの世を去る
  私がこの世に生まれ   私がこの世を去る
  その時 涙があるか    その時 愛があるか
  そこに幸せな別れが あるだろうか 
  

(セリフ)

  「世の中が平和でも、戦争がなくても
   人は死にます  必ず死にます
   その時に 生まれてきてよかった  生きてきてよかったと思いながら
   死ぬことができるでしょうか
   そう思って死ぬことを 大往生といいます」

   
   私がこの世に生まれ  私がこの世を去る
   あなたががこの世に生まれ  あなたががこの世を去る
   その時 明日がある  その時 未来がある
   そこに生きるものの歌がある 


 7月から8月にかけては、「生と死」を考えざるを得ないことに触れる機会が多い。
  
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