素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

秋来ぬと・・・

2024年09月19日 | 日記
平安時代前期の歌人で、三十六歌仙の一人である藤原敏行の有名な歌に
   秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる(古今和歌集)がある。平安の昔から平成までは「秋が来たと、目にははっきりとは見えないけれど、爽やかな風の音で(秋の訪れに)はっと気付かされたことです。」という具合だったが、令和に入ってからは逆になったように思う。

 9月も半ばを過ぎたが「風の音にぞおどろかれぬる」とはならず、湿り気を含んだ熱風にうんざりする毎日である。それでも目にははっきりと秋の訪れを感じる。朝にプラごみを出しに行った時、栗の実や蜜柑の実が目に入った。
   
それらを見ると「猛暑、それでも季節は動いてる」である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3つの政治ショー | トップ | 苔玉作り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事