素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「一病息災」か

2011年05月30日 | 日記
 糖尿病を患った医者の克服の話が新聞にあった。その中で“一病息災”という言葉が使われていた。明鏡国語辞典によると“一つぐらいは病気をもっている方が無病の人よりも健康に気を配るので、かえって長生きをするということ。→「無病息災」のもじり。近年さらにもじって「多病息災」とも。”

 できることなら無病が一番だが、それでも生身の体、どこかは不調になる。その時にネガティブに受け止めるのではなくポジティブに立ち向かっていくための心の持ちようを示した言葉として考えたい。

 私の場合は、小2の時に急性腎炎で1ヶ月入院、小5の時に右手骨折、小6の時に肺のX線撮影でひっかかり半年余り精密検査のため運動停止、中2の時に右大腿部剥離骨折で1ヶ月入院という経験が健康というものを強く意識させてくれた。特に、2度の入院生活は大きい。総合病院であったからさまざまな病気、怪我の人たちのことを見聞きすることになる。

 健康に悪いであろうと思われることは極力避けるようになった。基本的には自然治癒力を信じる。いかにすればそれを高めることができるかということにはアンテナをはっている。

 ウォーキングを意識的に始めたのは、働いていた時毎年あった検査で中性脂肪の値が異常に高かったから。退職してからは検査をしていない。なぜなら、改善に必要なことはすべて実行しているからである。今もし、異常な値が出てもこれ以上できることはないと思っている。大切なことは継続していくこと。

 ひざの違和感のおかげで意識的になったのが関節の可動域をひろげること。特に、股関節が大切だとわかってきた。だから、生活のいろいろな場面でストレッチをふくめ可動域を広げる動きをしている。

 “こころ”の問題では呼吸法の大切さを感じている。もう一度、家にある呼吸法の本を参考にいろいろ試している。

 その時に、肝に銘じているのは“特効薬、即効薬はない!」ということ。

 
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