某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

踊り子ボランティア

2011-08-01 17:57:31 | ぼやき
 昨日世田谷の特別養護老人ホームに「踊り子ボランティア」で行ってきた。夏祭り盆踊り大会が催され、入居しているおばあさん、おじいさんたちが、見舞いに来た子供や孫と一緒に余興や盆踊りを楽しむ。焼き鳥やビールで談笑している家族もいる。
 吹矢の会は「笑顔せたがや」というNPOの活動の一つなので、私もたまにこのNPOの行事に参加する。踊り子で参加したのは昨年に続いて二度目。しかし、炭坑節・東京音頭・阿波踊りとくるから、どれも踊れない。仕方がないから、ポツンと見物しているおばあさん(家族の来ない人)の車椅子を押して踊りの輪に入り、手だけだが一緒に踊ってもらった。元気に踊っているボランティアのおばあさんと顔を見合わせて笑ったり、盛んにうなずいたりして、楽しそうだった。きれいに化粧していて、見物している職員たちに「きれいだ、見違えるほどだ」とほめられていた。「先生は手抜きしてるから踊りをおぼえられないのよ」とリーダーにからかわれたが、車椅子を押して輪の中に入れるのも良い介護だろう。真似して何人かの職員も車椅子を押し始めた。
 町に戻ってきて慰労会。どうしても話が大震災・放射能汚染になってしまう。私が双葉中(高)の卒業だと言ったのでますます話題がそっちに行く。校歌が土井晩翠作詞・信時潔作曲だというと、ボランティアのおばあさんたちが「海行かば」を思い出し、歌いだした。カラオケなどでは敬遠されるだろうが名曲だ。知らない人は戦後生まれ。戦死したお兄さんが海軍で、この歌を聞くと兄を思い出す、という人もいた。
 ついでに、「君が代」は歌いにくいね、という話になり、あれを強制的に歌わせる石原は何様のつもりだ、と気炎が上がった。女性は過激だね。
コメント
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