某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

吹矢のお楽しみ会

2011-05-05 01:26:18 | スポーツ吹矢の練習
 今日(5月4日)大和市と綾瀬市から9人の若い「ご老人」が集まってスポーツ吹矢の会を始めた。殆どが初心者だから、6メートル先の的に向かって好きなだけ吹いてもらった。なんと、31点を連発する人が出た。最後には、別の人が「満点を出す」と公言して、本当に半径3センチの真ん中に5本的中させた(35点)。「俺は言った事を必ずやるから」と喜んでいたが、本当にびっくりした。次回には早くも2級の資格を取る人が出るかもしれない。
 昔は温泉宿に射的場がつきものだった。叔父の経営する会津の温泉宿にもそれがあって、私は昔ひと夏そこの店番をしていた。暇だから練習した。すぐ百発百中になった。それを見てお客が沢山寄ってきた。売り上げは伸びたが、当たらない客にはよく怒られた。「兄ちゃん、自分ばかり当てねえで客にもサービスしねえと駄目でねえか」と。「あんたが下手だから」とは言えなくて返事に困った。今、私が吹矢を面白く思うのは、あの頃の射的のおかげで、よく当てるコツを体が覚えているからかもしれない。
 誰でも、的にうまく当たったら嬉しくなる。介護施設のご老人が車椅子で吹矢をやって、上手く当たって大喜びしていると聞いた。ご老人はそのうち自分の足で立って吹くかもしれない。良いスポーツですね。やってて楽しくなる。
 今日で、ご近所の「吹矢を楽しむ会」は2つ出来た。自分がこれから練習して上達しなければならないのに、そんなに同好者を身近にふやしてしまってはよろしくない、と自戒しているけれど、本当に楽しんでいる仲間を見ると放ってはおけなくなる。まあ、自分の上達はほどほどにしてみんなと吹矢を楽しむことにしよう。それが、案外、自分の技を上達させることになるかもしれないから。
 
コメント
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