14日に上海に戻って来た。上海の空港を出た瞬間から大気が日本と比べて悪い事を実感。一昨日、日本から仕事で来た友人と一杯やりながらカメラの話を。
LEDライトの影
呑屋から自宅方向に歩くと２線ボケのような門の影を発見。LED電球の中に4つのLEDを組み込んでいるので複雑な影が出来るのだが、ざわついた雰囲気が面白い。LEDの光は直進性が強く目には眩しく感じるが、メーターで測ると意外と光量は少ない。
今、深センのLED製造会社と撮影に使えるプロ用LED電球を新たに開発中で、昨日3D画像が届いた。先月試作してもらったLEDのRA値は良いのだが、色温度が5000ケルビンを切っていたので、再度5200ケルビン前後のLEDを探し年内に試作が出来るとの事。それで問題なければ製造は来年の春節明けで販売は早ければ2月中旬を予定。
X-T2＋35mm f1.4
薄汚れた子供の像は何かを訴えているみたい。
租界時代そのままの雰囲気
新華路は私が住んでいる通り。租界時代は大使館員など外国人が多かったのと、フランス租界のすぐ隣だった影響もあり雰囲気はフランス租界そのもの。
Canon FD 50mm f1.4＋補正レンズ付アダプター
渡し船から
北外灘から浦東を
古い租界時代の並ぶ外灘は観光客なら必ず一度は訪れる場所なのだが、北外灘はまったく人気がないので人混みが嫌な人には最適。ただ、見て楽しむ物は何も無いし食事を楽しむ場所もほとんど無い。
この北外灘は天気の良い日にネットを使ってオフィス代わりに使うのが正しい使い方。
☆トランプがアメリカ大統領に。これでTPPは消滅。来年から世界はどう変わるのか複雑な世界が訪れそう。
Canon FD 24mm&50mm＋補正レンズ付アダプター
X-T2＋ズマリット5cm f1.5
X-T2に初めて取り付けたレンズは、Summarit 5cm f1.5。上野の東京国立博物館で禅の展示を見た後に撮影。X-T2は相当使いやすくなってほとんど欠点を感じないボディに進化。相当数売れているとの事だが、このボディをきっかけにミラーのある一眼レフからミラーレスに移行する人も増えるだろう。
先日フジのX-30をメインカメラにして仕事をしている若いカメラマンに会ったが、見栄を気にせず目的に合ったカメラを使いこなしている人の言葉は清々しいと同時に時代の大きな流れを感じる。センサーのフルサイズ信仰は年齢が高い人ほど多いが、デジタルから写真に入った人にはセンサーサイズはあまり関係ないと思ってよい。それによって、カメラ以外の周辺機器の選び方使い方が変わるだろうね。
☆最近国籍を問わず若い人と話をしている方が断然面白いのは、未来の先読みが出来るから。
X-T2＋Summarit 5cm f1.5
補正レンズ付きアダプター使用なので約65mm
長い間CanonFD50mm＋補正レンズ付きアダプターを使用し約65mm(フルサイズ換算)の焦点距離に慣れると、病みつきになる焦点距離になってしまった。コシナから65mm f2という焦点距離のレンズが出るというニュースがあったが、これはかゆいところに手が届くようなレンズ。
同じ焦点距離のレンズはビゾ用エルマー65mm f3.5しか知らないが、コシナの方はAPOタイプと名が付いているので、相当シャープなレンズと推測する。撮影目的にもよるが、シャープで収差が無いレンズを求めている人にはお勧めだろうね。
FD50mm f1.4＋補正レンズ付きアダプター
