海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

冬の寒空を見上げると 上海

2016-02-03 | 写真日記

 

 

中国では冬の風物詩のようなもんなんです、これらは。こんなの東京では絶対にありえない光景。なぜなら全部カラスが持って行ってしまうから。私は今まで中国でカラスを見た事がないし鳴き声も聞いた事がない。上海人が東京に行ってカラスの大群を見ると相当ビビってしまうのだが、それもそのはず、彼らはあんなデカイ鳥が都会に無数にいる事とカラスを見る事が初めてだからだ。中国人に聞くと昔はカラスがいたようだが、大躍進政策の頃に雀なども含めほとんど駆除しちゃったそうだ。おそらく食ったんでしょうね、間違いなく。画像のように干したのかどうか知らないが・・・。

 

先週寧波の工場でお歳暮として置いてあった

 

日本料理屋で飯を食っていると、隣の客の話している内容が聞こえてくるのだが、撤退も含めお寒い話ばかりが聞こえてくる。2015年の3月と8月は、上海から相当数の日本人が大量帰国したのだが、今年も更に外国人が減っていくのかもしれないな、ヘタしたら。春節明けに何が待っているのか。

 

 

 

 

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空気悪く天候不順の上海

2016-02-02 | 新博物図鑑 オールドレンズ

 

このところ天候が不順で大気汚染もひどく寒い日が続いている上海。シャワーからの温水温度が上がらず、玄関の鍵も寒すぎて閉まらなかったりと色々なところに影響が出ている。私の友人のマンションでは水道管が破裂して水浸しになり大騒ぎに。でも、あと数日で私は日本へ向い旨い酒と飯が待っていると思うと苦にならない。

今回の春節は8日からだが、月末に横浜でCP+があるので、ひと月日本に滞在予定。なので、フル充電出来そうだが、フル充電しすぎると反動が怖い。

☆トプコール58mm f1.4 開放で撮影 開放で撮ると少し滲むのがとても上品

 

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春節前の寧波で

2016-02-01 | 写真日記

春節前の打ち合わせで寧波まで車を飛ばし一泊で行ってきた。街は例年より控えめな飾り付けなので、いつもの華やかな春節前の雰囲気ではない。今年は工場も暇な為に従業員を早めに帰省させた会社も多く工場団地は閑散としている。

 

ホテルのロビーで

 

 

昨年のクリスマスツリーを再利用

定宿になっている五星ホテルも普段よりやや人が多いくらいで、ほとんどが家族連れの客が多い。そして、いつもの春節前の華やかさはまったく無い。昨年末に使ったツリーからクリスマス用の飾りを外し、春節用の飾りに付け替えただけなので、例年よりかなり地味に感じる。お上からのお達しもあるのだろうが、景気の悪さを象徴しているな。

 

茅台酒で乾杯

打ち合わせ後、6人で地元のレストランにて本物の茅台酒(53度)で乾杯。これが最初に出てくる時は要注意なので、控えめに2杯いただく。春節前に社長の給料が出ない会社の話や私も知っている照明機材の会社が倒産した事を、この日初めて知る。春節明けから中国の経済がどうなるのかわからないが、体力の無い会社は相当厳しく生き残り合戦が始まるだろうな。

 

超高級煙草の黄金葉が円卓の対面から一本飛んでくる(キツイだけでウマいと思わん)

 

日本のとあるメーカー用の機材を特別に特急で仕上げてもらい、何とか最後の発送に間に合わせる事が出来そう。明日も明後日も打ち合わせがあり、春節後に新しく企画する商品の話と忘年会続きでちょっと疲れ気味。

☆2016年は、私のブランド「039」の商品が最低でも5種類は登場予定。

みぞれ混じりの上海より

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