海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

雨時々豪雨の上海

2019-09-07 | 写真日記

なんだか楽しそう 

 

 

さすがに年季の入った人は開き直って電話中 

 

昨日は、朝の7時頃に豪雨の音で目が覚めた。台風の影響での豪雨だが、1時間ほど続いたのでちょっと心配になり外へ出てみるとアパート前の路が冠水。先月は私が日本滞在中に、上海市内の一部が冠水し車も相当被害にあったと聞いている。

上海は比較的台風が寄り道しない都市なのだが、数年に一度道路が冠水するほどの大雨が降るので、地下室は危険と上海人に教えられた。上海は元々沼地だった場所なので、旧城内の現在の路は昔は水路だった。それを埋め立てて今の道路となっているので、水捌けは相当悪い地盤。という事もあり上海は地盤沈下が激しい場所も多い。

上海人は長靴を履かない人が多いので、こんな日もスニーカーやパンプスで歩く人が多い。この路でしばらく様子を見ていると、もと来た道に戻る人やつま先立ちで突破する人やオバハンの様に開き直る人もいて様々。でも、こんな日の上海在住の白人達は、当然長靴を履いて外出する人がほとんど。当たり前の事だが、私もこの日はColemanのロング長靴を履いて外に出たので水溜りを歩くのが楽しいくらい快適。以前、この長靴を履いて上海のカメラ屋に行くと、お前は農民か?と言われた事があるが、その後二人で外に出て行くハメになり、彼の新品のナイキがグチャグチャになったので笑ってあげた。

昔の話だが、生まれも育ちも東京の人達は雨や雪用の靴なんて持ってない人が多く、そんな人達と冬に北海道へ取材に行くと平気でパンプスを履いてくる女編集者が結構多かった。で、どうなったかというと、転んで怪我をしなかっただけマシだったが、足はグジョグジョになり地元の人に笑われるハメに。

災害時も含め雨や雪用に、足元に気を使う事はとても大事だと思うよ。

 


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