海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

Oreston50mm f1.8とGFX50SII

2024-07-16 | GFX+オールドレンズ

Oreston50mmf1.8開放で 65x24

 

 

Oreston50mm f1.8+GFX50SII

 

 

シトシトピッチャンが続く梅雨時期は、一年で一番イヤな季節。次の成都プロジェクトでのレンズを何にするかをテスト中。今まで古い物は古いレンズで撮ってきたが、今回もそれで押し通す。フジのミラーレスに変える前までCanon FDレンズに補正レンズを付けて撮影していたが、今回は古いレンズのオリジナル描写で撮る事に。ただ、レンズの焦点距離をあまり選べないのが難点。50mmは2本決めていて40mmも決定したが、それよりワイドとテレ側が決まってない。その50mmの一本が今回の画像のOreston 50mm f1.8だ。

私のOreston 50mm f1.8は、旧東ドイツMeyer-Optik Görlitz製で1960年代の後半製造の単層コーティングレンズ。このレンズ、巷ではバブルボケが・・とか言われているが、私はそんなボケが気に入っている訳ではないしボケはどうでも良い。このオレストン50mm f1.8は、GFXの44x33センサーをカバーするが、あえて1x1と65x24で使っている。

☆トランプ暗殺未遂の現場を撮影したAP通信の「エバン・ブッチ」の写真が、完璧過ぎて歴史に残る写真になるだろう。この写真を見て思い出したのが硫黄島の星条旗。ただ、この硫黄島の写真は演出写真だけどね。報道カメラマンという職業は、その場に居合わせないと成立しない。という意味でも、運の強さと先読みの勘と決断力と好奇心すべてが揃わないと一級カメラマンとしてやっていけない。これを一言でいうと、五感+1だ。どんな人も様々な職業でもチャンスは平等は訪れるが、それを生かせるかどうかは結局は本人の生き方と本人の資質。

 

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