海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海から深センへ行き打ち合わせ

2017-06-03 | 写真日記

 

 

深センへは時々行くのだが、深セン空港は上海の浦東空港より好きだ。白を基調にした内装と自然光の取り入れ方がとても良く、開放的な雰囲気がとても良い。打ち合わせに向かった場所は、世界の製造工場と言われている東莞市だが、一軒目は深セン市と東莞市の境目くらいにある工場へ。大陸の地方の会社での打ち合わせは1日に1件が当たり前。それは、打ち合わせの時間より食事の時間の方が長い場合も多く、食と酒に疲れる場合がほとんど。

会議室の広いテーブルを囲み5対5で昼食を挟んで6時間以上のミーティング(今回は激論に近い)に相当疲れた。コピーばかりやっている会社の人達のビジネスセンスと商品のデザインセンスは最悪に近く、安く作る事しか頭にない人達と話をするのは大変。このセンスだけは、いくら金があっても金では買えない。また、言っている事がコロコロと変わるのも問題。結局妥協案までたどり着けず、後日結論を出す事に。この件、しばらく放置プレイ状態にしておき相手の出方を待つのが一番の得策かな。

深センの料理は上海料理より美味いのは広東料理だからだが、相変わらず料理の量が多く日本から同行した日本人も食で疲れた様子。

価値観が違う人達との話し合いは相当エネルギーを使うが、これに慣れないと大陸ではビジネスが出来ない。

X-Pro2+XF35mm f1.4

コメント (1)
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