老西門の古玩茶城へ移転
昔の東台路は骨董街の露店が並んでいて観光客にも人気の場所だったが、すでに地下鉄10号線の老西門駅そばの古玩茶城へ移転しているようだ。この古玩茶城は確か上海万博前にオープンしたのだが、人気がなく客もほとんど寄り付かない場所。露店がビルの中に入ってしまうと、もうすでに魅力は無い。福岡の屋台街がビルの中に入った事を思えばわかりやすい。
上海に日本人観光客が大挙して来ていたのは2010年の上海万博頃がピークでその後年々減少し、2012年の反日デモを境に激減し、2015年には日本人駐在員も激減。逆にこの頃から中国人が日本へ観光に行く人達が爆増。これは、為替レートの影響がかなり大きい。5年以上前は確か1元が13円くらいで、昨年19円以上になり現在約17円。
今後の為替は円高に逆戻りする方向に向かっているが、日本への中国人旅行者はリピーターがかなり増えているので、円高になったとしても中国人旅行者が爆減するとは思えない。理由は大陸から近く、中国に無いものがすべて日本にはあるからだ。つまり安心・安全・自然。そして大陸から近い事。
エルマー50mm f2.8+α7Ⅱ