海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

RIMOWAとの付き合い

2013-03-29 | 写真日記

 

1990年に購入した一番大きいRIMOWAのスーツケースを今も使っている。忘れもしないRIMOWAとの最初の旅は、F1サンマリノGP撮影に行く為に一人でイタリアのミラノからボローニャまで鉄道で移動し、ボローニャからレンタカーでサーキットのあるイモラを通り過ぎてリミニまで。当時はインターネットも無い時代で、ホテルを探すのに一苦労。レンタカー屋のオヤジに相談すると、人の裏をかいてサーキットからは遠いがリゾート地のリミニだったらあるだろうという言葉を信じて向かった。

この時レンタカー屋のオヤジは、私のRIMOWAを見て良いケースだなと言った事を今でも覚えている。そして、F1の撮影の為にわざわざ日本からイタリアに来た事とクレジットカードがゴールドだった事もあり、ワンランク上の車を低料金で貸してくれたのだ。(海外では現金でレンタカーを借りる事が出来る国は少ない)

このRIMOWAのケースほど丈夫で長く使えるケースは他に無いだろう。よく比較されるケースにゼロハリーバートンがあるが、あれは確かに丈夫だが重過ぎるので、飛行機に預ける時のオーバーチャージが大変だ。また、ハンドルがよく壊れる事も知られている。(実際に2回ハンドルが壊れたのを見た) また、過酷な使い方をするとゼロハリは歪みに弱く一回歪むと蓋が閉まらなくなるのだが、リモアは素材が薄く弾力があり歪んでも蓋が閉まらなくなったという事は聞いた事がない。

この23年使ったリモアは、まだ現役で十分使えるのだが、旧式の2輪タイプなのでとても使い難くキャスターも弱ってきた為に少し休ませる事に。早速ネットで探すと中国では日本よりかなり安い値段でRIMOWAが売られているのを発見。ただ、安いと言えども日本円で約8万円は今の私には少々重荷。という事でネットを放浪したあげくついにポチッとしたスーツケースは…。

Canon FD50mm f1.4

 

 

コメント
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