海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

モラルなんて無い

2013-03-14 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

ここ数日の上海は、豚の死骸が河に流れていたニュースがトップ。日を追ってその数が増えていった。お上は伝染病などの危険性は無いとしきりに言っていたが、そんな事を信じる市民は誰もいないし、それを発表したお上でさえ信じてないだろう。大気汚染も含め、今のこの国にクリーンな事やモラルなんて何も無い。ある人に言わせると数千年前からモラルなんて無かったという人もいるくらいだ。

「上に政策あれば下に対策あり」という、こちらでは誰でも知っている有名な言葉があるが、まったくその通りで、法を守るという意識が元々ないし、自分さえ良ければそれで良いという考え方の人が多過ぎる。なので、モラルなんて存在しないと思ってよいのだ。アッ、そう言えば、「日本人が集まるとドラゴンになるが、中国人が集まると豚になる」というのもあります。そういう国民性なので、色々な事例を当てはめてみるとすべてが理解できる。

先日、知り合いが部屋を探す為に不動産屋から色々な部屋を見せてもらったのだが、管理がなってないマンションも結構多かった。部屋の中はそこそこきれいにしているのだが、一歩部屋の入口を出た公共のスペースがゴミの山だったり、床も壁も吐き気がするほど汚い。その部屋は、約50平米で約60000円。そんな部屋だって、毎年値段が上がるのだがら不思議。

画像は、その汚いマンションのエレベーターホール。確か16階だったかな。

RICOH GXR A12MOUNT Nokton classic 40mm f1.4

 

 

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