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ライカエルマー65mm f3.5 開放で撮影。このレンズは、ライカのビゾフレックス用に設計されたマクロレンズだが、他社のマクロと比べると非常に軟らかく豊富なトーンを再現してくれる。また、ボケがなだらかで非常に美しい。
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ここ数年、70mm前後を標準レンズとして使っているので、65mmという焦点距離はすんなり受け入れる事ができる。このレンズと、f1.4クラスの明るい50mmのレンズがあればほとんどの撮影が出来る。ズームレンズも仕事用に持っているが、最近ではほとんど使う事がない。あれは、便利だが、自分の視覚に対する感が鈍るので体に悪い。
最近のレンズ全部に言える事だが、コントラストが高すぎる事と描写がシャープ過ぎて硬い。それが、レンズの進化なのかどうか疑問に思う。
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デザイン的にはキャノンの5Dとはまったく合わないが、この1961年製のエルマー65mm f3.5はすばらしいレンズだ。もう一度、フィルムで撮影しプリントしてみたい。
植物は、エルマー65mm f3.5 開放で撮影 レンズの画像は、リコーGXRで撮影