海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

農村は今も薪を使用

2016-10-16 | 淀山湖プロジェクト

何処の家庭にも必ずある

 

煤けたヤカン

 

最新の換気扇だけが異常に目立つキッチン 

上海郊外の農村では、必ずと言ってよいほど家の外に薪を使ったカマドがあり現在も現役。燃料は木などが主で各家庭とも薪が積み上げられている。でも、ちゃんと室内にはプロパンガスがありガステーブルもあるのだが、なぜかどの家庭も外のカマドを今でも使っている。どの家庭でもヤカンが必ず乗せてあるので、主に湯を沸かすのが目的の一つかも知れないが、その為に火を起こし木を燃やすのは非効率としか思えない。今回聞きそびれたので、次回聞いてみようと思っている。

★小さなニュース

自宅のトイレの窓際に全裸で立ってチンコを見せびらかした男が逮捕というニュースに、「近所なので我慢していたが精神的にも我慢の限界だ」という近所の人の声が記事になっていた。まぁ、わかるけどね。そんな時は、警察を頼る前に自分たちで勇気を出して、「何だ大したモノじゃないなぁ」とか「意外に小さいなぁ」などと声をかけてあげましょう。特に女の人に言われたら、そのオヤジは相当ショックを受けてやめるかもしれません。それでもやめなければ、警察に頼るしかないでしょうね。だいたい露出狂の奴は、ブツを見られてその反応を楽しんでいるので、予期せぬ反応にはビビるからね。

 

 

 

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上海郊外の農村に一泊し撮影

2016-10-15 | 淀山湖プロジェクト

 上海郊外の農村に行き一泊してきた。今年の上海は台風の影響もあり夏の終わりは雨が多かったので、ずっと行きそびれていた。でも、天気を気にしていられないので無理矢理決行したが、雨だけは免れた。

 

 

朝の5時半からほとんどの村人が買物に集まる朝市

 

 昼飯は餃子と野菜

 

真ん中の黒い物体は川魚の頭で、右手前は菱

 

日本人には馴染みのない鶏の足

 

農民の朝は早い。朝の5時には起床し夕方5時に夕飯で、夜の8時過ぎには床につくのが農村の一日のタイムスケジュールになっているそうだ。私の普通のタイムスケジュールと比べると、朝は4時間、夜は6時間も後ろにもズレている。もちろんズレているのは私の方。

この農村の食事は野菜中心で、野菜の味付けは極めてシンプルな塩味だが、鶏のモモと足は豚の角煮の鶏版だと思ってよい。この日の夕食は4人だったが、いきなりご飯が盛られたのと酒を呑める人が私だけだったので、短時間で夕飯は終了。
 
来年からこの村の住宅を二棟改装するので、自由にアトリエとして使い寝泊まりして良いと言われているのだが、夏は湿度が高く蒸し暑いし冬はシンシンと冷えそうなので、さてどうしたものかと思っている。
 

★怖いニュース

六本木のビルからパイプ落下で通行人死亡の記事。亡くなった方、本当にお気の毒。自分も高層ビルの建築現場で撮影した経験が多いので、カメラ機材も含め様々なパーツが落下しないようテープで固定してきた。例えネジ一個でも地上に落とした場合、工事用ヘルメットなんて無いよりマシという程度。あのヘルメットは、現場で頭をぶつけないよう頭を守るための強度しかない。

 

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淀山湖の村で

2016-10-01 | 淀山湖プロジェクト

蟻ではない

 

殻を吹き飛ばす船頭のオヤジ

 

黒胡麻 

最初、天日干ししている植物を見て何の植物かわからなかったが、近くでよく見ると胡麻だった。スーパーなどで並んでいる種子系の食材を見ても、その植物がどんな物かは意外と知らない事が多い。この淀山湖のそばにある村は、有機栽培した野菜が食卓に上がるのが普通。また、アヒルや鶏は昼放し飼いにしているので、元気そのもの。

 

 

アヒルと鶏のヒナを購入

 

虫食いだらけのヘチマの葉は、無農薬の証

墜落したドローンは新品になって戻って来たようだが、台風の影響で天気が相当不安定なので、次の村行きは国慶節明けを予定。 

 

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淀山湖をモノクロで

2016-09-30 | 淀山湖プロジェクト

小さな寺から淀山湖を

 

舟の上から 

この日は水質の撮影で、地元の船頭の手漕ぎの舟で淀山湖に出てみた。当日の淀山湖では舟をまったく見なかったのは平日だから。仮に休日でも観光客は少ないので、本当に静かで気持ちが良い。この日の天気は太陽の位置がわかりにくいほどのベタな曇り空。こんな日の湖面は空のグレー色が映り込むので、空も含めほとんど色が無い世界。

こんな時は自分で自由に移動出来ないので、ズームレンズに限る。最近はフルサイズ換算で28mm以上のワイドを使う事が極端に少なくなった。前世紀は15mmをあえて使っていた時期が一時あったが、15mmを使いこなして成功した写真はマレーシアのペトロナス・ツインタワー建築中の75階の建築現場しか思い浮かばない。

超ワイドは非日常の世界を撮る事が出来るが、冷静に撮った写真を見るとレンズに負けている場合が多く使いこなしは相当難しい。ワイドは普通は21mmまであれば十分。

 

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曲げた訳ではない 空けた訳ではない

2016-09-17 | 淀山湖プロジェクト

 

 

 曲がってしまった

 

穴が空いてしまった

 

上海郊外のテーマ公園に放置状態の建物があるが、これがけっこう物悲しくて好き。どの程度修復が可能かわからないが、使えるようにしようという案もあるのだが・・・。

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