相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

三日月井戸がある「金龍山常泉院」

2023-11-11 15:16:54 | 寺院
海老名上今泉の豊かな美しい樹木に囲まれた一画に愛甲郡玉川村七沢広沢寺の末寺、曹洞宗寺院「金龍山常泉院」はある。創建は天文19年(1550)中興の伝からそれ以前と推定される。以前は「今泉山福泉寺」と称していた。本尊は室町時代初期の造立といわれている木造虚空菩薩坐像である。小田急線座間駅と海老名駅中ほど「秋葉山古墳群」の近くに「山門」が構えられている。山門手前に「えびなむかしばなし」の中にも記されている「常泉院の三日月井戸」がある。常泉院の寺号はこの泉に因んでいる。またこの井戸は「弘法大師」が相模国巡錫の旅の途中この地を訪れた際、水不足・水飢饉に苦しむ村人を救うため持っていた杖で地面を叩くとそこから泉が湧き出たことに由来し「弘法様の井戸」とも呼ばれている。昔、この付近の民家には井戸がないところが多く、太平洋戦争前ぐらいまではこの泉の水を使っていたと伝わる。「山門」より入山すると境内正面に大きな入り母屋づくりの「本堂」、右に「庫裏」がある。本堂前には立派な「宝篋印塔」が建ち、横には「白衣聖観音像」が祀られている。江戸時代、相模原市の上溝と下溝、海老名市今泉も所領していた「青山忠俊」に由来している伝えがある。道路脇の敷地に大山不動の道標と双体道祖神が祀られている。(2311)
 
 
 
 
 
 
 
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ダイエー向ヶ丘遊園店跡地に「商業一体マンション」が着々と進行!!

2023-11-11 07:24:40 | 建造物
今、小田急沿線で最も脚光を浴び注目されているのが登戸・向ヶ丘遊園駅北口一帯で進められている「川崎再開発計画」と更にもう一つの目玉は向ケ丘遊園駅南口の最大の大型店舗=ショッピングセンターとして半世紀にわたり営業していた「ダイエー向ヶ丘店」が閉店したその跡地の再開発の一大プロジェクトある。多くの周辺住民の関心を集めている中、既に昨年12月より取り壊しが進んでおり今は少しだけ旧ダイエーの建物が残る。計画では総開発面積1万1000㎡の大規模複合開発レジデンスが誕生する。また隣接する商業施設は、延床面積約9,440㎡ダイエーが運営するスーパーマーケット等を擁する3フロア構成され同物件から直接行き来できる専用入口が設けられる。3階建ての新複合施設(店舗)と6階建て高級マンション集合住宅という2つ施設が2024年春頃に完成する。売主は野村不動産、施工は長谷工コーポレーションで「プラウド向ヶ丘遊園」となっている。マンションの規模は6階建て総戸数は168戸。価格は7.2~9.6千万円。間取りは、3LDK&4LDKで専有面積は65~85㎡。高級マンションと商業施設の一体開発、果てしてどういう新しい街ができるのか待ち遠しい限りである。(2311)
 
 
 
 


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