相模原市南区麻溝台にある「相模原麻溝公園」の「センター広場」の特設会場で10/29から11/19まで相模原市の秋の風物詩として親しまれている「菊花競技会」が開催されている。この競技会は「相模原親菊会」の会員50人による一輪一輪、丹精込めて栽培仕上げた「切り花」、「大菊盆養」、「ダルマ作り」、「福助作り」、「小菊盆栽」など250点に及ぶ菊の作品が展示されておりその美しさ出来栄えを競うものである。今秋は天候に恵まれ順調な生育で例年以上に花が大きく満開を迎えようとしている。どの菊も素晴らしくまさしくまるで鱗のような花びらが半球状となつた「厚物」や、傘が開いたように糸状に花びらを付ける「管物」とまさに芸術品的美しさである。(2310)
川崎市多摩区に浄土宗寺院の「無量山龍安寺」(壽経院)はある。創建は天正年間、文禄2年(1593)空譽が開山。本尊は聖観世音菩薩である。世田谷「慶元寺」開山の「真蓮社空誉上人」によって念仏弘通、衆庶を教化をすために興された由来をもつ。住宅街一画にある細い参道を進むと寺号標があり板塀が続く中央に木造の「山門」があり、その横には石仏が祀られ、その左横には小さな「宿河原公園」がる。「山門」より入山すると正面に入り母屋造りの「本堂」、「鐘楼」、「客殿」、「手水舎」がある。当寺は「多摩川三十三ヶ所観音霊場」の14番札所である。まだ「萩」の残り花が咲いていた。(2311)