相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。今当園は「メタセコイア」をはじめ「落葉樹」が今、少しずつ赤色、橙色、黄色の紅葉の衣を纏い始めている。そんな中で「衆遊の庭」では「老爺柿」が一見さくらんぼのような実を数百個以上つけ橙色に熟し始めている。この「老爺柿」は中国原産とする小型の柿で食べられない「渋柿」である。正式には「老鴉柿」(ロウアガキ)という。鴉はカラスを意味し、真っ黒に熟す実の様子をカラスになぞらえて命名された。「ツクバネガキ」という別名もあるが盆栽界では「姫柿」とも呼ばれいわゆる柿のミニチュア版として人気は高い。(2311)
相模原市南区下溝の「県立相模原公園」の「グリーンハウス」内一階フロアにおいて11/14から19まで神奈川県公園協会・サカタのタネ・サカタのタネGSサービスグループ主催、県央皐月会の出典による「さつき展」が開催された。県央皐月会の栽愛好家の面々による展示者がそれこそ子を育てる様に幾年も手を掛け、丹精込めて作り上げた作品ばかりで大形盆栽から中形盆栽など50鉢ほど展示されている。出品の中には幹の直径が数十㎝、樹高も1m超え、樹齢も百年近いものもある。中には花が咲いているものもありまさに盆栽の芸術品というほかない。(2311)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。今園内は秋季の彩りで落葉樹の木々が織りなす紅葉~黄葉へと移行している。花が希少なこの時期、「クスノキゲート」から入った正面の「みんなの花壇」では数千本の遅咲きのミニヒマワリ「サンタスティック」が黄色の花を、もう一つケイトウ「きものMⅸ」が赤と黄色の燃え盛る炎を彷彿とさせる花姿を披露中である。「サンタスティック」は草姿がしっかりして葉色が濃い緑の力あふれるヒマワリで、北アメリカ原産、キク科ヒマワリ属一年草。サカタのタネが開発した草丈25~50cmの世界最小の「ミニヒマワリ」である。外輪に黄色い花びらをつけた花「舌状花」内側の花びらがない花を「筒状花」。この時期夏の代表花「ヒマワリ」を見ることができるとは花業界の研究、開発の賜物である。(2311)