菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

こそこそ内閣ー青学大名誉教授・三木義一氏

2020年12月03日 18時09分52秒 | 国政
 毎週木曜日の東京新聞・本音のコラム欄は、落語の台本を読んでいるようで、面白い。
今日の台本もよくできているので、紹介したい。

 こそこそ内閣
 三木義一


「ご隠居、首相の誤読がやたらとおおいでっせ」
「役人の書いた原稿を淡々と読んでいるだけだからの~」
「なぜ、自分の言葉で語れねえですかね~」
「自分の言葉で言ったら首相失格であることがばれるからじゃろ~」
「それにしても国会での質問は事前に出しておかねばならず、役人がその答案を書き、首相が読むだけなんて、俺たち馬鹿にしていませんか?」
「政策や議論では与党ではえらくなれん。当選回数と、人事を通じた恫喝や利益誘導でえらくなっとるようだからの」
「だから、原稿を目で追って読む人が出てくる。挙げ句の果てには、読み間違いを理由に議事録を修正させる。菅首相が衆議院本会議で『政権への期待もそこそこある』と読み間違えたのも修正したようで」
「いいの~、今の政権の特色はまさに『こそこそ』している点にある」
「ご隠居、いけませんぜ、意図的に誤読しちゃ。質問したのは維新の馬場幹事長で、衆院解散の覚悟を尋ねたのに対し、まずは新型コロナ対策や経済再生が最優先だとしたうえで、『政権への期待もそこそこある』と読むつもりだったようで」
「そうか、それを書いた官僚が悪いの。菅さんはとっさに避けたんだ」
「?」
「原稿を読もうと思ったが、なんとそこには『政権への期待も底にある』」
(青学大名誉教授)

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