菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

12月議会速報③ 市補助金適正化のために

2019年12月10日 18時45分04秒 | 仮説関連
2019年12月議会速報

 市補助金の適正化のために 



 菊池議員の質問

 9月決算議会で、ある団体への補助金の在り方が問題となりました。答弁に3点ほど疑問があるので、質問いたします。

 1つは、担当部長が、議員の質問に答えるために、「領収書や聞き取りで確認しています」というものです。部長が聞き取りをしなければ分からない決算報告というものは異常です。これは、市と当該団体のどちらに瑕疵があるのか。

 2つは、茨城国体のポロシャツの補助の問題です。市から補助金を受けて
いる団体が、個人の私物購入に補助をする。考えられない事態です。このことに対して、市はどのように対応するのか。

 3つは、補助金の公平性・適格性の判断です。問題はその公平性・適格性を担当課だけの判断にまかしていいのかということです。今回の事態は、担当課の対処も十分ではなかったことにも原因があることは明らかですからです。今後、どのように改善していくのか。ここで浮かび上がってきことは、市の補助金の在り方です。市の補助金の在り方を見なおす絶好の好機です。市として、9月議会の質疑の内容から、どのように改善していくのか、その内容を伺います。

 また、補助金を担当課だけに任せるのではなく、横断的に監査できる部署が必要ではないかと、例えば管財課などがやることができないかと、提起したいのですが、総務部長の考えはいかがですか。

 最後に、平成26年の住民監査請求の件も触れていますので、請求した当事者として、一つだけ確認させていただきます。この監査請求は、結果として却下なったのですが、この理由は、菊池議員の住民監査請求の内容に問題があったのではありません。訴えられた当該団体が、返金をしたことにより、「訴えられた内容の事実」が消滅した。ことにより、請求が却下された理解しているのですが、この理解でよろしいか、確認しておきたい。

追加質問
 
 横断的に補助金の監査をできる部署が必要ではないかと提起したのですが、仕事量が多く無理との答弁でした。そこで副市長に質問します。副市長が横断的に監督することは無理なのでしょうか。今回の緊急避難措置として、監督していただければと思うのですが、答弁お願いします。

総務部長の答弁

 今回の原因は、担当者や補助金を受ける団体の認識不足等が考えられます。
今後の対策としては、複数の担当者で聞き取りを行ない、補助団体との認識の違いがないようにします。
 補助対象外の事業に流用された場合は、返還を求めてまいります。複数の補助金を受けている場合は、各担当課で情報の共有をはかり、相談しながら対処します。
 平成26年の住民監査請求は、菊池議員のご理解の通りです。

副市長の答弁

 私の協力できる範囲で、協力させていただきます。

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12月議会速報②桜川・筑西IC周辺地区開発事業の到達点と今後の展望

2019年12月10日 17時47分22秒 | 仮説関連
桜川・筑西IC周辺地区開発事業の到達点と今後の展望



 菊池議員の質問

 大和駅北口開発は、2015年12月議会の追加議案で、土地開発公社への貸し付けが発端です。菊池議員は、このような大きな事案は、定例議会で事前に十分説明することが必要だと、反対意見を表明しました。その後、さくらがわ地域医療センターの開院はできましたが、まだまだ多くの計画が進んでおりません。市民から心配する声も寄せられてます。
 
 また、ある説明会での「投資金額の137倍の経済効果がある」という説明も、記憶に残っています。こんなホラとも思える説明を真に受けた議員は1人もいないと思います。この開発事業がどのように進んでいるのか、市民に知ってもらう必要があると思い、質問します。 
 まず到達点です。
・宅地造成したカ所では、何区画売れたのか。残っているのか何区画か。
・池の工事はどこまで進んでいるのか。
・地域を東西に走る道路が、50号線に抜ける十字路に信号が付くのはいつになるのか。
・商業施設の誘致のメドはたっているのか。
これらについて、具体的に説明をお願いしたい。最後に、どのような展望をもっているのか、説明をお願いしたい。

総合戦略部長の答弁

 ・現在の整備状況は、先行買収した約27㌶のうち、医療センターが2・4㌶、歯科医院・調剤薬局0・3㌶が完成し、営業しています。

 ・いま進めているものは、医療センター西側の医療福祉ゾーン0・8㌶のうち0・3㌶は売却見込みです。
 
 ・医療センター東側の住宅予定地域3・8㌶のうち3・3㌶は、業務代行方式により、(株)二宮工務店を軸とした合同会社(仮称・さくら土地開発合同会社)に候補予定会社とし、契約締結を準備しています。
 
 ・市が整備する公園、調整池、道路用地など7・7㌶は、工事発注します。 国道50号線と市道幹線(東西方向)との交差点は、信号機設置は来年7月頃です。

 ・商業施設の誘致は、当初予定のキーテナント(上場企業)が出店辞退しております。また、開発予定者のサンヨーホームも、「これ以上迷惑をかけられない」として、あらたなデペロッパーに引き継ぐことを念頭に調整を進めているとのことです。

 今後の展望については、現在計画されている道路や公園等インフラについては、基幹部分は令和2年度でおおむね完了する見込みです。
 宅地開発等は、時間はかかりますが、全体開発の完成をめざし、鋭意努力してまいります。

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12月議会速報① 市の幹部職員人事について

2019年12月10日 14時40分56秒 | 仮説関連
2019年12月議会速報 

 市の幹部職員人事について

 菊池議員の質問



 この3年間、4月の行なわれる全員協議会の部長さんとの初顔合わせで、ガラリとまるで全取っ替えのように、部長さんの顔が変わっている印象を受けています。そこで、職員課にしらべていただいたところ、2017年度末は、退職部長は11人中3名。2018年度末は、退職部長は8名、また、今年度、つまり2019年度末は退職者9名となっています。そのなかでも9名中、1年間だけ部長をされた方は6名となっています。

 私は、教員時代、校長をやっていませんから、組織の人事に関しては大きなことはいえる経験は少ないのですが、年長の職員となったときは、学校の軸となる教務主任、生徒指導部長、学年主任などの人事では、校長の相談に乗った経験があります。

 今年度のように、たった1年だけいきなり部長となり退職されていく方が、半数を超えるとなるといろいろと不具合が生じるのではないでしょうか。市長は、それを分かっていて、不慣れな部長さんのカバーをしていると語る市職員OBの方もおられます。それだけ、市長の能力は高いのだと、そのOBは言っておられました。

 しかし、これだけ幹部職員が入れ替わることは 市の長期展望にたった政策立案はできないと危惧しています。多くの方々が年功序列で、部長を経験するのが、円満でいい、という考え方もあります。長期展望にたった幹部人事を行なう方がいい、という考え方もあります。
市長の幹部人事の考え方を伺います。

大塚市長の答弁

 私が市長として部長に求める人材は、ヤマザクラと市民が幸せが咲くまちの実現のために、各部において実行すべき施策を遂行できる人材です。各課業務分担はもとより、市民のニーズに敏速に対応し、各種事業のコスト意識を高く持ち、さらに、さらに組織の活性化を図るなど、様々な能力が求められるものと考えています。このようなことから、幹部人事については、人事評価、人事管理能力、職員の人材育成の観点から総合的に判断した上で、任命しております。

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傍聴案内の効果か?山鳩会員で傍聴席は満席

2019年12月10日 13時57分22秒 | 桜川市議会
 今日は12月議会の初日です。私は、3日間の「傍聴案内」の街宣で、まだ疲れが抜けきれていません。議会にいくと、もう傍聴者の何人かはいらしています。
 「これは3日間、街宣をした効果かかな?」と喜んだのですが、そうではなく、岩瀬地区のボランティア団体「山鳩会」の皆さんでした。
 その中には、「昨日の宣伝カーの声聞こえたよ」との声もあり、まるっきり効果がなかったわけではなかったので、一安心した次第です。

 9月議会から、月例監査報告の読み上げもなくなり、12月議会は提出議案も少ないこともあり、開会行事は20分で終わりました。
 菊池議員の一般質問は10時20分に始まりました。菊池議員の一般質問は1時間近くかかるのですが、今回は「すりあわせを十分したことににより」45分で終わりました。

 午前中はあと1人の予定だったのですが、折角、傍聴者がいるのだからという配慮もあり、飯島洋省議員、軽部徹議員の2名も一般質問をし、12時5分には、散会しました。やはり傍聴者が沢山いるということは、議会に「張り」がでて、いいものです。

 明日は、武井久司議員、林悦子議員、市村香議員、榎戸和也議員の順で、一般質問がおこなわれます。
 持ち時間は1時間ですが、議員により質問時間の長短はあります。

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