教員が「家庭内の不協和音に干渉」するのは本当に難しい。
真壁高校勤務の時代の話である。
女子生徒から、「内のお父さんは、酒癖が悪くて、酔うとお母さんを殴ってしかたない。なんとかやめさせてほしい」という相談を受けた。
家庭訪問して、お母さんにあうと、おでこの毛が抜けるほどで、毛が薄くなっていた。帰ろうとしていた夕方、父親が帰宅した。
私は、お父さんにも、なにか言わずには帰れず、「お母さんがかわいそうじゃないですか」と言って帰った。おとなしいお父さんで、俺のような若造の話でも、「効果があったかな」と思い、帰路についた。
翌日、その生徒にあって、「どうだったと聞いた」
生徒の話は「先生が帰ったあと、もっと、酷くなった」とのことであった。
「なんで、先生なんかに話すんだ」と、お父さんの怒りは、もっと酷くなったのだ。
私は、「ごめんと、謝るしかなかった」
酒乱の人は、普段はおとなしい方が多いと言うことを学んだ、苦い経験です。
真壁高校勤務の時代の話である。
女子生徒から、「内のお父さんは、酒癖が悪くて、酔うとお母さんを殴ってしかたない。なんとかやめさせてほしい」という相談を受けた。
家庭訪問して、お母さんにあうと、おでこの毛が抜けるほどで、毛が薄くなっていた。帰ろうとしていた夕方、父親が帰宅した。
私は、お父さんにも、なにか言わずには帰れず、「お母さんがかわいそうじゃないですか」と言って帰った。おとなしいお父さんで、俺のような若造の話でも、「効果があったかな」と思い、帰路についた。
翌日、その生徒にあって、「どうだったと聞いた」
生徒の話は「先生が帰ったあと、もっと、酷くなった」とのことであった。
「なんで、先生なんかに話すんだ」と、お父さんの怒りは、もっと酷くなったのだ。
私は、「ごめんと、謝るしかなかった」
酒乱の人は、普段はおとなしい方が多いと言うことを学んだ、苦い経験です。