菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

岩手県・陸前高田市長選の戸羽氏3選によせて

2019年02月05日 19時59分42秒 | 地方政治
 岩手県の津波被災地で最大の被害を受けた陸前高田市で、震災後2回目の市長選が3日行なわれました。夜のNHKラジオで、現職がわずか5票差で当選し、3選されたとのニュースが流れました。
 しんぶん赤旗には、日曜日に行なわれる選挙の詳細は、火曜日に、その詳細が報道される。
しんぶん赤旗には、選挙戦の様子を次のように報道しています。
 
 市長選では、復興をやり遂げ、震災8年の苦労をわすれずに誰にでも優しいまちづくりを継続するかどうかが最大の争点となりました。

 戸羽氏は、被災者の最後の1人まで支援をしつつ、震災後に市民がつらい思いをしたからこそ「優しさと笑顔のまちを」「津波伝承館などで全国全世界の人たちを温かく迎えたい」と力説しました。
 紺野陣営(対立候補)は震災後を何も語らず、新庁舎建設など復旧に必要な公共施設を「市には過大で財政負担を招くもの」とゆがめる異常なデマ宣伝や企業締め付けと大量動員体制を徹底。
 これに対して、戸羽陣営は子育て支援の宣伝の対話で訴え抜き、攻撃を打ち破りました。

 選挙結果
 当 戸羽 太 無現 6504票
   紺野由夫 無新 6499票
      (投票率 78・38%)
 注)この陸前高田市には、思い出があります。地震が起きたのは2011年3月11日でしたが、その3ヶ月後に、桜川市の方から、「車検で車を買い換えたから、被災地に車を寄付したい」との申し出をうけ、陸前高田市の共産党議員と連絡をとり、「受け入れ体制ができた」との返事をもらい、6月3日、その車とワンボックスカーに支援物資をいっぱいに積み込んで、陸前高田市の共産党議員(この方は、津波にのみこまれ死亡)の息子さんに渡してきたことがあります。それ以来、陸前高田市の動向には気をつけて見ています。

 それにしても、「5票の差」とは、まさに薄氷の勝利でした。日本の開票は、正確で厳密ですから、異議申立てはないのではないかと思っていますが・・・・。


 

 

 

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