菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

10月議会速報(1)市の財政状況、エアコン設置

2018年10月16日 16時55分49秒 | 桜川市
 
 市議選挙後、初の定例議会が開かれました。今日は、4議員の一般質問が行なわれました。
菊池議員は、一番はじめに一般質問に立ちました。
 菊池議員は、今議会の開会に先立ち、4日間、15時間にわたって、桜川市内全域を、宣伝カーで、議会傍聴を呼びかけました。その効果もあったのか、多くの方の傍聴がありました。傍聴された方々にお礼申し上げます。菊池議員の一般質問とその答弁の要旨を順次、掲載していきます。
 なお、今日の欠席議員は、高田重雄議員です。


「2~3年後に破綻する」の選挙チラシへの見解
 財政課長答弁「3年後の破産はない」
  菊池議員の一般質問・市の財政状況への質問


 菊池議員の質問

 9月2日投票で行なわれた市議選挙で、地方財政アドバイザーを名乗る方らが、「桜川市は2~3年後に財政破綻します」と書いたチラシを、岩瀬、大和、真壁の中心部に、ポスティングしました。発行元がわからない怪文書ではありません。3年後といいますと、私らの任期中のことになります。

 財政破綻といえば、多くの市民は、夕張市のようになると、想像するのではないか。もし3年後に財政破綻となれば、3年後に退職される市職員の退職金にも大きな影響がでると心配もしなければなりません。そのあたりも考えて、このチラシの内容に対する財政課の見解を伺いたい
 
 総務部次長の答弁
 
平成29年度決算における財政健全化指標は、財政破綻した夕張市と比較しても、おおきくかけ離れております。財政調整基金は37億円。標準財政規模に占める割合は、32%です。3年後の破綻はないと考えております。

来年夏には4中学校9小学校、114教室にエアコン設置
 国の補助金は増えるのか


 菊池議員の質問

 9月1日の茨城新聞には、「小中エアコン整備加速」の見出しで、学校へのエアコン設置の状況を報道しています。38市町村が2019年度以降には100%設置見込みとなっています。その他計画中として、日立、常陸太田、那珂、桜川、城里、東海の6自治体があげられています。

 このエアコン設置は、文部科学省が「打ち上げたもの」ではなく、首相官邸が人気取りもかねて、「官邸が打ち上げたもの」です。この国の計画は、どのような内容のものなのか。100%国の責任で設置してくれるものなのか、それともエアコンは負担するが、電源は自治体負担と言うこともあるのではないかと心配しています。国の計画の内容と、それに伴う市のエアコン設置の計画を伺うものです。 

 今回10月議会では、エアコン設置設計委託料として2456万円を計上しております。これは、桃山学園を除く4中学校9小学校全部と考えていいのか。県内の100%達成の市町村でも、学校統廃合を前提にやっているところもあるが、その心配はしなくていいのか。
次に具体的内容を伺います。エアコンの設置数の教室数は、いくつになるのか。学校ごとに示していただきたい。また、その予算はどのくらいと見込んでいるのか。そのうち国からの補助はどのくらいと見込んでいるのか伺います。

 教育部長の答弁

 エアコン設置に対する国の補助は、7月に追加調査がありましたので、政府の対応を注目しているところです。今までの制度で考えると3分の1となっています。
 運用に関する経費は、電気代は市が負担することになります。
 現在のエアコンの設置率は30%です。
 今、来年の夏までに全ての学校にエアコンを整備できるよう準備を進めています。4中学校9小学校で114教室を計画しています。補助額は明確ではありませんが、事業費の総額は3億円を想定しています。

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