菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

2つの竣工式でみた大井川知事の「あやうさ」

2018年09月23日 08時25分33秒 | 地方政治

 今、茨城新聞は「変革、挑戦 大井川知事の1年」と大して3回のシリーズ記事を書いています。今日の主題は「摩擦」です。
 私は、この記事を読んでいて、16日の桜川市と筑西市の2つの病院での竣工式での大井川知事 の来賓ぶりを思い出した。

 さくらがわ地域医療センターでは、隣にいる2人の県議とまったく話もしない。2つの病院が竣工式を迎えるにあたっては、いろいろ紆余曲折があった訳だがそれにはちょっと触れただけで、茨城の医師不足について、延々と語ること、語ること。こんな来賓祝辞であっていいのかな、と感じていました。
 ところが、午後の筑西市では、「桜川市ではしゃべりすぎた」と言い訳をする有様です。私は、桜川市と筑西市の両方に参加していましたから、「何をいいたかったか」わかります。たしかにしゃべりすぎであったのです。ところが、筑西市だけに参加した方は、「キョトン?」としていました。だって、筑西市の方の参加者、はるかに多かったからです。

 もっとびっくりしたのは、筑西市の竣工式です。来賓の筆頭である大井川氏が、式典がはじまっても、来賓席にいなかったのです。「所用でおくれる」とのアナウンスもありません。国会議員のあいさつも終わり、式典が終わる寸前になって、まにあったという具合です。そこで開口一番、「さくらがわ地域医療センターの竣工式では、持論をしゃべりすぎた」というのでは、開いた口が塞がりませんでした。これでは、秘書課の県職員はたいへんだなあと心配した次第です。

 前の知事は、官僚出身の知事らしく、早口で、ぼそぼそと話するだけで、面白みは全くなかったのですが・・・・。
 今日の茨城新聞の見出し「議論好き 反発招く」が気になったもので、書いてみました。



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涙なしには読めなかった故・翁長知事夫人・樹子さんの訴え

2018年09月23日 07時06分42秒 | 国際・政治

 今日のしんぶん赤旗には、「県民を愚弄する日本政府に負ける訳にはいかない」との見出しで、故・翁長知事夫人・樹子さんの訴えが載っています。全文を紹介します。

 泣かずにしゃべれる自信がありません。本当にたくさんの方に支えていただいて必死に頑張りましたが、(翁長雄志は)8月8日に急逝いたしました。一月半になります。頭の中では理解しているつもりなのに、心がなかなか追いつきません。洗濯物を畳んでいるだとか、ご飯をだしたときに突然「あっそうだパパ」って頭を上げちゃうんですよね。
 そうしたら遺影の翁長がいつも笑っているの。「ばかだなあ君は」って言って。翁長が恋しいです。あの笑顔がもう一度見たい。あの笑い声がもう一度聞きたい。でも、かなわない。

 今度の選挙は正直言って翁長がいつも言っていたように、みな同じウチナーンチュ(沖縄の人)だから、みんな一生懸命考えてみんなが出した結論がもうそういうことなんだということで、私は今回は、本当に静かに皆さん県民の一人ひとりの方が出す結論を待とうと思っていました。

 ところが、日本政府の方がなさることがあまりにもひどいから、たった140万人の(日本の)1%しかない沖縄県民に「オールジャパン」と称して、政府の権力をすべて行使して、私たち沖縄県民を愚弄するように押しつぶそうとする。何ですかこれは。

 こんなふうに出てくるというのは正直、とても躊躇しました。でももう、何だか翁長が「もう仕方がないな、みんなで頑張らないといけないから君も一緒になって頑張っておいで」と言ってくれたような気がして、今日はこの場に立っております。

 この沖縄は翁長が心の底から愛して、140万県民を愛して、140万県民を本当に命がけで守ろうとした沖縄です。(日本政府は)県民の心に1ミリも寄り添おうとしない。申し訳ないけど、私は譲りたくはありません。いまデニーさんの話を聞いて、よかった、うちの人の心をデニーさんが次いでくれているんだと思うと涙が止まりません。

 残り一週間です。簡単には勝てない。それでも簡単には負けない。翁長がずっと言っていた、私たちウチナーンチュの心の中をすべてさらけ出してでも、マグマを噴き出させてでも、必ず勝利を勝ちとりましょう、みなさん。頑張りましょうね。ぬちかじり(命のかぎり)。ぬちかぎりですよ。よろしくお願いします。


 

 

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