3つめの行事は、真壁伝承館で行なわれた「日本の再生と自然エネルギー」をみて、さらに講演を聞くことでした。
午後1時30分からはじまっていました。映画は前もって、見ていたので、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISE)所長。飯田哲也さんの話を聞きたかったのです。
もちろん、映画も良かったのですが、これだけの映画を作った方ですから、講演内容も上々です。特に、出だしから、今の技術進歩のスピードは恐ろしく速く、1年前の科学は「考古学」に匹敵する。この話には「目からウロコ」の思い出聞きました。
今までは、化石燃料は枯渇するのではないか、そのときはどうなるかの心配ばかりの話でした。今、アラブの産油国では、石油が使われなくなったら、再生エネルギーの時代になったら、石油は売れなくなるという心配をしているという話を聞いたことがあるが、それが現実になりつつあるのというのである。なぜなら、あと、10年以内に、再生エネルギー(自然エネルギー=太陽光発電+風力発電)が、化石燃料発電を上回ってくるというのです。
原発の話は、世界では「過去の話」になりつつあるのです。しかし、日本だけは、「ガラパゴス」のように、過去の話にとらわれているというのです。
10年前のスーパーコンピュターの技術が、今は手のひらのスマホに集約されている。それだけ、科学の進歩は日進月歩であるという。最新のデータに接して勉強することの重要性を再認識した次第です。
久しぶりに、ワクワクする刺激をもらった講演です。