菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「穴開き避妊具を配っては」と質問した議員がいたとはー愛知県新城市議会

2017年12月30日 09時38分52秒 | 地方政治

 私の議会活動に必須の雑誌に、「議会と自治体(日本共産党中央委員会発行、780円)」があります。
 私も、ここには何回か書かせてもらったいますので、よく読んでいます。

 「私のブロッグ・ツイッター」欄に、愛知県新城市の浅尾議員の記事にはびっくりさせられましたの紹介しておきます。

 2014年の6月議会で、ある保守系議員の質問。(インターネットで、新城市「穴開き避妊具」で検索するとヒットします)

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 保守系議員
   新市が誕生10年たつが、少子化が進んでいる。少子化対策に穴の開いたコンドームを配ってはどうか。

 企画部長
   私も、すぐ理解ができる方ですが、そんなことができたらいいとは思いますが、なかなか市としてもそれができるということは、若干、あの 難しいものですから・・・・・

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 このやり取りを、共産党の浅尾議員がブログに書いたところ、市民からは、怒りの声が殺到し、議長は質問を削除し、当該議員も謝罪したとのことです。ここまでは、だれでも普通に、予測できることです。

 ところが、議会は、「議会での発言規制」に向かわず、「浅尾議員のブログ規制」の方向に向かってきたというのです。

  「議会内の問題をネットに書くのはいかがなものか」

  「ネットに書く前に文章内容のチェックが必要だ」

  遂には、議長が「ブログ規制が必要だ」とまで発言するようになったとのことです。

 しかし、この発言は、全国から激しい怒りの声を呼び起こし、新城市議会は、議員個人のブログ規制を強行することはできなくなりました。

 当たり前と言えば当たり前ですが・・・・・・・・・・。

 私が、この保守系議員の発言を読んでみても、まるで、「居酒屋での呑兵衛親父の助べえ話をえんえんと続けさせている議長の議事の進め方」また、「この助べえ話に付き合って答弁している企画部長」さらには、「この一般質問を受け付けた議会事務局」の3者に責任があるとしか思えません。

 私がそこにいたら、「議長、暫時休憩」を求めているでしょうね。





 

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