昨晩は、2つの大きなニュースが駆け巡った。愛媛・伊方原発運転差し止めと沖縄・米軍ヘリ窓校庭落下である。
私は、今朝の新聞は、どちらを大きく取り上げるか、仮説を立てていた。
全国の影響力では、「伊方原発差し止め」の方だろう。しかし、沖縄の「ヘリの窓落下」もとんでもない事件である。
予想通り、しんぶん赤旗と東京新聞は、同じ見出しとなった。
私は、まさか、高裁の段階で、仮処分とはいえ、原発運転差し止めの判決がでるとは予想だにしていなかった。
判決の骨子は3点である。
1、四国電力は2018年9月30日まで、伊方原発3号機を運転してはならない。
2、火山の影響による危険性を除けば、新規制基準は合理的。
3、四国電力の調査では、約9万年前の阿蘇の噴火で火砕流が到達した可能性が十分小さいとは評価できず、立地は認められない。
4、火山の影響による危険性について、伊方原発が新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は不合理で、生命身体に対する具体的棄権の存在が推定される。
沖縄で起きた事件は、ヘリの窓枠と言っても、「重さ7キロ」もあるとのことで、直撃されたら死者がでていたという代物です。
これで、アメリカ軍にきちんと文句が言えない、安倍首相は、どこの国の総理大臣かと言いたい。早く、総理大臣を辞めさせるためにも、頑張るしかない。