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シャント決定

今日は脳神経外科受診の日。2月にMRIを撮った結果を踏まえての治療方針の決定を、ひろ君が生まれてからずっと見て頂いている執刀医の先生からお話して下さるということで、パパ、ママも一緒に病院へ。
病院へはAM8:30前には受付したものの、とても混んでいて診察開始から2時間待っての診察だった。
生まれた時のMRIから、去年6月の瘤内塞栓術後、そして去った2月に撮った写真を並べて見せてくれた。塞栓術後と去った2月の写真は脳室の大きさに変化は見られなかったが、生まれた時の写真と比べると、脳室が小さくなっているし脳室の周りにある脳も厚みが出ていて、溝も深くなっているのが素人でもはっきり分かる。でも脳室はまだまだ大きい。
先生のお話では、「ガレン静脈瘤はMRIに写らないほど小さくなっているので、追加の塞栓術をしても脳室が小さくなることはないでしょう。それよりシャントをすることで脳室が小さくなり、発達が進む可能性がある。同年齢の子と比べてまだまだ追いつけないのなら、脳室-腹腔シャントをした方が良いのではないか。」とのことだった。
この先生が次年度から異動になるとのことで、シャント術の執刀は若手の先生がするとのお話だったが、どうせシャントをするならまだ先生がいる間にお願いした方が安心出来るので、即シャントに承諾した。手術は4月17日に決定!
「急激な圧の変化は、脳の周りに水が溜まりやすくなるので、圧可変式バルブを使用し少しずつ適正な圧に変えていきます。なので身体への急激な負担は無い。術後1週間~10日間は入院。自宅療養は考えなくて良いが、暫くは圧を診るために通院は頻繁にしてもらうかもしれません。」とのお話だった。
手術により出来る傷は頭に穴、首に小さな傷、お腹に5CM程度の傷の3ヶ所。感染症防止の為に頭は丸刈りにするとのことだった。

また、一度、静脈瘤を診るために血管造影検査をした方が良いが、全身麻酔を何回もするより、シャントの時に、血管造影した方が良いかもしれないね」とのお話もあった。

ひろ君、シャントすることで、今の発達に加速が付いてくれるかな。是非そうであって欲しい。

写真:お兄ちゃんの手作りゲームで遊ぶひろ君
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
こんばんは (ハォママ)
2008-03-20 00:34:00
ひろ君シャント手術が決まったんですね。
以前、お世話になってる助産師さんに
シャントは希望だよ、と言われた事があります。
小さな体に手術・・・心配も尽きないと思います。。
手術もその先もうまくいきますように。
ひろ君、ご家族の皆さんもファイトです(力)
ひろ君ママさんは 私から見るととても強いなと思います。
 
 
 
ありがとう (ひろ君ママ)
2008-03-20 11:08:38
ハォママさん、こんにちは。
私は全然強くないです。シャントをすると決めてから、不安だらけで心がすっきりしません。
頭にバルブの膨らみが残るのだろうなー、皮膚の下を通っている管は皮膚の薄い首などでは直ぐに分かるのだろうなー、感染は大丈夫なのか、保育園生活は大丈夫か、シャントをしても発達が今とそう変わらないのでは無いか等etc…。
でも、ハォママさんの言うとおりですよね。
シャントは”希望”、何もせずにいるより希望に掛けた方が良い!
 
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