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退院後初のPT

 今日は約2ヶ月ぶりのセンターでのPTの訓練だった。

ひろ君、今日も朝食を食べ終わった後、正午までずっと寝ていて、昼食後もすぐに寝入った。
食事を摂るだけで疲れてしまうひろ君、はたして訓練は…。

「脳出血後なので軽めにしましょう」と理学療法士さん。
入念にストレッチをして、立位、立ち上がり、歩行はほんの数歩だけだった。
ひろ君を後ろから支えて体重移動を助けてあげると自ら足を前に出すことが出来るのだが、「体重移動の練習なので」と前から両手つなぎで歩かせようとしたので、足が前に出なかった。
「右上下肢の緊張も以前より強くなっているので、右がかなり重く感じていると思います。座位をとるときも右側は感覚がにぶく体重を乗せるのが怖いのだと思います。右側に体重をかけても大丈夫なんだという感覚を訓練で少しずつ取り戻させていきましょう」と理学療法士さん。
ひろ君、眠たいながらもなんとか頑張りました。

訓練が終わってから訓練診察を受けた。
腱反射のチェックで、「右手足のクローヌス、以前からあったが以前より強くなっている。左手足も少し緊張がある。左足は、足首はでていないが膝のクローヌスが出ている。クローヌスは筋肉では無く神経の問題なので訓練で良くなるものではない。上手に付き合っていきましょう」との説明を受けた。

3ヶ月毎のリハビリテーション実施計画書が出ていたのでその説明も受けた。
その内容は、
 右片麻痺で下肢は筋出力の乏しさと支持性の低さから内反へとバランスを崩し易い。重心移動もやや困難で、下肢の振り出しもスムーズではない。しかし、左上肢を拳上させて介助歩行促すと体幹が伸び、下肢が振り上げ易くなり、歩行が行い易くなる。リハでは体幹の抗重力伸展と左右の重心移動、右下肢抹消の内反尖足へのストレッチを行っている。介助歩行時の下肢の引っ掛かり減少、振り出しが行い易くなるよう取り組んで行く。
訓練頻度:PT 週1回、OT 月1回

ひろ君の入院前の状態での計画書なので今の状態とはかなり違っているが、頑張り屋のひろ君なのできっと歩けるようになってくれるだろう。これまで何度も脳出血で歩けなくなっては歩けるようになってきたのだから。

訓練でそうとう疲れたかな~と思いきや、帰りの車の中でも寝入らず、帰宅しても寝入らず、夕食は何と食卓で椅子に座って食べることが出来た(首が倒れてしまうので椅子に座れなかった)。しかも完食
声も出た

ひろ君、生活に刺激があった方が元気になれるね
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