飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報

2013-11-22 07:30:14 | 佐鳥新の教授&社長日記

■米国の高校生・大学生が開発した超小型人工衛星、「ミノタウロスI」ロケットで宇宙へ

現地時間11月19日19時30分、米航空宇宙局(NASA)の「超小型人工衛星教育打ち上げミッション」のキューブサット11基が、「ミノタウロスI」ロケットによりワロップス飛行施設(バージニア州)から打ち上げられたと発表した。

今回のミッションは大学9校と高校1校(すべて米国)の研究チームが参加した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000135-rps-ind

 

■NASA 火星探査機『MAVEN』打ち上げ成功

NASAの火星探査機『MAVEN』は、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からアトラスVロケットでの打ち上げに成功した。

火星を周回して上層大気を探査するMAVEN(Mars Atmosphere and Volatile Evolution:メイヴン)は、NASAのゴダード宇宙飛行センターが主導し、ロッキード・マーチンが製造した探査機。火星の大気から揮発性の物質が失われた経緯や太陽から来る荷電粒子「太陽風」が火星に及ぼした影響を調べる。

http://response.jp/article/2013/11/19/211004.html

 

■インド宇宙産業、低コストを売りに世界市場へ

アジア諸国初の火星到達を目指す試みを通して、インドが低コスト惑星間飛行の新基準を打ち立て、3000億ドル(約30兆円)規模とされる世界の宇宙開発市場に切り込むための絶好の足場を築いていると、専門家らが注目している。

宇宙関連ミッションとして記録的に安い7300万ドル(約72億円)しかかかっていない事実は「世界の目を見張らせている」と、インド初の民間宇宙ベンチャー企業「アースツーオービット(Earth2Orbit)」の共同創業者ススミタ・モハンティ(Susmita Mohanty)最高経営責任者(CEO)は語る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000032-jij_afp-sctch

 

■オービタル・サイエンシズ ミノタウロス1ロケットで同時に29機の衛星を打ち上げ

ORS-3(Operationally Responsive Space-3)衛星は、開発決定から打ち上げて軌道上で作動するまで24カ月以内と、短い所要時間で人工衛星を配備し、軍事作戦や軌道上の物体監視などに利用するプログラムの小型実証衛星。同プログラムの3機目の実証衛星となり、高度500キロメートル、軌道傾斜角40.5度の円軌道に打ち上げられる。衛星の開発はボール・エアロスペース社が担当。

ORS-3の打ち上げと同時に、28機のキューブサット(超小型衛星)が打ち上げられる。多数の相乗り小型衛星を安全に軌道上に展開することも今回の打ち上げミッションの目的のひとつ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000025-rps-ind