さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

なないろ山のひみつ

2007-11-15 10:40:37 | Weblog
ゾロリを読んで、もちろんゾロリも面白かったんだけど
違う本にも挑戦してみたいと思っていた様子のこざる。

だけど、どんな本が面白いのか、選び方が分からなかったみたい。
「どうやったら面白い本がわかるのか」と質問されたので
「面白い本かどうかは読んでみないとわからないよ」と言ってやる。
あらすじが気に入って買ったけど失敗だった本もあれば
好きな作家だから大丈夫と思って買って失敗のものもある。
逆に期待していなくてすごく良かった本もあるし。
読んでいく中で「こんなジャンルがいい」とか「この人の本が好き」
っていうのがわかるわけで、最初はどんなのがいいか、
みんな知ってるわけじゃないんだということを伝えた。
だから私が面白い本がこざるも面白いわけじゃないし、ということも
付け加えておく。

アリオの丸善に行った時に、たまたま林明子さんの本が平積みされていて
「きょうはなんのひ」とか「まほうのえのぐ」とかうちにある絵本が
並んでいる中にこの本をみつけたこざる。
たまたま表紙の絵の女の子が「まほうのえのぐ」に出てくる「よしみ」に
そっくりだったこともあって、興味をもった様子。
手にとって一緒に中をみたら、字の大きさそのものは小さすぎず、
ゾロリくらいなもの。こざるはポケット版ゾロリだから、それよりも勿論
字は大きい。ただね、挿絵が圧倒的に少ないよね、ゾロリと比べたら。
でも時々、林明子さんの優しい絵が出てくると「きれいな絵だよね」と
嬉しそうに挿絵ばかりをたどる。
まあ、まだかなり絵本に近い本じゃないと読まないだろうな~と
思っていると、目次を今度は確認して、それぞれの章のタイトルから
吟味をし始める。厚さも確認、1章の長さも確認。
見ていると「あ、自分で読めるか確認してるんだな」
ということがよくわかった。

「読めそうな感じだし、面白そうかな」言うものの、まだ確信はもてない様子。
私も別にすぐ買う気もなかったので、その場はそこでおしまい。

それからもかなりこの本のことを気にしていて
こざるの気持ちも変わらずにいたので、結局買ってみた。

2日で読破
それなりに字も大きいし、当たり前なんだけどさ。

それでも自分でいわゆる「普通の本」を読めたという達成感だけは
ものすごくある様子。
今度はどんな本がいいかな~と言っていたので
自分で読めそうなものを考えて、無理はしないことだけを伝えた。
今、スーパー銭湯とコーチャンフォーに一番行きたいらしい。
スーパー銭湯とコーチャンフォーね
その2施設の関連はまったくないけどね
あ、べびざるもコーチャンフォーに行きたいって。
彼の場合は勿論ミスド狙いだけどね。