さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

50歳に向けた準備

2019-11-12 20:59:31 | Weblog
来年春から、とある資格取得に向けて学校で勉強することにして
退路を断つために申し込みを完了させた。

数年前から「お金がたまったら大学院に行こう」と思っていて
働いてから少しずつお金を貯めて、1年分の学費と入学金はなんとかなり、
あとはもう1年分の授業料だな、50歳前に通えるかも!」と思っていたんだけど
上司と人事考課の面談をしたときにいろいろな話をして、
結局ここは今から資格を取るための勉強をしに行ったほうが仕事にも直結するし
給与も上がるし、転職するとしてもしやすくなるし、と思い、
サボさんとその後のキャリア形成についても話をして、
方向転換して、資格取得のための勉強をすることに結論した。

そのままスムーズにいけば40代のうちに資格が取得できるので、仕事をしながら
今度は放送大学以上に大変な勉強になっちゃうんだけど、がんばってみようかと思った。

大学院に行くお金はそっちにスライドされちゃうわけだけど、
幸いなことに、雇用保険入って何年も経過しているから、教育訓練給付金制度が利用できて
ちゃんと勉強したら最終的には授業料の半分が戻ってくることになってるのよね。

ちょっと年はとっちゃうけれど、また大学院に行くために頑張ればいいな、とも。
50歳を超えると記憶力など極端に下がると上司が言っていたので怖いんだけど
ステップアップのために頑張らねば。なんせ人生100年時代だもの。

今の仕事にもう少し早くついていたら状況は変わったと思うんだけど
なんせ自分には全く向かない仕事だと思っていたのでキャリアのスタートはかなり遅い。
もう10年若ければ、といつも思うんだけど、子育てに集中していた時期もあるし
子どもたちの受験に集中したかったりということもあるし、
何より自分自身の性格的に、あっちもこっちも頑張ろうとすると自分の首を絞めてしまうので
ある程度子どもたちが自分で自分のことをできるようになってから
本格的な社会復帰をすることに決断したというのもある。

40歳過ぎてからのキャリアの再構築、しかも全く経験ない分野で。
ママ友にも「40過ぎてからよくフルタイムで働く気になるよね」と言われる。
経済的な面を考えても、二人が大学生になるときに備えたかったというのもあるし
PTA活動などが、子どもたちの卒業とともになくなって、社会との接点がなくなるし
やりがいを他に求めたい、自分の自由になるお金も欲しいとかいろんな理由があって
大変なこともあったけど、やっぱり社会に出てよかったと今も思う。
特に去年の高校と大学受験が重なった1年は、主婦やっていたら絶対イライラしたり
どんよりしたり精神的に不健康だったと思う。
ある程度外に出て気持ちを別のところに向けていたのは体は疲れるけど
精神的には健康だったので、やっぱり仕事しててよかったな、とつくづく思う。

だからここから先はもう少し自分のために時間を割く、自分にベクトルを向けようと
思うのよね。

来春から三度目の学生生活スタート。
おお、脳みそよ、ちゃんと動いてくれますように…





ナイツ独演会「エルやエスの必需品」に行く。

2019-11-11 17:51:55 | Weblog
昨日は、ナイツ独演会に初参戦してきた。
やはり「言い訳」あの本が売れたからってこともあるのか、
私は後ろの方の席だったんだけど、辺りは初めて来たという人が多かった。

漫才を見に行く、というのは札幌にいて周りと話をしていても
なかなかないことで、歌舞伎行ったとか落語みたとかいう同世代もあまりなく
その中でなんで漫才なの?と言われたりもするけれど、
いやいや、やはりテレビで見るのと生で見るのとは全然違うね。

エレカシもCDで聴くのはもちろんいいんだけど、ライブの臨場感だったり
一瞬一瞬の独特の空気感が違うのよね。
同じことは今回の独演会でも感じたことで、お客さんの様子を見ながらのやりとりや
掛け合いなど、本当に絶妙な感じだったわね。

しかも絶対テレビでやったら放送事故になるだろうな、というようなネタも
ライブだとどんどんやっちゃうわけで、やっぱりこういうところを見ても
舞台に上がること、ライブを重視するというアーティストが多いのはわかるね。

とにかく面白かった。漫才ネタだけでなく、途中でVTRが入ったりして
それもまた趣向を凝らした感じでよろしく。
時事ネタも盛りだくさん、やはりナイツは最高だな、と改めて思う。

是非とも来年も札幌に来てもらって、そのときはサボさんと一緒に見に行きたいわ。

2回目実テの結果

2019-11-05 21:31:52 | 150位からの札南ライフ
先週だったか、2回目の実力テストの結果が戻ってきた。
国語だけが学年半分を越していたが、数学と英語については
半分を切っている状態だった。で学年順位としては170位なので、結局のところ
学年の半分からちょい上、ちょい下のあたりをうろついている感じ。

コナンは数学が飛びぬけて出来ていて他の科目のできなさを穴埋めしてさらに
おつりがちょっと来るような感じだったんだけれど、
エナリに関しては得意科目が一つもなく、どれも半分くらいという感じ。
大きく失敗することもないけれど、大きく他を引っ張っていく科目もない。

うーん、本人は数学がわかってきた、と毎度言っているけれど、
見ている限りではコナンのような数学の力は最後までつかなさそう。
数学的なひらめきがない感じだもんね。それなら英語をガリガリやって
最終的な得点源にしてもらえないだろうか、と思うが、ご本人の気持ちはよくわからず。

2週間くらい前に担任の先生と面談をしたらしく、2年次の社会は最初日本史で
登録をしていたんだけれど、やっぱり地理に変えたいとかなんとか言ってて
結局それを伝えた模様。あと、理系で工学部の建築系を志望していて
北大か東京都立大学(今の首都大東京)を考えているとかいう話をしたらしい。
なんで東京都立なのか微妙だったりはするけど。
なんで東京出るのに、八王子に住もうと思うのかね。
担任からはそこまで見えているなら、あとは勉強時間を確保しないとね、というような
ことをアドバイスされたらしい。そうよね、圧倒的に勉強量少ないと思うわエナリくん。

今見る限りでは大学生になったコナンの方が勉強していると思うもの。
化学や物理の実験が毎週あってどえらい量のレポートを毎週こなしていると思えば
語学のエッセイの宿題やらプレゼンテーションの宿題があったり、
プログラミングやっていたりと、とにかく忙しそう。

エナリはいつか勉強しなくちゃ、と気が付くのだろうか。
今週末は進研模試、今月末には定期テスト…


「悪寒」読了

2019-11-04 21:51:45 | さるみみ文庫2019
「代償」の伊岡瞬作品。
「代償」は本当に具合悪くなるくらい「嫌な奴」が出てきてウンザリもしたんだけど
なんかそうでありつつも圧倒的に押し切る感がすごい作品だったので他の作品も
読みたいな、と思ってたのよね。本屋で並んでいたこの本を読もうと買って、
先にサボさんが読んだんだけど「すっごく面白かった」と読む前から期待を持たせる感じ。

で、読んでみて。
まあ設定としてはなかなか面白かったんだけど、
またいつもの私の癖で、登場人物の「動機」に無理があるんじゃないかとか
結構掘り下げて考えちゃうから途中から冷静になっちゃって、
最後の方はものすごく「ふーん」って感じで読み終わってしまった。
サボさんに「どうだった?」って聞かれて、「面白かったといえば面白かったけど」
的な感想を伝えて、サボさんに「動機の部分どう思った?」って聞くと
やっぱりちょっとそこは気になったようなんだけど、私ほど気にならずに楽しめた様子。
あまり書くとネタバレになってしまうので、ここでやめておくけど
代償の方が私は好きだったかな。

他にも伊岡作品はまだまだあるので、ちょっと発掘していきたわ

「台所のおと」読了

2019-11-03 21:31:29 | さるみみ文庫2019
幸田文の作品。
私は「おとうと」しか読んだことないんだけど、なんか久々に読んでみたくなってね。
書かれた時代も今とは全然違うけど、同じ日本語なのに、やっぱりなんか違うな、と。
丁寧に暮らしている人の様子が短編の至るところから感じられたわね。

私はこの中の「草履」とか「食欲」とかが好きだったんだけど
この時代に生きた女性が現代の女性の生き方を見るとどう思うんだろうな、
なんてことを途中考えたりなんかして。

ここのところ色々と仕事で思うところもあったりして
自分のキャリア形成についてだったり、女性はどう生きるのが無理がないのかとか
まあ、あとは今まではコナンだったりエナリの進路の話が自分の興味の対象だったけど
今は割と自分にベクトル向いているっていうこともあって
なんかバランスをとるために幸田文という選択だったのかな、と思う面も。

そういう意味では単純に読書していただけでなく、なんかいろいろと考えながら
読んでいた感じなので、読み終わったばかりなのに、忘れているお話も多かったり(汗)

ちょっとお腹やすめ、というか脳みそやすめの1冊でしたとさ。