もうすぐ新年度ということで、コナンもエナリも塾の選抜試験がやってくる。
コナンの場合個別指導塾なので、選抜試験、といってもクラスが変わるわけでなく
ただ使うテキストがレベルの高いものになるか標準用かの違いを判断するために
そのテストは用いられるだけ。気はラクといえばラク。
でも集団塾に通わせているエナリの場合は、ちゃんと上のクラスと分けられる。
エナリが塾から模擬テスト的なプリントをもらってきたので
早速その算数をやらせてみた。表裏に問題がある1枚もので、
表面68点分は全て基本的な計算問題。
やらせてみたら60点で、まあ基本は定着してるのかな?と思いつつ裏面へ。
ところが、裏面32点分のうち、できたのはたったの2問、8点分
うーん、どうなの?
1問これは絶対エナリには解けないだろうな、という問題があったので
本人にも「これはできなくていいから」と言ったんだけど、それを抜いて96点満点としても
68点か~。うーん、微妙すぎる。
やっぱり公文の影響なのか図形問題がことごとくできていなかった。
図形の面積を求める問題や図形の角度を求める問題なんかは、どの図形に着目するか、
どの図形からどの図形の面積を引けばいいとか、
どの角度とどの角度が同じなのか、どの角とどの角を足せばどこになるかとか
ちょっと変わった図形になると途端に「見えなく」なってしまう。
図形の得意な子は「図形が見える」し、苦手な子は「見えない」
男の子は女の子よりブロックや積み木遊びをたくさんしているから
図形が見える子が多いんだ、的なことも聞いたことある。
けど、我が家の場合はブロック遊び大好きで、しかも得意だったエナリの方が全然見えてない…
積み木やブロックとは関係ないのか?
私自身算数も数学も苦手だったんだけど、それと同じにおいを感じるね、エナリには。
とにかくセンスがないのだよ、数的センス全般がね。
コナンは困っていたエナリに「こういう問題は相似を使って考えればいいんだよ」って
相似を教えようとしていたんだけど、それ自体無理。
コナンは5年の時に塾で相似を習って「なんてすばらしいんだ」と感動したのだと。
しばらく図形問題は相似を使ってたって熱く語ってたんだけど、
相似の意味はなんとか理解しても、相似な図形が見つけられないエナリ。
「コナン、それはやっぱり今のエナリには無理だと思う」って言ったんだけど
「いや、ここで覚えるんだって。絶対有利だから」とひかない。
やっぱりエナリは混乱したので、コナンを止めて私が教えて。
でも横で見ていたコナンは「計算する回数が多くなるからミスが増える!」って相変わらず不満そう。
これを見たときに、やっぱり私はエナリを今まで自由にさせてきたけど
本当にそれでよかったんだろうかと後悔したね。
もっと早くからきちんと勉強させておくべきだったんじゃないのか?
いや、それはポテンシャルの問題で早くからやっても意味なかったか?
そんなことはない、やればやった分だけ伸びただろうし…
同じ所をぐるぐる回る感じ…
なんかこの先もエナリは算数や数学に困る子になりそうだ。いたたた。