コナン旅立ちの日

コナンが明日出発する。

月曜日に箱を送って、彼の部屋にどんどんエナリの物が搬入され、
同時にサボさんの荷物も箱詰めされてダンボール箱だらけの我が家に。

そんな雑然とした中にあって、いよいよ明日はコナンが旅立ち。
高校を卒業したら家を出ていくものだと言い続けて十数年。
家を出ていくその日が来るわけで。

おお、私、そこまで頑張って育てたか！と思うし、
おお、コナンよ、これから自分で楽しいことも苦しいこともたくさん経験して
社会の中で育って行けよ、とも思うし、
彼のこれから開けている果てしない未来にうらやましさも感じたり。
でも、コナンがいなくなることでのさみしさは、はっきり言ってあまりない。

これが男の子を育てているということなのかしらね。
最初から、どんなにかわいいと思っても早めに家から出さなくては！と思っていた分
気持ち的な区切りというのをあえてつけなくてもいいのか。
それとも日々本当に必死に全力で育ててきた分、後悔とかもなく清々しいのか。
わからないけれど、ある種の達成感がある。

一方のコナンは、やはり不安が９割ほど。
他にも親元を離れて暮らす仲間が沢山いるわけだけれど、
彼らと横でつながっている分、気持ちの吐露はしやすいわけだけれど
最終的には誰でも一人だから、そうしたときにこの先うまくやっていけるのか不安はあるだろうね。
コナン自身、ここで家を出て外の世界に行った方が、この先の人生のためには
間違いなくいいはずだと思っている、みたいな話をしていたので
不安はありつつも前に進むことの大切さみたいなことは感じていて、
なんとかその不安と折り合いをつけようとしていることは私にも伝わってくる。

まあ、この先もう４人で食卓を囲む、なんてことは帰省時しかないだろう。
元気で頑張れよ、コナン。

母がダウン。

週末、私ダウンしてた。

先週の中ごろから鼻かぜになったな、咳もちょっと出始めて喉痛いな…
なんてことを気にしつつも栄養ドリンクで薬を流し込んで、祝日も仕事していたのだけれど
ついに土曜の夜に、突然激しい嘔吐と下痢に見舞われ、夜中にトイレを何往復したことか。
もう、トイレでそのまま眠れるんじゃないかと思うほど、
そして血液以外の体の中の水分が全部出尽くしたのではないかと思うほど空っぽになって
つまりはかるく脱水症状になっていた感じ。
そこで案の定熱が出て、起きれないのでＯＳ－１をサボさんに買ってきてもらい、
ちびちび、ちびちびと吐き気を誘発させないように少しずつ飲んで、
水枕で頭を冷やし、ほぼ一日中ベッドから出ない状況。
食欲もなく。

風邪のあらゆる症状がこのときをめがけて一気にオールスターキャストか！という感じで出現。

横になりながら、すごい確率だな～と感心して日曜日は何もできずに終わりましたとさ。

コナンが引っ越しする前の最後の週末で箱詰めした荷物を最終確認して
郵便局に持ち込む予定だったのに、それもできず、結局月曜に集荷に来てもらい、
私はサックスを休み、家の中をだるだるの状態で片づけながら、
火曜日から出勤…

咳もおさまり、鼻水もちょっと残る程度なのだけれど、
なんか胃腸の調子が今一つ。

なんとかコナンの荷物は送ることに成功したものの、コナンのお引越しに行けるのだろうか。
サボさんの引っ越しに関しても、もうサボさん本人にまかせっきり。
だって休めないのだから仕方ない。

明日も明後日もずっと仕事。胃腸の調子は相変わらずイマイチなんだけど、
とりあえず乗り切らねば。社会人はつらいよ～。

10万単位で貯金が減り続ける今日この頃。

わかってはいたことだけれど。。

出費の勢いがものすごい。

コナンの合格発表があって、入学金と大学生協加入やらなんやらで３８万円ほど飛び、
入寮一時金で１１万くらい飛び、
新生活のためにいろいろ買い揃えるものがあって、それらに７万くらい飛び、
引っ越しに伴う移動のために飛行機とホテル予約して、それが二人で１０万ほど飛び…
たぶん、コナンが現地に引っ越しして生活してみたらやっぱり自転車がいるんじゃないかとか
必要なものも生活してから気づくこととかあると思うから、そこにも５万くらい軽く飛ぶだろうし…

学資保険の満期金が来月入金される予定なんだけど、首を長くして待ってるわ、ホントに。

これから当然エナリの高校入学に伴って、教科書やらＰＴＡ入会うんぬんやら
そっちも結構出費もあるわけで、
さらにさらに、今年はサボさんの転勤で必要なものを買い足す必要もあるので
ホントにエナリが私立高校になっていたら、我が家は財政再建団体になっていただろう。

危なかった…

大学の前期授業料が５月に引き落としになるみたいだから、そこでも２８万円超どかーんと来る予定。

わははは。もう笑うしかない。

得点開示

エナリが今日、得点開示に行ってきた結果が以下の通り。

国語　45点
数学　52点
社会　57点
理科　49点
英語　59点
合計262点。

ということは。当日点＋内申点は571点だったことになる。

ちなみに、エナリのクラスで今日追加合格の連絡が来た子、
当日点が255点だったことが判明したらしい。
内申点は305じゃなかったかな？という話で、そこは不確かなんだけど
足して見ると560点になるわね。
このあたりが合否の分かれ目だったのかもしれないわね。

まあそれはいいとして、私が聞いていたエナリの自己採点では
国語　52点
数学　57点
社会　57点
理科　50点前後（解答残してない部分があったので）
英語　60点
合計276点

悲観的自己採点バージョンだと確かに国語が45点、理科も45点だったけど、
数学、違い過ぎやしませんかね。
悲観バージョンも264点。でも実際は262点。

まあ300位くらいから少しずつ上げて行こうかね、エナリ。

彼の志望は北大なので、目安としては最低、南の真ん中を狙うことかな。
あ、でも学部によってはもうちょっと上が必要になるか。
でも南の校内ＳＳ50を目指して頑張ってもらおうかしら。
早速「よんほ」と英語の宿題取りかかってるところ。
いつまで続くかな。

なんで私が南高に？（パクリか）

本日は、公立高校の合格発表の日。
我が家の「大誤算」という称号までついていたエナリくんが、
なんと、なんと、南高に合格してたわよ！！


こんなこともあるのかと…

直前、最終の道コンで南高合格確率55％とか出ちゃってた人が、
320人の中に無事に入ってたわよ。驚愕。

今日はエナリはお友達と一緒に発表を見に行って、私は自転車で直接向かったんだけど、
ちょっと遅れちゃったもんだから、到着したら肝心のエナリがいなかった（爆）

速攻で手続きの書類をもらって帰宅の途についていた、という「すれ違い伝説」
せっかく合格発表板の前で写真撮ろうと思っていたのに、残念。

ということで板の写真だけ残してみた。
エナリの番号もここにありましたわよ。

ホッと一息ついて早速銀行に出向いて授業料口座振替手続きと収入証紙購入、
あれこれ書類を記入して、明日エナリが開示に行くというので事務室へ提出してもらう予定。

約束通り、スマホ購入にも行ってきた。

エナリのクラスの子が一人落ちたようで、できる子だっただけにエナリも驚いていたのだが。
明日の得点開示で首の皮１枚のギリギリでの合格だったのかとかが判明するわね。

とりあえず、みなさん入学式で会いましょう！

エナリ中学校卒業！

今日はエナリの中学校卒業式だった。
コナンの高校卒業式よりも寒かったけど、荒天にならずによかったわね。

中学校の卒業式と言えば、３年前のモル中卒業式。
あのときと比較して全然規模感が違って、３年生の人数だけでもあの時の２倍以上
ということは、３学年合わせたら２.５倍くらいの人数がいたと思われ。
全体合唱でも迫力はすごいものだった。

クラスも当然多いので、一人ひとりの名前が呼ばれて証書を受け取るだけでも
結構な時間がかかってた感じ。さすがね。

エナリはどこに行っても友達に囲まれていて、いろんなところで記念撮影したり
声を掛け合って話をしていたり、たくさん卒アルにメッセージもらっていて
本当に楽しそうだった。充実した学校生活だったんだろうな～と思った。
帰りはなかなか動き出しそうになかったので、サボさんと2人で
「先に帰るよ～」と言って別れる。
結構ゆっくりのご帰宅からの、昼ごはん食べたかと思ったら、友だちの家に…
ホントじっとしていることがないな、と感じる。

いよいよ月曜日は運命の公立高校合格発表の日。
さてさて、泣くのか笑うのか…

めでたく入寮決定！

コナンの入寮が無事に決まった。
大学にはいくつかの寮があるのだけど、ＡＯ入試合格者枠、前期日程合格者枠、後期日程合格者枠
などと分かれているようで、新入生用の枠はいずれもそれほど多くない。

希望が多ければ抽選になるという話だったので、入寮できるかどうか確実ではない状況だったけど
「絶対受かる、間違いなく入寮できる！」と何の根拠もなく思っていたので
特に他に物件を探すこともなくのんびりしていて、
もしダメだったら週末にサボさんにお願いして物件探しに飛んでもらえばいいか…程度だった私。

抽選の結果、入寮決定です、と電話で伝えられてホッと一息。
手続き書類がこれから送付されるので、それが届き次第またお金払って、か。
入寮希望日、つまり引っ越しの日も仮決定。

住むところも決まったので入学の手続書類も新住所を記入して、入学金の支払いも終えて
無事に速達書留で送付。

着々と大学入学手続きが進んでいる。

と同時にサボさんの引っ越しの日取りも決まった。

家族４人での生活も、実はあと２週間程度。いよいよ家族離散の日がやってくる（笑）

担任から電話が来て。

仕事中にエナリの担任から携帯に電話が入る。
何事か？緊急の事象かと慌てて学校に折り返し電話をする。
幸いにして緊急の用事ではなかったのだけれど、ある意味ちょっと焦る内容だった。

というのは。。

先週エナリの学校で「入学意思確認書」なるものが配られて、公立高校の受験で
残念だったときに追加合格を待つか、どうするか、とか
落ちたときにはどこの私立に行くか（エナリは１校しか受けてないので選択の余地なし）
意思を確認するという目的の用紙で、一応南、落ちたら追加合格を待つけど
だめだったら立命館、と書いて保護者署名も入れて渡した。

だが、先生が言うには、その用紙をエナリからもらってよくみると、
保護者氏名が明らかにエナリの字で私の字ではなさそう。
そして、「何かあって書かれた学校以外の進路になる場合はその事情を書くこと」
みたいな欄にこう書いてあったという。

「父が春から単身赴任になるため、第一希望の学校（南高）に落ちた場合は、父が暮らす予定の
〇〇市の公立高校に進学する予定です」



先生「今までそんな話は一度も聞いたことがなかったので、どういうことなのか
　　　確認のために電話しました」
私…苦笑。
私「実は、夫が単身赴任するというのは間違いないことで、本人にも南落ちたら
　　立命館じゃなくて夫と一緒に行きなさい、みたいなことは冗談として話しましたが…」
先生「そういうことですか。私も、発破をかけるために行ったことだとは思っているのですが
　　　その辺を確認させてもらいました」

ということで、すいません、と先生に謝り、先生からは新しい用紙を渡すので
明日までに書いて再提出してください、と言われて電話を切る。

サボさんにも学校から電話があったからエナリに何かあったのかな？みたいな連絡をしていたので
大急ぎで電話で連絡して、事情を話したら

サボさん「マジか？お前が何度も言うから深刻にとらえたんじゃないのか？あいつ」と笑う。
私「いや、結構本気で考えてたけど」
サボさん「それはないから。立命館行かせるでしょ、普通」
私「そうかなあ？学費高いでしょ」
サボさん「そりゃそうだけど、他のところ受験してないんだから仕方ない」

あー、受からなかったらマジで困るわ。
コナンに仕送りもあって、立命館の学費あって、サボさんの単身赴任で３か所の生活拠点なんだからさ。
私立出願どうするかの時点でサボさんの単身赴任の話はなかったからどうしようもないんだけど、
あー、どうしようかね、南落ちたら。。

まあ考えても仕方ないか。。公立の試験は終わっちゃったし。
そして３日後には卒業式…

コナンが無事合格

コナンが無事に国公立大学前期日程で合格を勝ち取った。

第一志望校には出願できずに苛立ったり、落ちこんだり、いろいろあった。
志望を下げて油断から落ちることもあるという話を聞いて不安にもなったけれど、
逆に模試で一度も書いたことがない大学だったから
「このくらいできたら大丈夫」という目安がない分、必死にやったというのもよかったのかな？

来週学校の寮に入れるかが決まるんだけど、それによっては現地に行って
住む場所を探して契約しなくちゃならないのよね。
そういう意味ではまだ落ち着かない日々は続くのだけれど、とりあえずホッと一息。

エナリがまだ決まっていないので大々的なお祝いはお預けだけれど、
ちょっとサボさんも私も安心したわさ。


もう少し落ち着いたら総括しようかな。。

とにかく、高校生は合格しなかったら「どこにも行くところがない」という状況だったので
とりあえず行き先があってよかった。

私立大学も受験せず、本当にギリギリ最小限でハラハラしたけれど結果よければすべてよし、かな？

さてこれから引っ越しの準備。
部屋をしっかり片付けてもらいましょうか。

鋼のメンタルなのか、超楽天的なのか

道コンの予想ボーダーみたが。
やはりＡランク255点とか見て、私は「チーン」となっていたのだが。

入試の翌日、
学校に行って同じ南を受けた周りの友達に聞くと似たような点数だったという話を聞いたエナリ。
結構自分では最近の道コンで芳しくなかったのが当日にスマッシュヒット、と思っていたのに
あれ？みんな結構取ってるんじゃない？ってことになって、
自分別にスマッシュヒットじゃなかった？とややテンション下がったのかな？

それで道コンの予想ボーダー見て…

一瞬「高っ」と言ったのだが、
しばらくののち

「ということは、落ちるときはみんなまとめて落ちるってことだな」
と言ってるじゃないか。

「え？なんで？」と聞くと
「みんな自己採点同じくらいだったから」とのこと。

なんと楽観的な！自己採点はあくまで「自己」採点だよね。

「大丈夫大丈夫。全然落ちる気しない」

どこまでもエナリ的発想。
18日まで生きた気がしない