さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

図書ボランティアだより

2012-11-29 14:14:41 | Weblog
クリスマスに向けてステンドグラスとかして図書室を明るくしたいな~
という意見がボランティアさんの中から出てきたのが9月。
楽しそうだね~なんて言って、でもどうやってやるか~ってあれこれ考えて
いろいろ悩みながら2か月。

ようやくボランティアみんなでクリスマス向け飾り付けができた!
貸出カウンターはこんな風に小さめの飾りをぐるりとつけてみた。

大きな窓ガラスは…

こんな風にクリスマスツリーの飾りや…


トトロの飾り。


街角の飾りのほかにカウンターにつけてた丸いステンドグラスの3連を
飾り付けて完了。

今までものすごく殺風景だった図書室が一気にクリスマスムードに。

廊下も冬休み向けの本の紹介用の掲示に変えて、みんなで達成感たっぷり。

ちょっと書架整理も忙しいんだけど、ときどきこういうことをやるのも楽しい。

3学期には、中休みの読み聞かせも始めることになるので、
その準備などもあって、まだまだほっと一息、とはいかないんだけど
とにかく1年間できるだけのボランティア活動をやってみて、
来年度以降に何を残して何をやめるのかとか、もうすこしきちんとした活動計画などを
考えながら人も増やしながら、その増えていく中で解放図書館をやりたい人がいたら
その人にバトンを渡せるように、って思って活動していきたいわさ。

10年近く前に英語サークル作ったときもそうだったんだけど、
私、新しく何かを作ったり始めたりするのはどちらかというと得意な方なんだけど、
それを次に誰かに引き継ぐのがとても下手。
いつまでも自分がやっていても他の人が入りにくくなるだろうし、
新しい考えとかがいつまでも取り入れられないのももったいないし、
早めに道筋をつけてバトンを渡して、多くの人が参加して、次に同じ思いを共有した人が
増えていってバトンをつないでいければ、それこそ校長が死ぬほどやりたいと思っている
学校開放図書もいつかできるようになるんじゃないの?とか思う。

今日は一人のボランティアさんのお子さんがインフルエンザにかかってお休み。
3人のお子さんのうち2人がインフルエンザだって~
またじわりじわりとインフルエンザの波が…
あと1回の予防接種残ってるし~!!

ボランティアの作業同様に健康管理にもピリピリムードのさるみみさんだわさ。

獣の奏者外伝~刹那~読破

2012-11-28 16:34:30 | さるみみ文庫2012
あっという間に読んでしまった。
本編では十分に書かれていなかったエリンとイアルのなれそめと子育て時のエピソード、
エサルの若いころの恋物語という3編が収められたこの本。
本編に漂う緊張感とは別の人間的な物語だった。
エリンもイアルもエサルもどちらかというとストイックで
色恋沙汰とは無縁な感じもあったんだけど、血の通う人間として
いろいろな思いを抱えて年を重ねてきたんだな、と思うと
それぞれの登場人物が物語の中にとどまらずに、本当に近くで生きているような
そんな親しみも感じられたかな。

ただ、獣の奏者の1、2巻はまだ児童文学として中学生くらいになったら読めるかな?と思ったけど
3、4になるとおそらく高校生にならないと難しいかな?って感じになり、
外伝に至っては完全に大人の読み物になってた気が…

要求される読解力がどんどん上がってるのが特徴的な獣の奏者シリーズ。
you tubeでアニメ版の場面を切り取って編集されたものをちょっと見たけど
なんか想像と違うかな?って部分も多々あり、やはり読んでる途中で見なくてよかったな、
って感じだった。映像って人の想像を固定しちゃうからホントいやだわ。

ここにきて一気に読みまくりの私。
しかしまだまだ積読本は待っている…

冬の嵐でひきこもり中。

2012-11-27 12:44:09 | Weblog
いやあ、すごいね今日の北海道の天気ったら。

朝の天気予報で室蘭と函館の激しい天気の様子を見て
「へえ、南のほうはすごいことになってるねえ」なんて言って朝食。
「ちょっと降ってきたよ~」とか言ってる頃に子どもたちもサボさんも出かける。
片づけてる間に激しい雷…
吹雪で外が見えない~!!
なんじゃこりゃ~!!!

その間わずか3時間もなかったかも。
さすがに室蘭みたいに停電はしてないけど、暗いから着けた照明が何度もあおる、あおる

今月上旬に業者が入って窓を拭いてもらったばっかりなのに、
全面水滴&それが徐々に凍ってきてるじゃありませんか


今日はイオンの火曜市に行こうと思ってたんだけど、速攻やめた。
こんな中を運転するのはいやだわ。

コナンが塾からもらってきた「合格てぬぐい」にメッセージを書き、
第二志望(と言っても受けるだけ)の学校の願書を書き、
縫い物をして、消しゴムはんこを作り、本を読んで、久々にまったり過ごしてる感じ。

湯たんぽ今年も大活躍

第一志望の試験まで1か月を切って、今はコナンの体調管理にナーバスな私。
インフルエンザがちらちら流行って学級閉鎖になったクラスもあるうちの学校。
まだ2回目の接種も終わってないのでドキドキ。
おまけにノロウイルスも流行の予感とかなんとか…
RSウイルスとかマイコプラズマ肺炎になった子もエナリのクラスで2名いたし…
コナンだけでなくウイルスを一番持ってきてくれちゃうエナリの体調管理もあるので
今は2人にR-1を毎朝食べさせてるとこ。
お財布的には泣きたいけど、とりあえずあと1か月頑張らなくちゃ。

噂には聞いていたけど、やっぱり受験直前期の母も本人同様に大変だわさ





大忙しの1週間。

2012-11-25 22:59:03 | Weblog
なんか一週間大忙しで、飛ぶように過ぎて行った1週間。
先週の話だけど、私が仕事のために札幌駅前に出た日にサボさんも
午後から休暇を取ったのね。その日に仕事が終わって一緒にランチしたレストランが
おいしかったので、ちょっとご紹介ね。

東急隣のビルに入っているCIRCOというイタリアンレストラン。
パスタランチを頼んだのよね。
私は上の写真のチーズ三昧なパスタを頼んだけど、それって

こんな風に大きなチーズの中でゆであげパスタが他2種類のチーズとともに
あえてもらったりして。濃厚なパスタだった~。
これでおそらく太ったんだろうと思う、今。

主婦がたくさんいて、にぎやかな感じだったお店の中。
サボさんとおしゃべりしながらのランチで楽しかったわさ。

さて、他にもいろいろあった1週間。
コナンとエナリくんの学習発表会があって子どもたちの成長に感動!
当日は初雪(つうか冬の嵐だった気が)降って寒かったけど、体育館は熱かった!
コナンもこれでまた一つ小学校生活最後の行事が終わったのか~と思うと感慨深い。
最後に会長挨拶もちゃんとしてたし(内容的には最後に自分たちの学年を大絶賛。相変わらず自画自賛モード)
それなりに勤めを果たしたのじゃないか?

振替休日はインフルエンザの予防接種、あわてて1回目に行ってきたし。

あとコナン受験する1校から受験票が届いて、その受験番号が歴史で語呂合わせで暗記する
数字と同じでちょっと笑った。受験票が届くとなんか「もうすぐ」って感じする。

あと、ボランティアでも結構時間割いたし。
来週は今月ずっとかかりっきりだったクリスマスディスプレイの準備が終わって
実際に飾り付けになるので、ちょっと楽しみ。
これ終わったらゆっくり過ごそうと思ってるとこ。

来週末はついに12月。
今年のクリスマスはどうしようかとあれこれ検討中。
コナンは一応合格祝いの可能性もあるので、そっちを大きくするかとか
(不合格のときはどうなるのか?って問題あるけどさ)思案中~

なかなかこまめにUPできてないんだけど、さるみみ一家は普通に元気にやっております。


獣の奏者4読破

2012-11-24 22:39:26 | さるみみ文庫2012
結局ハードカバー借りて読んだし…
文庫を待たずに読んでよかったわ。

ここまで読んでついに終わってしまったのか…と久々に本の世界観から離れることに
なんだかさみしい思いを抱いた本だったと思う。
今年1番になるんじゃないかな…と思うくらい大感動のシリーズだった。
「狂乱」の章はもうドキドキで一気に読んでしまったんだけど
サボさんも言ってたように、戦術の話なんかも出てきて、これって児童文学だったよね、
子どもたちは読んでもその辺がわかるのだろうか?って部分も多々あったわね。
王獣も闘蛇も狂ってしまう様子など、戦闘シーンももちろんだけど、
エリンとジェシ、イアルとジェシの「母と子」「父と子」の部分もじーんときた。
どの場面、どの人物も印象的だったし、文化、歴史、民俗、すべてにおいて丁寧に
書かれていて本当にしっかりとしたエリンの世界が見えてくる感じがした。

読み終わってからサボさんと一緒にアニメのHPを探して見たんだけど、
読みながら想像していたのよりもちょっと幼い感じのエリン。
服装も想像とちょっと違った部分あったね。王獣にしてもそうだったけど。
先にアニメを見てなくてよかったかも。

いずれにせよ、上橋作品はこれが最初だったんだけど
他も読んでみたいと思わせる作家だったわさね。

これから外伝も読むので、まだまだ上橋ワールドにそまっちゃえ~!

サボさんは優れた「三低」男か。

2012-11-16 09:52:04 | Weblog
かつて結婚するなら「三高」と言われた時代に
私はまだ学生の身だったのだけど、そこからざっくり20年が
経過すると、結婚したい男の条件が「三低」と呼ばれるようになるなんて…
随分時代は変わったものだと思ったけど、
中味もすごかったね。
「低姿勢、低リスク、低依存」
なるほど、よく考えたな~と思う。

何気にサボさんに「三低って聞いたことある?」と尋ねると、
当然彼はそんなこと知らなかったわよね。
で、結婚したい人の条件なんだよ~というと

「それって俺じゃない?」とちょっと喜んでた。

女性に対して低姿勢、自分のお弁当箱を会社で洗ってくるくらい低依存、
そして会社を飛び出すなんてリスクも冒さないし、
簡単にリストラもされないし、確かにトレンドかしらね。
先の見えない日本においてもっとも価値ある「三低男!」

「でも言われてあんまり嬉しくないよね、それって」
ってサボさん。
そうよね。三高のときよりポジティブなイメージない感じ。
なんか「低い」ってところが問題よね。
それにそういう安全な人を敢えて選んだ、と思われる妻の私の方も
なんとなく気分が悪かったりして。

でもさ、今は働く女性が沢山いるわけだから、
「私について来なさい!」的な生き方の人も多いみたいだし
「三低」にこだわる必要なんてどこにもないと思うんだけどね。

「ねえ、サボさんって四低じゃない?」と私が聞いてみる。
「四つめって何さ?」とサボさん。
「低身長!どうよ、完璧じゃない?」
サボさん怒りの頭突き…
165センチは私にはちょうどよいですが、何か問題でも?




「鍵のない夢を見る」読破

2012-11-15 16:41:24 | さるみみ文庫2012
直木賞作家、辻村深月の作品。
この作家の本を今まで一度も読んだことがなかったので、今回
いい機会だと思って図書館に予約した私。
サボさんは先に「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」を読んでいて
「イマイチ好きになれないかも」って言ってたので、
私が先に読んで、ダメそうだったらサボさんにはおススメしない、という方向で
早速読み始めた、短編5作品収録のこの本。

で、感想…
やっぱり私もダメかも。
そもそも角田光代とかも私はあまり好きじゃないんだけど
女性作家作品ってちょっとな~

この本に入ってる5作品も正直感情移入できない女性ばかり。
なんか独りよがりで、いつも他人と比べて自分はどうのこうのって言うし
なんかどれも救いのないものばっかりで、
なんでこれが直木賞?と思ったね。

直木賞ノミネートされた時点で、貫井徳郎や原田マハの作品も
図書館で予約しているので、これらが借りられたときには
ちょっと自分なりに比較してみようと思うんだけど、
ちょっとがっかりかな~
これが宮部みゆきの「理由」や池井戸潤の「下町ロケット」とか
藤原伊織の「テロリストのパラソル」なんかと同じレベルにあるかと
問われれば、断然違います、って感じかな。

当然ながらサボさんにはおススメできない1冊だったし、
家にまだ残ってる「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」も読まずに
売った方がいいんじゃないかと思ったわさ。

さて次の本に行きますか。

「劇団四季」に圧倒される!!

2012-11-14 13:58:39 | Weblog
月曜日のことなんだけど、
劇団四季のメンバー3人が(マンマ・ミーアに出演されている)
コナンの学校にやってきて「美しい日本語の話し方講座」の講師をしてくれた。
学校からは「ぜひ参観に来てください」と学年だよりにあったので
喜んで行ってみたんだけど、来てたのは私を含めて5名のみ…

写真は禁止ということで様子は撮影できなかったんだけど
「美しい日本語の話し方講座」という名の劇になっていて、
「明日は雨だけど、学校へ行ってみよう」という文章の読み方を
母音や子音に注意しながら読んでみる、という練習を子どもたちと一緒に
やっていて、かなり圧倒された私。

最後には「友達はいいもんだ」を母音と子音に気をつけながら
みんなで歌ったんだけど、普段舞台に立っている人ってやっぱり違う!って
本当に感じたわね。なんか華がある、キラキラしている、って感じで。

終わった後に例によって例のごとくランチに行ったんだけど、
本当に表情豊かでアンチエイジングにもなるんじゃない?なんて
そんなところで盛り上がってた私たち。

私はライオンキングも見に行ってないんだけど、
なんかこれだけでも結構圧倒されたし、感動だったわさ。

今週末は学習発表会なんだけど、これを機会にみんな
さらにさらに演技力UP?とか期待してる私。

四季のみなさんありがとう!!

薬丸岳「悪党」読破

2012-11-11 16:43:02 | さるみみ文庫2012
仕事で使うパソコン、そろそろ買い替えどきかも…と思って
WINDOWS8が出たにも関わらず7のマシンを買い替えた私。
仕事もお休みして仕事用ソフトを入れ直して…
入れ替えがうまくいかない!!
週明けにシステムに電話して助けてもらわなくては!!
なんて感じでいろいろ新PCをうまく使うための準備をしてるところなんだけど
結構時間がかかるのよね、いろいろと。

そんな時間がかかってちょっとストレスフルな感じなので
本をバシバシと読んでいる今日この頃。

今回は薬丸岳の「悪党」が文庫で売られていたので
ちょっと買ってみた。

薬丸岳と言えば社会派ミステリ。
むっちゃ重たくてむっちゃ堅くて、でもそういうのが好きな私。
今までの作品はいずれもハズレなし。

今回もどうなのかな?と思って読んでみたんだけど。
なんとなく今までのよりもずっと読みやすくなってて、
それはそれで興行的によかったんだと思うけど、もっとハードラックや闇の底
で感じたみたいな重たくて苦しくて、どうしようもできない状況に
地団駄踏むような、彼特有の訴えてくる感じがなかったかも。
読みやすくなった分、テーマは重たいくせに、ほかの作家と変わらなくなった
というか…なんかこういう方向なら他にも代わりがあるから
薬丸岳は今まで通りの路線で書いて欲しいんだけど…と思う作品だった。

犯罪被害者の家族と加害者の更生というテーマだから
本当に題材的には重たい。
でも、なんか都合よく着地した感じがして残念だったかな。

次々に今図書館から本が入ってきて追い立てられるようにして読み始めた私、
そしてサボさん。年末に向けて忙しいくせに、つい読んじゃう生活が始まる!

獣の奏者3 読破!

2012-11-09 20:58:17 | さるみみ文庫2012
ちょっと季節の変わり目で喘息気味だったエナリが
突然熱を出して「もしかしたらインフル?」と思った私。
お腹も壊しているみたいだし、なんか雲行き怪しい感じ…
ということで、ついこの間喘息の薬をもらいに行ったのに、再び受診のエナリ。

学校でインフルエンザが流行っていることも伝えたんだけど
「この感じはインフルエンザではないね」と一言。そのかわり
お腹の風邪ですな~なんてことになって、お腹に効く抗生物質と整腸剤などを
処方されて帰宅。

病院は結構混雑してた。今はお腹の風邪が流行っているのね。
あと、エナリのクラスではマイコプラズマ肺炎で入院の子も複数いるみたいだし
暖かいとは言っても、やはり冬特有の風邪は子どもたちの中でしっかり流行中らしい。

で、病院の待ち時間やら薬局の待ち時間も利用しながら
ようやく図書館に入った獣の奏者3巻を読破。

今回は2巻終了後から11年が経過しているんだけど
前作では謎のままだった様々な事柄が少しずつ見えてくるのね。
でも、全体のトーンは暗く重たく、真実に迫ることでエリンたちの未来が
明るく開けないかも知れない、大惨事につながるかもしれない、
だけどそのまま静かにとどまっていることもできない。
そういう辛さが伝わる感じだった。
途中からぐんと展開が早くなってドキドキ感が高まり、残り200ページくらいを
一気に読んでしまった私。あまりにいいところで3巻が終わってしまい、
でも4巻目はまだ図書館の予約で4番目なのでこないだろうし。
ううーっ、待つのが苦しい!と思いながら読了。

ストーリー展開そのものは相変わらず面白いけど、
何よりこの筆者の描く人々の生活、文化などのきめ細やかな描写が
すごく素晴らしいと思う。そういう設定の良しあしでファンタジーの世界に
入り込める度合いも変わってくるのだけれど、
この作品の世界は本当に細部がよく練られていて、私なんかは食事の場面とか
街の人々の描写とかもすごく気に入ってるのよね。

国の過去や自分のルーツ、闘蛇と王獣の謎が全て解き明かされて
早くエリンに静かな生活が訪れるといいな…と思うんだけどさ~
その前には大きな大きな山があるんだよね~。
この山をどう乗り越えるのか、乗り越えた先に本当に明るい未来はあるのか
本当に全体的に暗いんだけど、やっぱり期待を裏切らない3巻だった。

外伝まで読まないと気が済まない感じになりつつある…