今日は実はサックスの初舞台だった。
ヤマハのPMSに通っている生徒さんたちのコンサートで
私が習っている先生のクラスからも2グループ出た。
サックス以外にもフルートとかトランペットとかピアノとか
さまざまなクラスがあって、それぞれの楽器でグループになって
総勢21組、80名以上の生徒が参加して行われ、結構規模が大きいものだった。
私は同じ先生のクラスのうち3クラス8名が集まって
熱帯JAZZ楽団の「マンボ・メドレー」をやるグループになっていた。
グループと曲を知らされて「それじゃ来週からこれやりますから」
といわれたのが9月の末。その時点で私は先生から「ソロやってくださいね」と
更にいわれていた。ソロ…えええええええええ?????
それから慌てて熱帯JAZZ楽団のCDをツタヤで借りてきて
マンボメドレーはどんなものかと聞いてみたら…
めちゃくちゃ速い。
マンボNo.5と、テキーラ、エル・マンボともう一曲、
エル.クンバンチェロ…ソロもえらく難しい…
大丈夫なの?自分???
もともと熱帯JAZZ楽団の曲なので、トランペットとか
サックス以外の楽器が出てきてて、これをサックス8人でどうやって
先生はアレンジしてくるんだろうと思っていたら
そこはさすが先生。すばらしい仕上がりだった。当然か。
エル・クンバンチェロはさすがに難しいということで削られて
仕上がり的には3分半くらいの曲になっていた。そして問題のソロ部分が
24小節分。
しかもそのソロの一番最後に「フラジオ」と呼ばれる
普通はサックスで出せない高い音域を無理やり出すところがあって
当然やったことないから出ない、出せない。
先生に「出せないです」って言ったら
「リードかなりいいのじゃないと難しいからね~でもまあ1ヶ月ちょっと
あれば大丈夫じゃないですか」と気楽な発言。
のっけからかなりプレッシャーだった。
しかも私のパートは基本的にトランペットが吹いているパートのため
むちゃくちゃ高い音連発。
高音を出すためのサイドキーをかなり駆使している…
何もかもブルーな気持ちだった、正直なところ。
10月の頭から練習し始めて2週間前からはドラムやキーボード、ピアノも
参加して(ドラムはヤマハで講師をされている先生、keyとpfは生徒さん)
リハを繰り返していたんだけど、他の部分は吹けるようになっていたものの
やっぱりソロの24小節が断然転ぶ。
メトロノームで180くらいが本番の速さですから~と言われてもね。
転ぶし、フラジオ出ないし…
もうみなさんすみません、死んでお詫びを…くらいの気持ちで今日を迎えた。
更に今日はベースとパーカッションに講師の先生が入って
もうラテンノリノリ、フルスペック!だったんだけど、リハの最後まで
全然ソロがうまくいかない。
ここができたと思ったらあっちができない…って感じだった。
リハで同じ先生のところから出ているもう一組の演奏を聴いたんだけど
これがめちゃくちゃ上手で、しかもソロが4人いたんだけど
みなさんピカピカですから。
つくづく「私ってこのソロ4人の足元にも及んでないし…」
と思ってなきたいくらいだったりして。
本当に、なんていうのか、日常生活において普段こんなにプレッシャー感じる
ことなんてもう受験とか就職試験以来ない、ってくらいのプレッシャー。
重たい気持ちで控え室に入ると、先生から追い討ちをかけるように
私のパート(それぞれ2人で1パート)のもう一人の人が
体調悪くてこられないそうですから、
一人でマイクがっちり正面に立ててもらいますね~なんていうでは。
私はね、ソロの部分があるからその直前はちょっと力を抜いて
体力温存してソロに入ろうと思っていたので
「すみません、ここ手を抜きますから」って言うつもりだったのに、
もうすべてを全力投球で吹かなくちゃならないの???
あまりに予想外の展開で私の昭和CPUは処理能力を超えてしまった。
でも逆に処理能力を超えたことで吹っ切れた、というか
自分のパートは自分の好きなように吹いてしまえ!という気になって
本番が近づくにつれてなぜか落ち着いてしまった。
もちろんその時点で指が転ぶのも、フラジオが出たり出なかったりだとか
かなり問題を抱えていたんだけど、初めての舞台の初めてのソロなんだから
80点狙いでいけばいいか、と割り切れた。
なんか不思議な瞬間だった。
あんなに昨日まで「もう死ぬ~」とか言ってたのに、
やっぱり土壇場で深刻にならないあたりがO型のなせる技だったのかも。
コンサートのトップバッターで私たちが演奏。
今まで楽しむよりも「あ、あと○小節でソロだ」とドキドキしていたのに
本番中はそれが気にならずにソロへ突入。
3箇所ほど速さに負けて転んでいたところが2箇所は完璧!1箇所はかなり
ごまかして切り抜け、最後のフラジオは、自分でも驚いたんだけど
ちゃんと出た~
うそかと思った!
ソロが終わればテキーラもエル・マンボもすごく楽しく吹けて
あっという間に演奏は終わった。
「終わりよければすべてよし」
ここ1ヶ月ちょいの苦労の日々も今日で終わり、
また再来週からは通常レッスンに戻る。
疲れたけど、私が最初にこのコンサートに参加するかで迷っていたときに
「絶対いい経験になりますから」と言ってたように
すごく辛くていろいろ大変だったけど、なんかすごくいい経験になった。
来年は東京で区民吹奏楽団みたいなのに入ろうかな~と考えていたんだけど
今日アンサンブルがめちゃくちゃ楽しかったから
やっぱりその路線でがんばってこれからも続けていこうと決めた。
そして札幌に帰ってきたときにはまた今の先生のお世話になろうと
決意を新たにしたさるみみであった。
しかしとにかく疲れた…来週末は慰労会。
ここ1ヶ月は週末はレッスンもリハもとにかく夫に子供を押し付けてたので
お互いの慰労をかねてスーパー銭湯へ。
寒くなってきたことだし、あったまりたーい!!
ますますサックスやめられないほどにはまってたりする。
ヤマハのPMSに通っている生徒さんたちのコンサートで
私が習っている先生のクラスからも2グループ出た。
サックス以外にもフルートとかトランペットとかピアノとか
さまざまなクラスがあって、それぞれの楽器でグループになって
総勢21組、80名以上の生徒が参加して行われ、結構規模が大きいものだった。
私は同じ先生のクラスのうち3クラス8名が集まって
熱帯JAZZ楽団の「マンボ・メドレー」をやるグループになっていた。
グループと曲を知らされて「それじゃ来週からこれやりますから」
といわれたのが9月の末。その時点で私は先生から「ソロやってくださいね」と
更にいわれていた。ソロ…えええええええええ?????
それから慌てて熱帯JAZZ楽団のCDをツタヤで借りてきて
マンボメドレーはどんなものかと聞いてみたら…
めちゃくちゃ速い。
マンボNo.5と、テキーラ、エル・マンボともう一曲、
エル.クンバンチェロ…ソロもえらく難しい…
大丈夫なの?自分???
もともと熱帯JAZZ楽団の曲なので、トランペットとか
サックス以外の楽器が出てきてて、これをサックス8人でどうやって
先生はアレンジしてくるんだろうと思っていたら
そこはさすが先生。すばらしい仕上がりだった。当然か。
エル・クンバンチェロはさすがに難しいということで削られて
仕上がり的には3分半くらいの曲になっていた。そして問題のソロ部分が
24小節分。
しかもそのソロの一番最後に「フラジオ」と呼ばれる
普通はサックスで出せない高い音域を無理やり出すところがあって
当然やったことないから出ない、出せない。
先生に「出せないです」って言ったら
「リードかなりいいのじゃないと難しいからね~でもまあ1ヶ月ちょっと
あれば大丈夫じゃないですか」と気楽な発言。
のっけからかなりプレッシャーだった。
しかも私のパートは基本的にトランペットが吹いているパートのため
むちゃくちゃ高い音連発。
高音を出すためのサイドキーをかなり駆使している…
何もかもブルーな気持ちだった、正直なところ。
10月の頭から練習し始めて2週間前からはドラムやキーボード、ピアノも
参加して(ドラムはヤマハで講師をされている先生、keyとpfは生徒さん)
リハを繰り返していたんだけど、他の部分は吹けるようになっていたものの
やっぱりソロの24小節が断然転ぶ。
メトロノームで180くらいが本番の速さですから~と言われてもね。
転ぶし、フラジオ出ないし…
もうみなさんすみません、死んでお詫びを…くらいの気持ちで今日を迎えた。
更に今日はベースとパーカッションに講師の先生が入って
もうラテンノリノリ、フルスペック!だったんだけど、リハの最後まで
全然ソロがうまくいかない。
ここができたと思ったらあっちができない…って感じだった。
リハで同じ先生のところから出ているもう一組の演奏を聴いたんだけど
これがめちゃくちゃ上手で、しかもソロが4人いたんだけど
みなさんピカピカですから。
つくづく「私ってこのソロ4人の足元にも及んでないし…」
と思ってなきたいくらいだったりして。
本当に、なんていうのか、日常生活において普段こんなにプレッシャー感じる
ことなんてもう受験とか就職試験以来ない、ってくらいのプレッシャー。
重たい気持ちで控え室に入ると、先生から追い討ちをかけるように
私のパート(それぞれ2人で1パート)のもう一人の人が
体調悪くてこられないそうですから、
一人でマイクがっちり正面に立ててもらいますね~なんていうでは。
私はね、ソロの部分があるからその直前はちょっと力を抜いて
体力温存してソロに入ろうと思っていたので
「すみません、ここ手を抜きますから」って言うつもりだったのに、
もうすべてを全力投球で吹かなくちゃならないの???
あまりに予想外の展開で私の昭和CPUは処理能力を超えてしまった。
でも逆に処理能力を超えたことで吹っ切れた、というか
自分のパートは自分の好きなように吹いてしまえ!という気になって
本番が近づくにつれてなぜか落ち着いてしまった。
もちろんその時点で指が転ぶのも、フラジオが出たり出なかったりだとか
かなり問題を抱えていたんだけど、初めての舞台の初めてのソロなんだから
80点狙いでいけばいいか、と割り切れた。
なんか不思議な瞬間だった。
あんなに昨日まで「もう死ぬ~」とか言ってたのに、
やっぱり土壇場で深刻にならないあたりがO型のなせる技だったのかも。
コンサートのトップバッターで私たちが演奏。
今まで楽しむよりも「あ、あと○小節でソロだ」とドキドキしていたのに
本番中はそれが気にならずにソロへ突入。
3箇所ほど速さに負けて転んでいたところが2箇所は完璧!1箇所はかなり
ごまかして切り抜け、最後のフラジオは、自分でも驚いたんだけど
ちゃんと出た~
うそかと思った!
ソロが終わればテキーラもエル・マンボもすごく楽しく吹けて
あっという間に演奏は終わった。
「終わりよければすべてよし」
ここ1ヶ月ちょいの苦労の日々も今日で終わり、
また再来週からは通常レッスンに戻る。
疲れたけど、私が最初にこのコンサートに参加するかで迷っていたときに
「絶対いい経験になりますから」と言ってたように
すごく辛くていろいろ大変だったけど、なんかすごくいい経験になった。
来年は東京で区民吹奏楽団みたいなのに入ろうかな~と考えていたんだけど
今日アンサンブルがめちゃくちゃ楽しかったから
やっぱりその路線でがんばってこれからも続けていこうと決めた。
そして札幌に帰ってきたときにはまた今の先生のお世話になろうと
決意を新たにしたさるみみであった。
しかしとにかく疲れた…来週末は慰労会。
ここ1ヶ月は週末はレッスンもリハもとにかく夫に子供を押し付けてたので
お互いの慰労をかねてスーパー銭湯へ。
寒くなってきたことだし、あったまりたーい!!
ますますサックスやめられないほどにはまってたりする。