さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

前期終了で通知表…

2014-09-30 20:05:55 | Weblog
9月末。
前期が終わってしまった。コナンもエナリもあと1年半すると、中学校生活、小学校生活が終わる。
なんか早いなあ~学校に入ったらあっという間に学年が上がって、
あれよあれよで入学、卒業、入学、卒業。

いよいよ本格的にお金がかかる時代がもうすぐやってくるのかと思うと怖い。

というわけで、前期終了恒例の通知表受け取り。
まずはエナリくん。

彼の場合は、真ん中の「よい」についていれば概ねOKというのが小学校だし
あんまり、大変よいの数を気にしたことがないので(そこが次男を見る親の目?)
まあ、こんなものかと思ってたんだけど、最近では「関心・意欲・態度」の欄が
大変よい、のところにつかなくなってるのでちょっと気がかりかな?

でも、担任の先生からのコメントで
「廊下を掃除していた用務員さんに「ありがとうございます」と声をかけている姿がさわやかです。
心がすうっとすがすがしくなります。他の先生方からも素晴らしいと拍手を贈られています。
「~言ってみたら」と発言に戸惑っている友達に優しくささやくエナリくん。
優しい言葉がけができるのも相手の気持ちを置けとめることができる柔らかい心が膨らんでいるからだと
感心します。たくさんの宝物が輝いたエナリくん。後期の活躍も楽しみにしています。

とあって、ちょっと母としては嬉しかったかな。
こういう面もサボさんに似たのよね。私の遺伝要素ではないと思うわ。
本当に彼は頭はよくないんだけど、心が優しい子なのよね。これだけは自慢できる部分ださわ。
後期はゲームばっかりやってないで、もうちょっと勉強してくれないかしら。

この間の理科のテストでも「あなたがもっとメダカについて調べてみたいことはありますか?」
という問いに「メダカの死因」とか書いてて爆発しそうになった。何なの?死因って…
ふざけてるのか?とサボさんにも言われてたし…
まあ、彼の場合、長い目で見てあげることが必要だと常々思っているので、ここから頑張ってね…

続いてコナン。
前期は2回のテストで社会に躓いていた彼。結局2度とも8割を微妙に切ったので
これは間違いなく4がつくだろう…と思ってたんだけど
帰ってきたコナンが「社会が3だった、あと技術家庭が4だった」と言うので死にそうになった私。
私がどんな顔してたのかわからないけど、コナンはにやり…と笑って通知表を持ってきた。
「本当に3だと思ったわけ?」とか軽口叩いて出したのを見ると…
やっぱり社会4だったじゃないか!!
本人「まあ、前期だし、気にしなくていいんじゃない?大丈夫だよ」
そうなんだろうか。歴史が本当に苦手なコナン。
今回は歴史のウエイトが高かったから仕方ないか…


相変わらず気になったのが、生活の様子。
「人と協力することを大切にし、自分の仕事以外でも快く実行することができる」というところは
絶対に○がつかない。去年も同様だったんだけど。
これについてコナンいわく
「協力が必ずしもいいことだと思わないね。だってさ、みんなが自分の持ってる仕事をちゃんとやれば
それで問題ないんだからさ。協力する側は評価されるけど、協力される側は自分の仕事がきちんと
できてないから人の力借りるわけなんだから、ちゃんと自分のことは自分でやれってことで
もっと注意されるべきなんじゃないの?」

相変わらずのコナン。
この協力という点についてもちょっと議論したんだけど
納得してもらえなかった。なぜ「自分の仕事以外を快く実行できる」ことが評価されるのか
全然納得いかなかったようだ。
こんなとき、もし我が家に孔子や孟子などがいたら、どうやって彼を納得させられたんだろう。
毎度のことだけど、うまくいかないな、子育て…

明日から後期が始まるんだけど、早速私はコナンの中学校へ出向いて三者面談も待ってるし。
気が重い。このヘリクツ野郎の保護者として出向くのがね…

後期もいいところは伸ばして苦手な所は強化して頑張ってもらいたいわ。



なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか 読破

2014-09-29 08:14:45 | さるみみ文庫2014
すごいタイトルの本だよね。

サツエキの紀伊国屋で本を買ったとき、ふと見つけた1冊で
最初の方を軽く読んでたらかなり笑えたので、そのままお買い上げしたのよね。

この本は何かを学び取るとか、有益な情報を求めるとかいう意味で
買ったのでなく、あくまで「笑える」ことを目的として買ったわけ。

だからタイトル見て「今本当にハゲはクールなのか?」とか深刻に考えてはダメ。
しかも、掘り下げが不足しているとか思ってもいけない。
あくまで「さらっと」読むものだね。

読む人によっては「お前、ハゲをバカにしてるのか!」と本を叩きつけるかもしれない。
そんな部分も多数あるからね。
まあでも、並行して読んでる小説がうんざりなので、気分転換にちょうど良かったわさ。

私がこの本でただ一つ得たスマホアプリの情報が有益だった。
ヘッドブレード社の「ShaveMyHead」って奴で、早速サボさんのスマホにインストールした。
これで何ができるのかというと、スマホで撮った写真(私はサボさんを撮った)を
加工して「ハゲになるとこんな感じ」というシミュレーションができるのだよ!

頭の形、色、メガネやひげといったアイテムを写真に重ねていって
サボさんのハゲ面を想像してみたんだけど、「おお、このハゲ面は結構いいんじゃない?」
なんてことを思ったわけ。だからサボさんに「髪がなくなっても、これならかっこいいよ」
って加工した絵面を見せたら「俺をバカにしてるのか?」とワナワナしてた。
でも、メガネとか変えて見せたら結構面白がってた気が…

というわけで、こういう本も結構いいと思ったわさ。
さ、また次に息抜きしながら重たい小説読むことにする。

「ジヴェルニーの食卓」読破

2014-09-15 10:12:01 | さるみみ文庫2014
原田マハ作品。
確か、楽園のカンヴァスを読んで速攻予約した美術もの。
マティス、ドガ、セザンヌ、モネの4人のお話4編をまとめた作品で
それぞれの画家のそばにいた人たちから画家を見た視点で書かれているのよね。

正直、楽園のカンヴァスほどに入り込む感じではなかったけど
そこそこ面白かったとは思う。
特に表題作「ジヴェルニーの食卓」は一番よかったかな。
読み終わった後でwikiを見て、モネの知識を入れてみたりして
モネの絵そのものもとても好きなんだけど、その画家としての生活を
小説の中で垣間見たあとでまた作品を検索してみてみると、
「ああ、あの風景を見ながら描いたんだろうな…」と思ったり
小説の中に広がる風景やモネ、アリスといった登場人物が目の前に浮かび上がる感。
この作家は、やっぱりこういう美術ものが一番いいような気がする。
他の作品も数点読んだけど、なんか軽すぎてね、タッチが。

もうすぐ図書館から「太陽の棘」が入ると思うんだけど
それもちょっと楽しみかな。

さて、次はまたちょっとハードなミステリーが待ってるわさ。

大雨、休校、うんざりDAY

2014-09-12 11:24:49 | Weblog
思えばおとといの夜遅く、サボさんが残業から帰ってきた夜10時半過ぎから
結構激しい雨と雷が鳴っていた札幌。なんかすごいことになってるな~
などと思いながらベッドに入り、午前3時頃…

サボさんのiphoneがけたたましい音を立てる。
「なんだなんだ!」と思ってみると特別警報とか避難勧告とか出てるし。
その時点で雷も本当にすごかったから、大変なことになってると思ってたけど
まさか避難勧告まで出てるなんて!

でも…、うちの地域じゃないんだけど。

その後も10分おきか、20分おきか?ってくらいに次々に避難勧告やらなんやらで
サボさんのiphoneはなり続けて起こされる。

私はサボさんに「切れないのかそれは!」と怒り。
サボさんの枕の下にiphoneをしまってやり過ごそうとしたんだけど
枕の下でもすごい音量なのよね。もう最大音って感じで。

もう朝までに何度サボさんのiphoneが鳴ったことか。
そして途中で何度それを手に取って窓の外に投げつけてやろうかと思ったことか。
「どうやったら解除できるのかわからない」というサボさんにイラッとしながら
気が付けば朝5時。

次にコナンの学校から休校メールが届き、それならたぶんエナリの小学校も休校だろうと思い、
夜中じゅうずっとiphoneにうなされ続けてた私は6時まで寝るぞ!と思ってたんだけど
それでもまだ鳴るiphone。

結局いつもと変わらない時間に起きてたわよ。
そして6時半にはエナリの小学校からも休校メールが届き
天気も悪い中で私は一日子どもたちとともに家に閉じ込められることとなった。

みんな同じだっただろうに。

私は昔々の二つ折り携帯なので、今回のような災害関連の連絡はもちろん、緊急地震速報も来ない。
静かな携帯なのよね。ありがたいわ。

札幌市の災害対策本部からのメールはわかったけど、
もうちょっと区域を絞れるような設定できないのかと。
全然違う区や違う地区の避難勧告のお知らせまで来るんだもん。
サボさんスマホがうるさかった、ホントうるさくて眠れなかった。

昼寝したいのにも関わらず子どもたちがいてうるさくて…

最悪。うんざり。

朝には雨も上がって、ちらちら青空さえも見えるのに、一応外出できないことになってるなんて。
過酷すぎる。

遅く起きてきたエナリは「遅刻だ!」と慌てていたけど
「昨日雨と雷すごかったでしょ?今日は休校になったんだよ」というと
全然雨も雷の音もわからなかったと言ってた。
それはうちの防音がすばらしいのか、それともエナリがアホすぎるのか…
たぶん後者だ。
コナンは雨の音がすごかった…って言ってたから。
相変わらず幸せな男、エナリ。

同じ市内でも大変なことになってる所もあったよう。幸いに死者が出たという話は聞かないから
大事に至らなくてよかったと思うけど、本当にびっくりするくらい激しい天気があちこちで続くよね。
これから台風シーズン本番だし、より警戒しなくちゃならないかも。
いつも災害ってなんだかんだいっても自分とは関係ない場所で起こってる感じがするけど
今回でまたちょっとドキッとしたかも。
地震のときはどうするか、って話は前にサボさんとしてたけど
こういう大雨や洪水のときとは避難所も別になるから、これもまた話し合いをしておく必要があるかも。

なんか、どこかに行ったわけじゃないのに、すごく精神的に疲れた一日だった。




生徒会選挙の結果…

2014-09-11 11:24:54 | Weblog
立候補を決定してから、連日朝は玄関前で「よろしくお願いします」とあいさつ。
(街頭演説的な感じなのかしらね)
給食時間中は各クラスに遊説活動をこなし、今日が立会演説会と投票の日だった。

実はここに来るまで本当の選挙みたいにいろんなことがあった。

コナンが挙げた公約というのがちょっとみんなと違ってかなり具体的で
一昔前に話題になった「仕分け」を思い出させるような内容だったんだよね。
私が見たら、それはそれで斬新な考えだな~と思ってて、コナン自身が去年体験した
ことが根拠となってるから裏付けもきちんとあるし、
公約として投げかけるのはいいんじゃない?って思ってたんだけど、

仕分け対象になる側としては「そんなとんでもない!何を言いだすんだ、こいつ」的な
反応になって(まあ当然だと思うけど)絶対コナンには入れない!という
ネガティブキャンペーンチックな動きが起こったらしい。

ちゃんと説明しなくちゃまずいな~と思ったようで、
最もコナンの公約に怒っていた3年生のところへ行って、真意を説明したコナン、
すると相手は納得してくれたようで、これでひとまず大丈夫かと思ったら
今度は同じ学年の子も怒っていたと判明し、そっちにも行ったみたいね。
ところがこっちは全然納得してくれなくて、その子の怒りに同調する子も現れて
なんと自分の学年で火消しに失敗したみたい。

でも、怒ってた子はいずれも女の子だったことが幸い?したのか
コナン自身は同性票はしっかり固めることには成功したらしい。

立会演説会でどれだけ説得力のあることを話せるか、限られた時間の中での
スピーチ原稿も何度も書き直して、実際に読んで練習して「大丈夫じゃない?」って
なったんだけど、先生に原稿を見せたら、もっとゆっくりしゃべってその分削るべきという
アドバイスももらって、どこを削ろうかとまた考えて、できてから練習して…

ついに努力が実って当選したわさ
獲得票数によっては決戦投票の可能性もあったからちょっとホッとした。

さて、これから1年間生徒会活動に励むことになったコナン。
生徒会活動は勉強に余裕のある子のすることと思うんだけど、大丈夫なのかしらね。
でも、とにかくおめでとう!
頑張ったかいがあった選挙だったわさ。


「白蓮れんれん」読破

2014-09-02 19:49:05 | さるみみ文庫2014
朝ドラで仲間由紀恵が演じている連子のモデルが
柳原白蓮という実在人物であることを知ってから読んでみたいな~と思って
林真理子にも関わらず買ってしまった1冊。

小説、という形態で書かれているんだけど、
たぶん途中に出てくる白蓮と龍介の手紙の中身は本物なのよね。
そういうところがちょっと中途半端な感じがするのと、
私としてはあくまで史実としての白蓮事件の結末に興味があったので
駆け落ちが成就して、白蓮と龍介が実際に暮らせるまでに多々あった苦労と
世の中の彼女に対する批判、伊藤伝右衛門に対する世の中の反応、
彼自身や彼の家族たちの思い、晩年の白蓮の生活についてなど
そういう「駆け落ち後」のことにもっとページを割いてほしかったかな。
というか、そういう本を読んでみたかったのよね。

駆け落ちの成就までは、面白おかしく書こうと思えば書けるんだろうけど
その代償、というか本当の意味で穏やかな生活を送るまでの苦労や
世論の変化、戦後になって彼女がどう評価されることになったのか
そこにもっとも興味があっただけに。

林真理子だからこういう書き方になったのかな?

まあよくわからないけど、ただの恋愛小説だと思って読むならそこそこ面白いかもしれないけど
実際の資料も扱った限りなくノンフィクションに近いフィクションとして読むなら
不満が残る1冊、というところかな。

次は図書館から本が入ってきてるから白蓮ものは読めないけど
もっと駆け落ち後の話を書いた本があれば探して読んでみたいかも。

それにしても…、ウェブで見た白蓮は本当に美人だわさ~。


生徒会に立候補!

2014-09-01 19:45:39 | Weblog
コナンが生徒会に立候補することになった。

まあこれも、私がダラダラしていたコナンに対して
「部活も入ってないし、学校のいろんな機会に参加もしないんだから
せめて生徒会活動くらいやって学校に貢献くらいしなかったらダメでしょ」
っていいだけ去年言ってたからなのか?
それとも生徒会の先生が自分の苦手科目の先生ということもあって
「生徒会やってれば成績は心配ないな」
という話もしてたから、それが狙いなのかどうかはわからないけど
立候補用紙を持ってきて、保護者印まで押さなくちゃだめで
「ああ、本当に立候補するんだ…」と思った私。

この週末は公約を考えたりポスターを作ったり、選挙用たすきを作ったりと
本格的な選挙活動の準備をして、今日は先生のところに行って
公約やポスターのチェックをしてもらって、明日から遊説活動に入る。

しかしコナン、「遊説」を「ゆうぜつ」と読んでたし
「立会演説会」を「りっかいえんぜつかい」って読んでた…

こんなんで大丈夫なのか?

こんなのがもし受かってしまったら、学校はダメになるんじゃないのか?

そんな不安を抱いた私。

朝は玄関前であいさつ運動もあるということで
いつもより早く登校するコナン。
早起きも大変だと思うけど、部活もやってないんだし、頑張りや~