さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

エナリ塾面談

2016-11-30 22:36:21 | さるみみ学習塾
エナリの塾の面談に行ってきた。
今回私が尋ねたかったのは主に大きく2つ。

① 5が取れれば点数は別にすごく高くなくてもいい
  ⇒なんか必死になることもなく5が取れる程度に手を抜いてる気がする。

② 同じ部活で一番仲がいい子が同じ塾に入ったけど、ちゃんとやってるのか?
  ⇒どうも遊びに行ってる感があるんだけど…

先生二人が同席していて(それぞれ担当科目が違う)①の話をまず出したら
「ああ、そういうところありますね、確かに」と言われる。
周りのペースに合わせちゃうとか、できない子に教えたりしているようで、
先生には「できない子に教えるのは私の仕事なんで…」とか言われる始末。
今回計算ミスとか漢字のミスとか、スペルミス、社会でさえ「フィリピン」と答えるところを
「フィリプン」と書いて2点落とすなど、トータルで23点分のロスがあり、
それがなければどんな順位だったのかしらね…と思うくらいの残念度。
今のところは志望校的にも余裕があるところに胡坐をかいてるので
ここで一度ガツンと言いますね、とのこと。
受験勉強は個人戦なので、どんどん先を見て突っ走ってもらいたいし、
そうしてもらうようにちょっと宿題の内容や量なども調節します、だってさ。
テレビ見てダラダラしているんだから、また気を引き締めていかないとね。

一応ここで、漢検3級は無事に合格していたことを聞く。
今年度最後の検定類は、まず英検を1月に受けて、あとは1月道コン頑張ってやる、
あとは2月に定期テストあるから道コン終わったら切り替え。
その後は新学期まで暇があるから2年生の予習を兼ねて数検4級に挑戦、
それから来年6月に漢字検定準2級、英検は4級を…という感じの検定スケジューリング。
道コンの目標も先生が設定してそこに向けて頑張らせるってさ。
エナリくん、道コンを一番後回しにしてるけど、そうはいかないみたいだからね。

②の件については、一応数学で教える姿がみえるけど、他の教科はそんな感じはないみたい。
でもときどきふざけたり脱線しすぎないように観察してくれるって。

あと、やっぱり先生の一人は「南をめざすべき」と主張してたね。
いや、このまま西で行きますゆえ…
今時点ではBランクなので、なんとかあと1つ5にしてAランクに上げないと、という話も。

ああ、この先どうなるやら。
いよいよ今度はエナリの学校面談もやってくる。

白文を読む弟?!

2016-11-27 21:30:10 | Weblog
定期テストは終わり、地味に毎回少しずつ得点を伸ばしつつも
なぜかくだらないミスが後を絶たないエナリ。
今回も英語のスペルミスやら、国語の漢字の誤字やらがあり、
そうしたくだらないミスで国語は10点を落としてしまった。
それがなければほぼ満点の勢いだったのに、全然悔しがらない本人を見ていると腹立たしい。
欲がないというのかなんというのか、5が取れる範囲であれば満点狙わずともよい、
という戦略?のようで、まだ1年生だからガリガリやらなくてもいいんじゃないか、
という思いがある反面、今からコツコツやる習慣をちゃんとつけること、
ケアレスミスも続けば「ケアレス」ではなくなるんだ、ってことを意識して
雑に勉強をしない、ってことを大切にしてもらいたいという思いも。

これから塾面談と学校の三者面談があるから、特に塾の先生からも指摘あるかも…

そしてこれからコナンも定期テストなんだけど、こいつもまたいろいろと問題を抱えてる。
文系科目についてはいつも苦労してるけど、今回古典は漢文になって、これまた大変。
理系くんだから漢文は得意になるんじゃないかと思ってたけど、
白文に返り点を打つ問題とか、訳す問題とか、古典が苦手だから返り点のルールは覚えても
訳す問題になると文法を意識した訳ができずに意訳になってることが多いかも。

今回は漢文で「先ず隗より始めよ」とか「鶏鳴狗盗」が範囲になってるんだけど
そもそも「鶏鳴狗盗」って四字熟語そのものを知らなかったのよね。
エナリに「それってくだらない能力しか持たない人のたとえだよね」って言われて
コナン「え?なんでそれ知ってんの?でも、学校ではそれだけじゃなくて
それがたまにすごくいい場面で役に立つ、って話だって言ってたけど」
って、えらく驚いていた様子。

まあ高校生、プライドがあるもんだから
「四字熟語じゃないんだぞ、白文読んでるんだからな」
(だからお前よりずっとすごいんだぞ、ってことを言いたかったのだろう)

他にテスト範囲に「矛盾」「蛇足」「朝三暮四」が出るらしいのだが、
「ああ、矛盾なら知ってるよ」とエナリ。
「でも読めないだろ」とコナン。
ところがエナリは白文をサクサク読んでる…
え?

コナンもさすがにそれにはこういう顔になってたんだけど
どう考えても白文読んでるわけではなさそう。
「その話は暗記したわけ?」
と私が聞くと「そう、学校で故事成語やってて音読テストあるから」
だよね、白文読めるはずないもん。

ああ、そうそう、中学生はちゃんと故事成語やるよね、普通。
臥薪嘗胆も朝三暮四も蛇足も知ってて当然、ドヤ顔。

モル中でそんなことはやらなかったとコナン。
やったのに聞いてなかったのか、あるいはやったてたとしても先生の研究の都合で
国語の内容に濃淡が出ちゃうところがモル中って残念だわよね。
自分で興味を持ってさらにいろいろ調べるような子ではないし、国語に興味もないエナリ。
教養がきちんと身につかないままで高校に入っているので
たぶん他の中学校から来た子たちは「矛盾」「蛇足」「朝三暮四」なんかは
テスト勉強しなくても済むんだろうし、「先ず隗より始めよ」なんてのは教養として
当然知ってて改めてたくさん時間を使って勉強しなくてもいいんだろうけど
コナンはそういうベースもないので漢文の勉強時間もたくさん必要。

「学校で音読テストやったのは、あれだよ、あれ「春はあけぼの…」とか「つづりにむかいて」とか…」
「春はあけぼの ようよう白くなりゆく…」と延々と暗唱するエナリ。
「それって源氏物語だったっけ?」とかいうコナン。
「ちがうって枕草子だ!」エナリに訂正されてるし…

ああ、本当にコナンは文系科目に関してはセンスない。
というか、教養もないし…

今回のテストも苦労しそうだな。
さようなら~コナン。


「みかづき」読了

2016-11-23 20:26:47 | さるみみ文庫2016
ここ2週連続で日曜出勤があったので、ちょっとヘロヘロ気味だったけど
そんな中でも読む手を止められずにぐいぐい読めたのがこの本。
久々の森絵都作品で、かなりのボリュームだったんだけど読むのが辛くなる感じではない。

舞台はまず昭和30年代の日本で、学校の用務員室で子どもに勉強を教えていた主人公が
教わりに来ていた児童の母親(これがまた強烈なキャラで教育に熱い)と学習塾を立ち上げて
結婚し、塾を経営していく中でいろんなことが起きて…というざっくりしたあらすじで
上に書いたように、最初は昭和30年からスタートして、最後は平成の時代、主人公の孫の世代になる
3世代の大河ドラマなわけよね。

最初は塾を運営していく中での山あり谷ありで、塾運営の話がメインだと思ってたんだけど
まあそれは一本ベースにありつつも、教育をベースにした家族の物語で
本当にそれぞれの人物が平凡であるけどイキイキと描かれていて、まさに「大河ドラマ」
私教育と公教育の対立やそれぞれの立場の人たちの思い。
熱かった。この本を読んだあとに、サボさんといろいろ語り、
やっぱり教育ってこうあるべきだよね~、でもうまくいかないよね~など
話しこんだりもして、最初思ってた話とは違う展開の作品ではなかったけど、
すごく熱くて、人々の思いが伝わるし、魅力的な人々と出会えたいい作品だったわね。

森絵都、やっぱりいいわ~。
今年のベスト3に入る1冊だったわね。

「職業としての小説家」読了

2016-11-14 22:20:48 | さるみみ文庫2016
基本的にハルキストではない私だけど、村上春樹のエッセイってどんなのだろう?
と思ってサボさんが読んだ後にちょっと拝借して読んでみたわさ。

で、感想としては、面白かった。小説は今一つ好きになれないけど、
エッセイは非常に語り口が心地よく、わかりやすくて読みやすかった。
なぜ小説家になったのか、なぜ日本を出たのか、いろいろと興味深い疑問についてはもちろん
小説を書くときに「へえ、そんなこと考えて書いてるんだ」なんてことも思わせられる部分もあり
目の前に村上春樹の仕事場や仕事をしている様子が浮かんでくるようだった。

特にここ数年ノーベル文学賞を村上春樹が取るか取らないか、みたいなことが
必ず秋になると話題になっちゃったりすることについても、村上春樹自身がどう考えているのか
その話題についても大変興味深かった。
全部で12の興味深い話題について書かれているんだけど、そうやって12個に分かれてるから
区切りよく読めるのもよかったかな。

ちょっとこの文庫本に緑茶をこぼしちゃって紙がバリバリになったのが残念なところだけど
売らずに置いておくのがいい本だな~と思ったわね。

今年は仕事を始めてからあんまり読めてないけど、実は年末年始に読もうとして
何冊か積読本を用意してて、それとカレンダーの残りの日数をみていくと、あと2、3冊程度かな、
さるみみ文庫2016年のご紹介は。

今週来週と日曜出勤もあるので、また読書の時間は減りそう…
ちょっと悲しいけど。
そして読書の秋はもう終わり、読書の冬になっちまったけど…

高校から成績表届く。

2016-11-10 22:05:56 | さるみみ学習塾
コナンの学校からサボさん宛てに前期の成績が送られてきた。
昔はこんなのなかったと思うんだけど、今ってちゃんと親のところに送られてくるのね。
通知表ではなくて、2回の実力テストと7月の模試、2回の定期テストの
素点と偏差値と順位が載ったものだったんだけど、まあ辛い半年を過ごしたな、と思う。

2度目の実力テストで数学は学年50位以内まであとちょっとというところまで上げてきて
大の苦手な国語も学年のほぼ真ん中あたりでとどまってくれたのは大きかったかな。
でも英語が思ったほど振るわなかったので、まだ順位は3桁のまま。

もうちょっとで二桁入りと思うのに、その「もうちょっと」が難しいと感じたこの半年。


彼が第一志望にしている大学にはまだ全然及ばない。
たぶん総合で50位以内に入れないとちょっと難しいのかな~。

取りあえず数学については学習ペースができたから、成績伸びてきたのかな。
でも、本来ならば数検準2級持って高校入ったわけだからもう少し余裕あると思ったのに
全然そんな余裕もなくて、それでもそんな中でなんとか自分のリズムを見つけられた感じ。
だとすると、早く他の教科も勉強のペース、自分なりのやり方を見つけて欲しいわさね。

学校でも先生から数学を得意科目にするのでなく、英語を得意科目にできるように、と
言われていたようだけど、まだまだ得意と言えるレベルではないわね~
やっぱり高校に入る時点でいかに国語・数学・英語の教科間バランスが大切かということを
ここでものすごく痛感していると思う。
数学も英語も別に苦手な教科ではなかったんだけど、高校生として大学受験に通じるような
勉強方法ではなかったんだろうな~と思う。

来月頭には定期テスト来るんだけど、部活三昧の今の生活のなかで、
さてどうやって勉強時間確保するつもりなんだろうか。
もう高校生だから何も言いますまい。

エナリも定期テスト。さてこっちもどうなることやら。

すーっと背筋が寒くなる~

2016-11-09 21:31:03 | Weblog
いや、めちゃくちゃ個人的な話なんだけど、

先週福岡に出張に行ったサボさん、今回の道路陥没事故で陥没したまさにその交差点を
渡って行けるホテルに泊まってたようで、
テレビに出てたセブンイレブン見て「ここ行った!」とか言ってたわさ。
まさに1週間前に行ってた福岡の、まさに事故があった交差点を歩いたサボさん。
昨日の夜はなんか自分の行った場所がそんな事故の現場になったことで
ちょっとハイになってたサボさん。

しかも1週間前に行ってた場所だなんて!

ちょっとびっくり。


福岡土産

2016-11-03 20:37:40 | Weblog
サボさんが出張で福岡に行っていたのだけど、
お土産でスタバのご当地マグを買ってきてくれた!
新しくなったご当地アイテム!
福岡のかわいかったよ~!

とんこつラーメンの匂いがだめで、屋台とか不衛生な感じのするところも苦手。
ということで福岡は相対的に好きじゃないのか?
出張前に「行きたくないな~めんどくさいな~」を連発。
前回行ったときよりぐだぐだ言ってた感じがある。

当然今回もとんこつラーメンとか食べなかったのだと。

気温差20度近くあったみたいで、帰ってきてから今日は慌ただしくタイヤ交換。
先週予約してたけど、やっぱり混雑すごかったみたいね。
「なんか今週すごい季節の差を感じた」

って、そうだよね。


しかしうちの前を通るエナリ中の中学生、部活行くのに短パンジャージでしたが…

もう北海道は冬。