なんか今週も忙しかった。
特に昨日は木村まさ子さんの講演会(キムタクの母)に委員だから
強制出席ってことででかけてきて、そのあと個人面談2人分。
あまりに自転車の走行距離が長くて、下半身死ぬかと思った。
エナリの方はとりあえず私自身も相談すること何もないし、
まあ先生も「順調に生活している」ということだったので
すぐに切り上げてコナンの方へと出かけた。
コナンについては私も聞きたいことが沢山あったのだけど、
学級通信で見る様子や他のお母さんたちから聞く話から
「学校では」しっかりやれていることは知っていたので、
家ではダラダラとテレビばかり見て寝るのも遅いし、お風呂も後回し
荷物は片付けない、机の上はめちゃくちゃという様子を伝えた。
先生はコナンを「研究職向き」と言っていたけど今回もその印象は
変わっていないようだった。クラスの男の子が子どもっぽくて下ネタばっかりで
大騒ぎしている中にあっても「ああ、あいつらバカだな」くらいに
遠くから冷ややかに見ている、という図式は変わらないらしい。
で、「どこまでやったら先生は怒るだろうか」と窺いながら
いたずらしたり、人との距離感の探り方が独特なんだって。
正面からドカーンとぶつかって言いたいこと言って、喜怒哀楽爆発で
それを乗り越えて人の気持ちに気がついたり、自分の意見を出したり引いたり、って
いうやり取りが子どもの割に少ないと感じるんだって。
既に大人のように微妙な距離感を保っているって。
でも、最近のサタデーテーリングでのとりまとめやクラスでの発表、
委員会などの活動を通して、少しずつぶつかったり、自分の正論だけでは
通らずに時には意見を曲げる必要があることなどを感じて
そうしたことが面倒くさいと感じるけれど、
でも友達とそうしながらも過ごす時間が大事に感じている時期だと思う、と
先生は普段の様子から分析していた。
そして、そういう過程を踏まなくちゃ健全な人格形成はできないと、
コナンがそういう面倒くさい人間関係の調整なんかを身につけたら
きっと研究職みたいにこもるんじゃなくて、人を動かせる大人になりますよ、
とか言ってたし…
先生、それ「電車を動かす」の間違いじゃなくて?(笑)
もともと群れるのが好きな子ではないのに、そうやって面倒を感じながらも
ギャングエイジのこの時期に友達と動いて過ごすのは楽しい反面すごく
負担も大きいと。だから家でダラダラだらしなくてもいいと先生は言う。
同じようなことをここ数年聞いてきた気が。
夜遅くまで寝ないでテレビを見ていることも、子どもたちとの会話を
合わせるうえでは必要なことかもしれないし、
親にも反抗する時期だから仕方ないですよ、お母さんってさ。
勉強はクラスのできない子がするもので、理解しているのに
それ以上やる必要なんかない、って豪語したことについては
先生は笑ってた。(笑いごとじゃないんですけど)
でも、それについてもコナンはいつか時がきたらまた机に向かって
自分で勉強し始めるから大丈夫ですよ、と言っていた。
その「いつか」っていつなんだろう…
子育ての先輩はやはりよく見ている。
先生はコナンには知的好奇心をくすぐって世界を広げてあげることがいいと
思っていて、それで今回もちょっとした市のワークショップに
行ってみないかとコナンに声をかけてくれて、コナンは行くことにしたのよね。
先生のそうした気遣いもありがたい。
週末は本当に子どもたちが私たち夫婦とは別に行動することが増えて
サボさんなんかはとても寂しそうだけど、
彼ら二人とも、彼らなりに世界を広げているのね、と思うと
どんどん出ていけばいいと思う私。
男の子なんだから、いつまでもこの辺でちょろちょろされていては困る。
まだしばらくダラダラ無気力っぽいコナンをじっと容認しなくてはならないのか…
忍耐力のない母には辛い夏休みとなりそうだ…