さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

まずは数検5級。

2016-10-29 19:33:00 | さるみみ学習塾
エナリ塾の恒例行事となってる「検定受験」
今回は先生の餌食になったらしく、漢字検定だけでなく数学検定も受けなさい的な展開になり、
英検も…みたいなことを言われたようだけど、さすがにそこまでいろいろと
受験していくほど器用な子ではないので、英検は冬の3回目に回して
まずは2つ受験することになった。

数学検定は5級、中1レベルなのだけど、5級を受ける話をしていたら
横からコナンが「5級なんか受けても仕方ない。4級からにしろ」とかなんとか
とにかく文句をつけてきてうるさい。
準2級なんぼのものさ、って感じだわね。
数学で学年50位以内に入れてないくせにエナリに指示するなんて100年早いわ!
と言えば「あと3点だったんだ!」とか「俺に数検2級を受けさせろ」とか
自分にベクトル向きすぎですから…

ま、とにかく数学検定5級がコナンにとって「ダサい」としても
エナリにとっては新しい挑戦なんだからさ、まあ見守ってやろうと。
で、無事に5級は合格したわさ。
コナンが合格証を見て「はあ?満点取るだろ、普通」とか言ってたけど
中1の範囲がまだ全部終わってない中で頑張ったんだからよし。

さてこの後は漢字検定3級。春のリベンジなるか!
できれば中学の段階で準2級まで取ってほしいという塾の先生の話だけど
なんせ春は3級落ちてるしね(爆)
電撃文庫読んでばかりで対策ほとんどしてないのが不安。
春は「落ちたら検定料払ってもらうから」って言ってホントに払ってもらったんだけど
今回も払ってもらうことになるだろうか、どうだろうね

触発されたコナンは冬に英検2級を受ける様子。
この先、2020年実施の新しい学習指導要領の下では、大学受験時に英検2級を持っていることは
もはや普通で、準1級を持っている子も3割くらいいる状態が想定されるようなので
時代は大きくかわるのだなあ…と思う。
もうちょっと頑張って英語も超得意科目になってほしいわ、うちの息子2匹とも。

とりあえず数検5級はよかったけど、漢検3級なんとか取って~!!


「情報を活かす力」読了

2016-10-27 23:17:29 | さるみみ文庫2016
ひさびさに池上さんの本。
池上さんがどんなふうに本を読んでいるのか、どうやって情報を収集しているのか
池上さんのいろいろが紹介されているんだけど、
特段「すげえ」という発見があったわけではない。しかしながら、常にそういうことを
意識して情報を集めて整理しているという「継続性」に頭が下がる。
何でもどちらかというと熱しやすく冷めやすい体質の私なので
そこまでずっと続いてるんだ!と思うと頭が下がる思いだわね。

それにしても、本当に読みやすい文章を書くな、と思う池上さん。
その読みやすさ、わかりやすさに脱帽だね。


東京工業大学で池上さんの授業を受けられるのよね。
もう何度もコナンに「東京工大入れ!池上さんの授業が聞けるぞ」と言ってるんだけど
右から左にスルー。
まあ、工業とはなんら関係ないからスルーでも仕方ないんだけどね(爆)

何冊か池上さんの本読んだけど、やっぱり一番よかったのは「おとなの教養」かな。
あとは「伝える力」だろうよ。他は似たり寄ったりな内容がどの本にも書かれている感じ。
やはり総合的に見て「おとなの教養」がいいかな~
本を読まないコナンに無理やり押し付けたからね、それ。
早く読めよ、コナン。


素敵な絵本3冊も見つけた件。

2016-10-23 22:35:24 | さるみみ文庫2016
絵本コーナーで子どものための本を選ばなくなってから久しいけれど、
久々に児童書、絵本コーナーに行くとこんなにも素敵な本があったのね!って感じで
3冊も見つけちゃったし。ちょっと嬉しくなったのでみなさんにご紹介。

まずは一番上の「ネコヅメのよる」
この猫の顔に魅せられて本を手に取ったんだけど、
絶対この絵を描いた人って猫飼ってるでしょ?ってくらい
猫の表情とか動きの描写がハンパなく素晴らしい。
かわいいだけじゃない、日々ちらっと見え隠れするブサ要素とかボケた感じとか
そういうのがうまく出過ぎてるのよね。だから猫好きじゃなかろうか、
しかも飼ってるか飼っていたか、そのあたりなんじゃなかろうかと思ってね。
そういう視点でも楽しめたんだけど、中身もなかなか素敵だったよ。

デイヴィッド・ウィーズナーの「かようびのよる」を思い起こさせるような内容、
とだけ言っておこうかな。
猫の世界に本当にこんなことがあったらいいなあ、って思ったわさ。

2冊目。

谷川俊太郎さんの「これはすいへいせん」
これは、私が子どもの頃大好きで、よく自分で作っていたこともある「つみあげうた」
で構成されている本なのよね。すごく懐かしい。
私の子ども時代、特に小学校の2年~4年生は谷川俊太郎と長田弘が私にかなりの影響を
与えていたので、「かないくん」が出たときも谷川俊太郎がまだ生きていることに感動したものだけど
この作品を見て、しかも「つみあげうた」だ。子ども時代の思い出がよみがえる一冊だったわさ。

3冊目。

これを見たときに、またかよ、なんだけどエレカシの「月夜の散歩」を思い出した。
誰の上にも等しく優しい光を送る月と、それぞれの生活が描かれていて
これもまた本当にやさしくて、あたたかい気持ちになりそうな本だわね。
荒井作品はたくさんいいものがあるけど、これも後々いい本だったよね、って言われそうな
絵の美しさと文章のあたたかさがよかった。

この3冊はいずれも子ども向けでありながら大人向けでもあると思われ、
大事に残しておきたい本だと思えたわさ。

ぜひみなさんも手にとってみて。



エレカシ、Zeppツアー最終日に集う。

2016-10-22 23:47:37 | Weblog
もうとにかく興奮の2時間半以上のライブ。
Zeppまでは自転車で行くつもりだったんだけど、あいにくの雨。しかも寒いし…
地下鉄に乗りながらも近づくにつれてドキドキしちゃってた私。
そのくらいすごくよかった。本当によかったのさ。

俺の道も生で聞けた。
マスター馬鹿もあったし、笑顔の未来へも。
デーデ、やさしさ、みたいな昔の曲もあるかと思えば、やはり当然のごとく
夢追う旅人とI'm hungryも歌ってたね。
生命讃歌も星の砂も熱かった。

やはりエレカシはライブで聞くべきだと思った。
それほどにすごく中身の濃い、いい内容のライブ。もっとお金払ってもOKだわよ。
そんだけ大満足。スタンディングな分メンバーとの距離も近いし。

定番のガストロンジャーが流れたときは「ああ、もったいない、もう終わってしまう」
と何度も思ったほどに、声もよく伸びていたし、
アンコールまで声量も保っていたし、しっかり出ていたし。

相変わらず意味不明のMC、「総合司会の宮本です」もそうだけど
意味不明に「サッポロビール」を連発して踊ってたところとか、
宮本浩次はやはり紙一重だな~と改めて痛感。

すばらしい夜。

本当に行ってよかった。
ありがとうエレカシ!ありがとうみやじ!
私はまた来週から頑張って働こう!という気持ちになったよ。
来年また会おう!

追記
セトリがupされていたページがあり、確認してみたら
30曲もやってくれた模様。
ありがとうエレカシ!

「ざんねんないきもの事典」読了

2016-10-18 20:29:25 | さるみみ文庫2016
この本、何気なく本屋で見つけてパラパラめくってみて「これは面白い!」と
衝動買いしてしまった1冊。

進化の過程でなんかちょっと間違っちゃって残念な体のつくりや行動特性を持つようになった
様々な動物を紹介していて、見開き片面1Pに1つの動物、1つの記事、イラスト、と
構成されていて、それぞれの記事を読むのに3分もかからない感じ。

子ども対象にしてるのかな?基本的に。漢字にルビがふってあるんだよね。
けれど、子ども向けと侮るなかれ。
記事がとにかく面白くて笑える。いろんなみたこともない生き物が出てきて
「そんなのあるんだ~」って小ネタを仕入れることもできる。
あっという間に読み終わったわね。

エナリが好きそうなバカ本だったので、読み終わって直後に彼に渡してみた。

さまざまな動物の豆知識をまた積み上げてくれることだろう、頑張れエナリ!

「それな」と「わんちゃん」

2016-10-15 22:56:29 | Weblog
年を取ると、若者言葉というのが耳障りになったりもする。
今一番腹立つのが、コナンが使ってる「それな」って言葉。
もういつも使ってるから「それ、何なの一体?」って聞いたら
「確かに、とか、そうだよね~、とか同意の意味」と言われた。
ただ「適当に相槌うつときも使うことあるわ」ってことなので、
「へえ」と一緒だったりするのかね。
「それな」ってたとえば「それ、そうだよな」みたいな長い文章の短縮形とかなの?
って聞いてみたら「しらん」と一言。
意味や語源を知らずに使っているんだ…すごい。

でもさ、シリアスな話してるとき(たとえば進路のこととか)でも
「それな」って言われると「ちゃんと聞いてるのか?!」って

それともう一つ「わんちゃん」っていうのがすごく嫌だ。
「わんちゃん」って聞くと「何?犬のこと?」って思うけど
「わ」にアクセントが来るんじゃなくて、アクセントなしで平たく言うのよね。
「それマジで満点わんちゃんあるんじゃね?」とか
要は「ワンチャンス」って意味らしい。これも結構腹立つのよね。

どっちも腹が立つ原因は、どれほど深刻な話しててもなんか小馬鹿にされたような反応で
「おまえ、真剣に話してるんだって!」って言いたくなっちゃうところで
そういう感じについていけない段階で、もうおばさんなんだと思うけど、
それでもとにかく私は「それな」というのは大嫌いだ。

ああ、私もかつてはそういう若者言葉使ってたんだろうけど、
もう今はすっかり頭にきちゃう。
進路の話とか大事なんだからさ、ちゃんとした日本語使って話してくれないと
ふざけてるみたいに聞こえるからやめてほしい。

最近では「それな」って言うとコナンを蹴飛ばしてる私。。
40代、まだまだ脚は上がる。


エナリ、前期の通知表が来る。

2016-10-12 20:44:31 | さるみみ学習塾
コナンの通知表に続き、エナリの前期の通知表が来た。
1学期が終わる前に5教科の分は出てたんだけど、副科も含めたのは前期末になるようで
この場合、5教科は1学期末に出た数値と変わらない。
それなら別に夏休み前にくれなくても、前期末にまとめて9教科でいいんじゃないの?
なんてことを思わなくもないが、まあそれがシステムなのだろうよ。

既に国語で4だったので副科であと1個4があればギリギリAランク。
2個以上あればBランクというところ。
エナリは副科に苦しんでいて、本人いわくは全部4で美術が3かな~なんて言ってて
それじゃあ計算上Cランクになるわけで、そうなってしまうとさすがに西高は危うい、
というか諦めた方がいいんじゃない?って感じだわね。

で、部活から帰ってきたエナリが歓喜のあまりにおかしくなってたので
何があったのかと思えば
「成績めっちゃよかった!もう最高だった」とベラベラしゃべりまくり。

ほう、そんなにすごかったのかね…
と思ってみてみると、3は一つもなかったわさ。

しかも音楽も家庭科も5だった

ま、4が3つあるからBランクってことだけどね

それでもエナリは絶対美術が3だと思ってただけにむちゃくちゃ喜んでた。

部活から帰ってきたコナンがそれを見て「ださっ」と一言。

あまりに失礼だったので「あんたなんか3と4しかないじゃん」って言ったら
「中学時代は5しかなかったぞ」という始末。

しかしね、モル中は内申甘い。あま~~~い(スピードワゴン並みに)。
だからオール5なんてのは単なる幻想。幻想と書いてファンタジーだよ、コナンくん!

国語は夏休み明けのテストちゃんとできてたし、なんとか5をもらえそうで
体育も筆記がダメだったけど、次頑張れば5もあるかも!とちょっとやる気になってた。
残念ながら美術はモル中のようにペーパーテストがないので実技一本勝負。
もう昔アトリエに通っていたと思えないくらいの作品の下手っぷりに
思わず「幼稚園児の絵より悪い」と言ってしまった私。
建築士目指すって割に、絵が描けないのは致命傷と思うのだが。
3も覚悟するくらいのセンスのなさだったが、ギリギリ4のラインだったみたいね。

そんな重要な美術で5を取れる気がしないらしい。まったくもって。
努力も特にしないらしい。頼むから努力してよ…

こんな感じなのに「ああ、西高が近づいてくる」とか言ってた。
向こうから近づいて来たりしませんから…

次の定期テストは来月だってさ。
早いもんだ。この間終わったばっかりと思ってたのに。
少しずつ難しくなってくるんだから、浮かれてないでちゃんと勉強しなさいよ。



「極卵」読了

2016-10-11 20:18:48 | さるみみ文庫2016
本屋さんでちょっと気になってて、読んだことない作家さんだから
実際のところどうなんだろう…と、結構迷って買った文庫。

先にサボさんが読んだんだけど、特に感想も言ってなかったのよね。
で、読んでみた。

うーん。


元記者さんらしいからなのか、淡々と物語が進んでいった感じがある。
食の安全をテーマにしたのも面白かったし、いろんな立場の人も出てくるんだけど
それぞれのキャラの深堀りがされてなくて、「結局あの人たちってどうなった?」
ってのが多すぎる。いろんな視点があって着想は面白いと思うけど、
全てがうわべだけで流れて行った感じがあって、ちょっと残念度が高かった。

正直言って面白くなかったかな。

事件の黒幕も突然出てきた感じがあって、何の前振りもなく。

まあとにかくあんまりだったかな。

ちなみにこの作家さんの他の作品のタイトル、みんな漢字2文字なのか?
それもこだわりあるんじゃないかと思うけど、
その前にまずエンタメとしてもうちょっと魅力的に書けないかを追求してほしいわさ。

まあ次行ってみよう。

ベスト・オブ・ベスト・アンド・モア~MJO結成25周年記念

2016-10-10 21:46:05 | じゃずみみ
ちょっと聞いてみたんだけど、持ってるCDと別テイクかと思ったのに同じテイクだった。
別にそれぞれ持ってる人は買う必要などなく。
一番MJOがノリにのっていた時期のメンバーによる演奏だから、ま、完成形なのかな。
マシューズのアレンジで日本人好みのジャズに仕上がってるわけだけど、
個人的にはたとえば、サム・スカンク・ファンクなどはMALTAのビッグバンドで
演奏されたアレンジの方がかっこよかったと思うし、
ちょっといくつかの曲は薄っぺらい感じがしたかな~

もうそろそろMJOもMJQもいいかな~って感じだったなあ。
今私の中ではファブリッツィオ・ボッソとHIGH FIVEがいいんだけど
全然活動してないのかしらね、HIGH FIVEの方は。
ボッソが忙しすぎるからか?
前作から6年も経過してるのに、まだ新しいアルバムが出ないとか
もう既に活動休止状態なのか?

まあそれはいいとして、エレカシの合間に久々ジャズ。秋の夜長はジャズ聴くべ。

「ここが!だよICU」読了

2016-10-09 21:17:31 | さるみみ文庫2016
眞子さま、佳子さまで注目を浴びたICU。
皇室って神道なのにキリスト教大学に進学して大丈夫なんだろうか?
なんてこと思ったり、どうして佳子さまに至っては学習院辞めて行ったのかとか
いろいろと不思議に思ってたんだけど、
たまたまた本屋でこの本をみつけて、しかも立ち読みしたらおもしろそうだったので
購入してみたのさね。

まあ中身はイラストも多いし、面白おかしく誇張されている部分もあるんだと思うけど
この大学は日本にある大学でありながら日本の大学ではない、ということがよくわかった。

あと、たいていの大学は学部と学科を決めたうえで受験するわけだけど、
それを後から決められるところが大きな特色かな。
同じように北大も東大も入学した後から学部を決められるから同じじゃない?って
思うかもしれないけど、北大や東大はせめて文系か理系かは決めて受験するよね。
たとえば文系なら文系で後から法学か経済か選ぶ、理系なら理学部か工学部か選ぶよね。
東京工大もそんな感じなのかな?
でも、ICUの場合は本当に文理さえも絞らなくていい、みたいなところがあって
文系のつもりで進学して、勉強しているうちに「理系に興味あるな」ってなっても
そのまま理系の専攻ができちゃうのが驚き。
でも、仮に理系専攻しても、専門の学部を持つ大学には当然劣るわけで
そういう面では基本的にやっぱり文系の大学と言える。

なるほどね。

本としては3時間弱で読めるような分量だったので、雑誌感覚で読めたわさ。