毎年恒例になってる学校での読み聞かせボランティア。
1学期はエナリのクラスでの読み聞かせ。
2学期に入ったら全校生徒対象の読み聞かせ。
こんなことくらいしか学校に恩返しできないのでエナリの卒業まで
なんとか続けようと思ってる今日この頃。
去年はエナリクラスのお母さん、私も含めて3人がいたから一人1回クラスで
読み聞かせだったんだけど、今年は私しかいなくて
でも先生的には今年は4回やろうとしていたようで、
結局週に1度で計4回学校へ。
4冊か~と頭を悩ませつつもセレクトしたのが以下のとおり。
1週目 「ふしぎなたいこ」
森で出会ったてんぐにもらったふしぎなたいこ。
叩くと鼻が伸びるという、あんまり意味のないたいこなのよね。
てんぐとの約束で自分の鼻を伸ばしてはいけないと言われてたのに
結局自分の鼻を伸ばしてしまって…という話で
まあよくあるお説教本ではあるんだけど、このフェリシモ出版版は
東北弁で語ってる感じで本が書かれてるのさね。
そこが読み聞かせにはいい!と思ってセレクト。
実は関西弁で書かれた別の本を選ぼうと思ってたんだけど
そっちはちゃんと関西弁使えないので大阪からの転校生ママに習ってからだわさ。
2週目 「きょうはなんのひ」
この本は本当に素敵な本で、両親の結婚記念日にこっそり用意したプレゼントを
お母さんに宝探しさせながら見つけてもらう仕掛けを作った女の子と
家じゅうを仕掛けに従って宝探ししていくお母さんの話なんだけど、
日本語の美しさにほっとするのと同時に、見つけたプレゼントにお父さんとお母さんが
喜んでいる姿がとってもよくてね。
コナンが1年生になるときに懸賞で当ててもらった1冊だったんだけど
本当にこれ選んで応募してよかったと思ったので、クラスで読むことに。
3週目「ばばばあちゃんのアイスパーティ」
読み聞かせしてて思ったのは、食べ物の話とお化けの話は子どもたちの
食い付きがものすごいということ。
まあそういう経験を生かしつつ、3週目の活動は7月に入ることもあって
この本を選んでみたわけ。いろんなものを凍らせてデザート作るって(食べられるもの
ばかりではないんだけど)お話がまたみんなの心を躍らせること間違いなし。
これはもしかしたら持ってる子もいるかもしれないけど、
絵も細かくてかなり楽しめるので、チョイスしてみたのさね。
4週目「アレクサンダとぜんまいねずみ」
たぶんこの頃には、国語の授業で「スイミー」入ってるかも知れないと思って
同じレオ=レオニの作品を取り扱うことに。
この本は私が小学生の頃(確か1年か2年だったはず)国語の教科書に載っていた作品で
本当にそのとき大好きだったし、なんて素敵な作品なんだろう!って
いまだによく覚えている大切な作品なので、これもご紹介。
2年生だからこの本を「よかった」って言う子は何人かいるだろうな、と思って。
悩んだけど、チョイスとしてはかなり良かったかな、と自画自賛。
9月の全校対象の読み聞かせではちょっと趣向を凝らしての取り組みも。
ちょっと今からこっちの方もわくわく。本買う準備もあるんだけどね。
本当に自分の好きなことをさせてもらってありがたや~