さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

ドタバタの平成終わり。

2019-04-29 19:50:00 | Weblog
明日で平成も終わり。
サボさんは札幌に帰っていたんだけれど、明日帰る。
まあ私も中日3日間は仕事だったりするし、エナリも連日部活とかで家にいないし
お仕事の都合もあって札幌にいたのは一瞬ね。

この1週間、私が体調不良で結構仕事を休んでいて、
まあなんと面白いことか、コナンも体調不良でダウンしていて
遠隔でいろいろアドバイスをしたりしていたんだけど、
熱出している間は結構つらかったみたいね。
そんな中で私のここ8年使い倒していたPCがついに息絶えてしまい、
いろんなものがバタバタと倒れる平成の終わりでしたわ。

みなさん、平成終わりをいかがお過ごしでしょうか。

昭和、平成、令和と元号3つを渡り歩いてきたのか~としみじみ。

あと1日、なんか我が家はドタバタだけど、明日は心静かに過ごしたいわ。



「蜜蜂と遠雷(下)」読了

2019-04-24 14:44:24 | さるみみ文庫2019
えらいスピードで下巻も読んでしまった。
風間塵の天然すぎ、小学生か?疑惑が変わることもなく
一気にコンクールの演奏曲を聴きながら読んでしまったわさ。

本当にコンクールの予選から本選までを一気に書ききったものだと驚き。
そのことだけで、まず恩田陸すごい、とか思ったわね。
音楽を文章にするすごさもそうだけど、下巻は上巻よりもさらに
そこに風景や街並み、人の息遣いを感じさせながらの表現が加わって
さらに深みを増していったと思う。

中心的な登場人物3人はいずれもすごい天才で「おいおいそうそういるかよ、ここまで天才」
とか思ったりしたけれど、風間塵は難しいにしても、他2人は本当にいるかもね、
というところなのかしらね。

いずれにせよ、とてもよかったと思う。
賛否両論あろうかとは思うけれど、読んでよかったと思う。
最終的にはコンクールの結果は番狂わせなどもなく順当ではあったけれど、
それぞれがそれぞれに成長を感じさせるほっこりした部分もあり、コンクールの厳しさ
音楽の世界の厳しさもあり、なかなかに面白かった。

あれ?ここで一気に読んでしまったがために、GW中に読む本が…
どうしよう…
というのが今の悩みどころ。

「蜜蜂と遠雷(上)」読了

2019-04-23 13:18:55 | さるみみ文庫2019
待望の文庫化だったけれど、そこまで待たなくてもハードカバーのときに
読めばよかったかな、なんてことを思ったりして。
だって結局上下巻で、1巻730円だったからね。

まあそれはいいとして、この上下巻を私は某書店でまとめて購入したのだけれど、
ずっと読みたくて待ち焦がれていて、ワクワクしながら帰宅してすぐに袋から出すと…
あれあれ??
「遠雷」「遠雷」…

なんと私は下巻を2冊買ってしまったのだった!!
ということで慌てて翌日、買った本屋へ持って行き、レシート見せて
「すいません、上巻と交換したいんですけど…」とか。結構恥ずかしい感じに。。

そうした紆余曲折(?)があって読んだこの本。
平野啓一郎の「マチネの終わりに」と同じように音楽がテーマなので
コンクールの課題曲をyoutubeで探して流しながら読む、という感じにしてみた。

登場人物の個性的な感じもよかったけれど、音楽を文字で読める、というところが
やっぱり素敵だと思った。我が家で愛読してるマンガ、BLUE GIANTも
プロのサックスプレーヤーを目指す宮本大の物語なんだけど、
音楽が絵になって読める、そこがすごいと思ってるのよね。

音楽を聴覚以外で表現するってなかなか難しいと思うんだけど、
蜜蜂と遠雷はそういう意味ですごく楽しかったし、コンクールになど出たことはないけれど
緊迫感が伝わるような書かれ方で、とてもよかった。ホントに3日くらいで読み終わったわよ。

ただ、ちょっと気になるのが、天才ということで出てくる「風間塵」くん。
16歳という設定なんだけれど、なんか一応天然扱いではあるものの、
ちょっと子どもっぽすぎないか?と思ったりもする。
この先の展開が楽しみですぐに読みたい気持ちもあるけれど、読み終わったらもったいない気もする。

だけど、あるピアノコンクールの予選から本選までという短い時間軸の中での話で
ここまでの厚さになってることにも改めて驚き。
ハードカバーの時って上下2段になってなかったっけ?「模倣犯」を思い出してた私。
さてさてこの先どうなるのか、下巻も楽しみ~

結構ヒヤヒヤものだった?得点開示

2019-04-21 21:29:53 | さるみみ学習塾
先日、大学入試センター試験の結果が自宅に届いた。
再配達してもらったので、受け取ったのはちょっと遅かったんだけど、
早速コナンに中身をカメラで写してLINEで報告。
あれ?よく見たけど、ちょっと低くね?

コナンにその旨も伝えると、予定より5点低い、とのこと。
数ⅡBが自己採点より5点低かったらしい。



え?5点も?しかもマークなんですけど…
5点も違ったら、それこそ度数分布表的な棒グラフが一つ下の所にいたかもしれないから
実は結構ハラハラしちゃう感じだったのかな????

もうやめてよ、今合格していたからよかったけれどさ。

結局最後までマーク系テストで自己採点通りの結果が出なかったということになるわけだけれど
それもどうなんだろう?なんで最後までマークミス治らなかったのかしらね。

しっかりしているようでこういうところは抜けてるって何なんだろうなあ。



「ガーディアン」読了。

2019-04-15 21:28:49 | さるみみ文庫2019
薬丸岳作品。

これは、ハードカバーで出たときにサボさんと「どうするよ、買うか?」
と話していたのだけれど、最近の薬丸岳作品にちょっとした疑問符ついていた私たちは
結局文庫になるまで待とう、と結論を出して買わず仕舞い。

で、買った。

で、読んだ。

うーん。サボさんはまだ読んでないので話ができないんだけれど、
今まで少年犯罪とか社会問題に取り組んできた作者だけあって、今回の着眼点も
なかなか面白かったと思うんだけど、なんかね。

まず登場人物の数がめちゃくちゃ多い。
学校が舞台なんだから仕方ないとは思うけど、ハードだね、これ。
しかも途中で気が付いたんだけど、下の名前で書かれてる場面、苗字で書かれている場面と
同じ人物でも、語る側の視点によって違ってたのね!
秋葉先生側サイドからの視点では同じ人物を苗字で描写し、生徒同士の視点では名前なのね。
なんかめちゃくちゃ人物多くないか?って私は途中まで倍でカウントしてたから当然か!
まあ、それに気が付いたとしても人数が多いことに変わりないけれど。。

あと、中学校の中に存在する生徒が作る自警団、という話だったけれど、
中学生の割に大人並みの秘密保持力と犯罪でしょ、それ、みたいな裏工作とか
都合よすぎないか?つうか、そんな「中学生」いるのか?と思われるところが多すぎ。
宮部みゆきの「ソロモンの偽証」並みに不自然さがつきまとう。

テーマは本当に面白いと思うんだけどね。
荒れた学校が急に落ち着いた学校になったのはなぜか、そこには生徒が作る自警団が存在している、
それを教師たちは知らない、という設定ね。
でもその設定の面白さをあまり生かしきれていなかったとも思うのよね。

ちょっとピークオフ感あるかなあ、薬丸岳。。

家族離散からの2週間

2019-04-14 21:24:15 | Weblog
コナンとサボさんがそれぞれ引っ越ししてから2週間。
我が家はエナリと私だけになったわけだが、
このエナリも速攻で部活に入って先週から練習に参加しているので、
私が仕事から帰ってくる時間にはまだ帰宅しておらず。
ということで私は特に慌てて夕食を作ることもなく、朝もお弁当はエナリと私の分だけなので
人数的には1人分しか減っていないんだけど、なんか全然ラクになっちゃって、
今までよりも遅く起きても問題なし。
さらに雪もないので自転車通勤できるから15分程度余裕もあり、ちょっとゆとりあり。

ゴミも減り、消費されるお米の量も減り、なのにあまり家の中は片付いていないのはなぜか。

コナンが本州へ行ったことで部屋が空いたので、そこにエナリが移動し、
居間のお隣の部屋は空いて広々空間。もうリビングが20畳、みたいな感じ。

家族離散して3か所での生活があるから家計的に不安はもちろんあるけれど
受験生二人を抱えてなんとなくピリピリしていた感がある家の中は
数か月前とは比べ物にならないほど落ち着き、一人でゆっくり考える時間ができた。

あ、離散してよかった、ということではないわよ。

もうコナンは大学院で北大を目指す、ということは絶対ないと思うので、
(北大大嫌いなのでね、なぜか)
この家に帰ってくることはないと思うけど、サボさんは2年くらいで戻ってくるわけで。

前回サボさんが単身赴任から帰ってきたときに、なぜか荷物が家の中に入らない、という
不思議な現象が起きたのを教訓にして、今よりももう少し断舎利しようかと思うところ。
あのときは、サボさんの荷物が増えた、というよりもサボさんがいない間に
子どもたちのものがいろいろ増えてサボさんが帰ってきてから荷物を入れるスペースに
浸食していた、というのが正解だったのよね。

それを見越して、使わないもの、着ない服、いろいろ整理中。

GWには一時帰宅のサボさんがびっくりするくらい片付いている、ことを夢見て
片づけが大の苦手な私はせっせと頑張る!

いろいろありながらも暮らしてる

2019-04-09 22:07:15 | Weblog
コナンも親元を離れての生活がスタートして、今のところ日々楽しそう。

ところが日曜日、コナンが「お金をおろそうと思ったら暗証番号忘れて
3回入れ直したんだけど、ロックしちゃったのはどうすればいいの?」
なんてラインに入ってきたでは。

はあ?なにやっちゃってんの?
私は慌ててコナンに連絡取るも、本人はめんどくさいことになっちゃった自覚ゼロ。
暗証番号照会の手続きとかも時間かかるんじゃないの?その間お金下さないと生活できないじゃん。
教科書買えないじゃん!
どうしようかな~

心当たりのある番号があと一つあるんだけど、ロックされちゃったから試せないとか。

慌ててロックを解除してもらうのにどうしたらいいのか調べてみた。
意外にそれは簡単で、身分証明書とカードを持っていけば手続きできるみたい。
解除できたとしてATMでまた失敗したら、今度はもっと手続きがめんどくさいだろう。
通帳とか届け出印の確認なんかも入るかもしれない。
それよりなにより、コナンの生活費や教科書を買うお金がなくなるから、現金書留で
ある程度送った方がいいだろうな~、その間に手続きうまくやらないと時間かかるよなあ

などと頭を抱えて翌月曜日。


コナンから連絡来たらすぐに現金書留送る準備しておこうかと思いきや、
さっくりと「暗証番号は心当たりのある番号だったから、無事にお金下せた」と連絡が来る。

ホッとした。そしてどっと疲れが。。


今回の一件で、彼は暗証番号が3度でロックされることを学習した(そんなの常識で知ってると
思いこんでいた私だけれど、教えなければ知らないものなんだな、と改めて思う)
そしてそういうものの管理はしっかり頭の中でできないと結構苦労するんだ、ということも
学習したことだろう。。

この先も、私が「そりゃ常識だろ」と思うことで、ヤツが知らないことが一体どのくらいあるのか…
なんてことを考えてちょっとぞっとした。
さすがに子どもの頃からしつこく言い聞かせていることは、逆にそこまでかよ、というくらい
厳格に守っていたりもするんだけど、そのギャップがすごすぎて、程度は軽くなったとはいっても
さすがアスペと思っちゃう。

大事には至らなかったけれど、
こういうアクシデント、今後もあったりするんだろうな、と思うと気が重い。




いよいよ始まる札南ライフ

2019-04-08 21:58:53 | 320位からの札南ライフ
えー、本日はエナリの入学式。
彼の長い長い春休みもようやく終わりを迎えた(と思う)。

スマホでオンラインゲームばっかりのエナリ。
絶対血を見るぞ、しらんからな、と母は思って特になにも言わず。

しかし入学式でもしっかり脅されてたわよ。
みんなが中学校ではトップにいたと思うけど、ここでは320位になることもあるのだ、
ということをしっかり言われてたわ。
これは毎年お約束ネタなのかもね。GW明けの実テで血を見ることになることも
指摘されていた。まあそこからきちんとリカバーできるかが重要なんだけど、
今のエナリにはそういう脅かしさえも「他人事」なのかも…

バカな奴め。

明日から母はお弁当づくり再開。

大学入学までに結局いくらかかった?

2019-04-02 23:07:26 | Weblog
コナンの入学までにここまでどこくらいお金がかかったのか、整理してみた。
10月に途中経過で記事を残していたんだけど、
そのときまでにかかっていた費用は以下の通り。

3年進級時副教材(学校指定分。教科書は学校で使うものなので入れず)  9965円
塾費用(4~7月分)                        122800円
夏期講習代(塾の)                          33600円
塾費用(9~12月分。12月まで金額かわらないので先に計上)       61400円
学校申込み分模試費用                         14780円
模試個人申込み分(他塾実施分)                    11380円
学校夏期講習代                             1800円
コナンが個人的に買った問題集                     14653円
大学への募集要項の請求(まだ第一希望校のは到着してないが…)      1095円
センター試験出願料                          18800円

                            合計    237973円

その後に発生した費用は

 学校冬期講習代                            1800円
 塾の冬期講習代                            33600円
 模擬試験代                              4900円
 問題集など                              8265円
 願書請求費用                             1815円
 試験を受けに行くための旅費                     66800円
 もろもろ送料                             8750円
 受検検定料                             35340円
 入学金                              282400円
 大学生協など入学に伴う諸経費                    93540円
 寮に支払う一時金                          108979円
 日用品類など購入費                         53256円
 コナン旅立ち旅費                          35800円
 たぶんこれから前期授業料                     267900円
 
                              合計  1003145円

トータルでここまで1241118円。あれ?意外とかかってない??
道新では国公立自宅外だと平均して198万円とあったけど?
と思ってよく見て見ると、新聞では住まい探しの費用ということで19万ちょっと計上されている。
住まい探しのために旅費とかかかってないからかな。
あとは、生活用品の購入費用が、家電など必要なかったから20万以上の差があるし、
引っ越し代や荷物の送料なども圧倒的に違うので、そこで差が出たかも。寮に決まったのは大きい!
受験費用としても、私立大学はまったく受験しなかったので、結局少な目なんだろう。

ここからは寮費が毎月52540円引き落としになって、コナン本人への仕送りは50000円。
ということで、彼にかかる費用は月10万円以上になる。

今回かかった費用は、概ねコナンが1歳の頃からかけていた学資保険の満期が来て
その満期金でカバーすることができたのは大きくて、ありがとう、学資保険!という感じだった。
同じようにエナリの大学入学に備えて、彼は0歳時点から、しかも何を思っていたのか
コナンよりも多めに学資保険積んでて、私の中で漠然と、エナリは浪人か私立大学に行くと
思っていたのかな~なんてことを感じたりして。
その通りにならないように頑張ってもらわにゃなりませんが…

ということで、我が家の大学入学までの費用、たぶん結構ミニマムな感じで仕上がったらしい。

つくづくエナリが立命館に行くことにならなくてよかったな、と思う。

この先も私はせっせと働いて、来たるべき2人大学生時代に備えるわ。









新年度始まる!

2019-04-01 21:56:52 | Weblog
週末、コナンの引っ越しに行ってきた。
同じ日に、サボさんも旅立ち。

先週の頭は体調最悪でダウンしていたけれど、なんとか週末までには復帰して
コナンのところに行ったはいいが、大学の敷地が広くて寮にたどり着くまでに一苦労…
なんとかその日のうちに送ってもらった荷物も到着して、家電とか買うこともなかったので
さっくりと引っ越し完了。
その夜はコナンとご飯を食べて「元気でね~」と言ってお別れ。

お金もないし、エナリもお留守番していたので1泊で帰ったんだけど、
悔しいから翌朝は早くチェックアウトして御朱印もらうために神社めぐりちょっとだけ。

この桜はコナンの大学構内で撮ったもの。
気候が全然違うのよね~本州とは。

コナンはシェアハウスみたいな寮に入っているんだけど、
最大8人住むところ、今は6人しかいないみたいで(入学式間に合うのかなあ)日本人は3人、
留学生が3人という構成のよう。中に日本語が全く話せない中国人がいて
その子とは英語でコミュニケーションをとるしかないらしい。

なかなか面白そう…異文化のぶつかり合いもあるだろうね、これは。

私は、コナンもエナリも二人とも割とドメスティックな考え方をするので、
そのことをちょっと危惧していたのよね。
男の子だし、この時代だし。
だからこそなんとかしてすぐに親元から出さなくてはならないと思ってきたし、
より多様な考え方をする人たちの中にぶちこまなくてはならないと思ってきたわけ。

しめしめ、そういう環境も望んでいたのよ。
新しい土地で親元を離れて暮らし、そこでいろんな人と交差する暮らし。
帰りに電車に乗りながら「ああ、エナリも親元から早く出した方がいいな」と思った。
環境を変えたくない、という超保守的なエナリ。
北海道が好きなのは結構だけど、他の土地に暮らしてそこと比べても1番なのか
検証してからにして、と思う。

これから寮に最低2年は暮らすことになるコナン。
彼の成長が楽しみだね。

そんなコナンは明日が入学式!母は行けないけど、頑張って!