さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「まる、ありがとう」読了

2022-09-30 21:56:25 | さるみみ文庫2022
ということで、「ヒトの壁」の最後に出てきた養老先生の愛猫「まる」
この「まる」のことを思い出してこの本を買ってしまった私。
夫のサボさんは「猫が死ぬことを考えたくない」ということで読むことはなかったけど
私はやはり猫飼いとして、「そうだよね、養老先生」とうなづきながら
そして時には微笑みながらこの本を見ていたのである。
読んでいくと、やはり養老先生は犬的ではなく猫的な人だったんだな、と思う。
犬はかわいいと思うけど、どこかうるさい。ほっといてくれよ、と思う。
猫の適度にかまってほしくて、適度に距離を取ってほしいとことんツンデレなとこ。
これは犬的人間には理解しがたい部分なのだろうな、と思う。
ずっとそばにいて従順な感じは私にはちょっとうざい。
かわいいんだけどキラキラした目で「遊んで」と訴えてくるのはちょっと。
年をとるたびに猫化していく自分とあいまって、猫がかわいく感じるし、
猫飼いとの猫談義が楽しくて仕方ない。そう、養老先生も猫飼い仲間として
会ったこともないけど、親近感2割増し。
猫さまとのお別れは悲しいけど、なぜか読んでいて和んだ1冊だった。
ほんとまさに「まる、ありがとう」だった。

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