マタイの福音書6:34
『だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。』
会ったこともない人ですが、今もなぜか記憶に残っている人がいます。
とても心配症の30代の母子家庭の人で、子どもが一人いますが、将来が心配で夜もよく眠れず、安定のために必死に働いて節約をしていました。
それで、すでに3700万円も貯めているのに、それでも心配だからと最低5000万円ないと無理だと思っている人でした。
本当に気の毒な人だと思いました。
そういう人は常に悪いことが起こることを想定するので、頭の中は、悪いことや病気や不安なことでいっぱいになりますね。
それが原因でストレスが溜まり、不眠症になり、結局は体を壊し、お金はそこに消えていきます。
心配症という病気をすでに患っているので、それを先に直さないといけないと思います。
心配症は心の病気です。
明日何が起こるかわからないのに、何十年先まで心配するのは、今すべきことでしょうか？
今あることでも疲れるのに、ずっと先にあるか、ないかもわからないことを前借りして心配するのはどんな意味があるでしょうか。
心配することは慎重な姿ではなく、心をむしばむ病気です。
神がいつもゆだねなさいと言われているのは、心配から私たちを守るためでもあります。
【祈り】
主よ。今日一日を精一杯生きる者でありますように。
【聖句をノートに書きましょう】
－心配－
- ヨブ記14:1
- エレミヤ書17:8
- マタイの福音書6:25
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