第1歴代誌22:5
『ダビデは言った。「わが子ソロモンは、まだ若く力もない。主のために建てる宮は、全地の名となり栄えとなるように大いなるものとしなければならない。それで私は、そのために用意をしておく。」こうして、ダビデは彼が死ぬ前に多くの用意をしておいた。』
親が子どもを愛するのは自然な姿でありますが、盲目的な愛、溺愛には問題があります。
それが子どもの自立を妨害し、子どものことを自分のものだと勘違いして執着してしまいます。
また子どもが苦労してほしくないと思い、多くの財産を残そうと犠牲まで払ってお金を貯めておきますが、これもすべて虚しいことです。
クリスチャンは、特にこの点に気をつけないといけないです。
なぜならば、神よりも子を愛することは神の前にふさわしくないからです。
自分が受けたものを、主のみこころに従って使わないといけないのに、神のみこころとは関係なく、自分の子であるという理由だけで、子どもだけに使うことは、主が富を与えた目的に反することです。
ダビデは正しいやり方で神をあがめました。
彼は自分の子ソロモンが主のために神殿を建てることが主のみこころであることを知ってそれに精一杯協力しました。
人生の最後まで子に何かを残そうとしたのではなく、主のために何が出来るのかを常に考えながら主の働きをしました。
そしてソロモンが主のために良い働きをすることを願いました。
ただで親から財産を貰った多くの人が放蕩生活をし、親を大事にしない姿はいくらでもあります。
子どもはただ贅沢に暮らすだけで、親の労苦に感謝することもありません。
子どもに残す財産で1番良い財産は、敬虔な信仰です。
【祈り】
主よ。子どもは大切ですが、神より愛するものではありません。財産や物も大切ですが、神の国より大切なものではありません。口だけの告白ではなく、行動が伴った信仰の姿を主に見せたいです。
【聖句をノートに書きましょう】
-財産、富-
- 第1テモテ6:7-9
- 箴言15:16
- マルコの福音書12:43-44
- マタイの福音書19:23-24
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