Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

〈日韓演劇週間〉のお知らせ

2015-10-08 | Weblog
上野の劇場STORE HOUSEが毎年秋に行っている〈日韓演劇週間〉の中で、今月18日に〈日韓演劇交流センター〉との共催でシンポジウムを行うことになり、同センターから私が司会として参加します。
短い期間ですが上演自体も濃厚な四本で、楽しみです。

以下、公演とシンポジウムの情報

STORE HOUSE Collection 日韓演劇週間Vol.3
日韓気鋭の4劇団が2週に渡って競演します。

韓国の現代演劇を代表するパク・クニョンが主宰する劇団コルモッキル
2015年、韓国・密陽夏の演劇祭にて「戯曲賞」を受賞した気鋭の劇団、温泉ドラゴン
2014年度・韓国の演劇賞を総なめにしたキム・ジョエプ率いるドリームプレイ
現代社会を見つめる鋭い視線を舞台にのせる、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した中津留章仁

期間:<第一週>2015年10月14日(水)~10月18日(日)
コルモッキル×温泉ドラゴン
<第二週>2015年10月21日(水)~10月25日(日)
劇団ドリームプレイ×中津留章仁 LOVERS

会場:上野ストアハウス
企画・製作・主催:(有)ストアハウス
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)日本芸術文化振興基金

《タイムテーブル》A=コルモッキル B=温泉 C=ドリームプレイ D=中津留
  10月14日(水) 14:00【B】 19:00【A】
     15日(木) 14:00【A】 19:00【B】
     16日(金) 14:00【B】 19:00【A】
     17日(土) 14:00【A】 19:00【B】
     18日(日) 12:00【B】 17:00【A】 19:00~シンポジウム
  10月21日(水) 14:00【D】 19:00【C】
     22日(木) 14:00【C】 19:00【D】
     23日(金) 14:00【D】 19:00【C】
     24日(土) 14:00【C】 19:00【D】
     25日(日) 12:00【D】 17:00【C】

全席自由席となります          

チケット
料金:1本券 前売・予約 3,500円 当日 4,000円
  2本券(日本・韓国の各1公演ずつ計2公演ご覧になれます) 前売・予約 5,000円 当日 5,500円
   4本券(日本・韓国の各2公演ずつ計4公演ご覧になれます) 前売・予約 8,000円 当日 8,500円
   ・シンポジウムは無料です
チケット発売開始 9月10日(木)
問合せ:ストアハウス TEL 03-5830-3944  E-mail info@storehouse.ne.jp

出演団体
コルモッキル(韓国)
『キョンスク・キョンスクの父』
作・演出:朴根亨(パク・クニョン)
出演:コ・スヒ、ジュ・イニョン、キム・ヨンピル、キム・サンギュウ、ファン・ヨンヒ、ソ・ドンガプ、イ・ホヨル、アン・ソヨン
日帝末期から朝鮮戦争が起きる1950年までを背景に、波乱万丈な人生を生きてきた父とその家族を描く。愛しながらも対立し、葛藤し成長していく家族の熱い情と愛の物語

温泉ドラゴン(日本)
『烈々と燃え散りしあの花かんざしよ』
作・演出:シライケイタ
出演:いわいのふ健、筑波竜一、阪本篤(以上、温泉ドラゴン)、渋谷はるか(文学座)、伊原農(ハイリンド)、清水直子(俳優座)
韓国人無政府主義者・朴烈(パク・ヨル)と内縁の妻である日本人の思想家金子文子が爆弾テロを画策していたとして、1923年の関東大震災の2日後、逮捕された朴烈事件を描く。
 
劇団ドリームプレイ(韓国)
『アリバイ年代記』
作・演出:金戴曄(キム・ジェヨプ)
出演:ナム・ミョンリョル、チ・チュンサン、チョン・ウォンジョン、イ・ジョンム、チョン・クシャン、ユ・ジュヌォン、ペク・ウンチョル、イ・ジョンス
作家自身と父と兄、家族の物語と歴史を淡々と描く。1930年植民地時代に日本で生まれて教育を受け、祖国に戻り、1955年、定年退職になるまで大邱中央高校で数学の教師として勤めた父キム・テヨンをドキュンタリー的に回想しつつ、父親の年代記を通じて韓国近代史と作家自身との関係が告白されていく。

中津留章仁LOVERS(日本)
『黄色い叫び』
作・演出:中津留章仁
出演:倉貫匡弘 高橋洋介 長谷川景 森下庸之 森田匠 荻野貴継 柘植裕士 樋田洋平 大室由香利 守屋惠美
とある地方の青年団の事務所。会議のために集まってくる青年団の人々。前年の土砂災害で亡くなった人がいる。町長は祭りの開催を渋っているらしい。それでも祭りを決行するか否か……。地方ならではののどかな人々の中に、土砂災害で両親を亡くし、震災を東京で見つめていた一人の青年が戻ってくる。彼の提案から、喧々諤々な会議へと発展していく……。


シンポジウム開催
シンポジウム[日韓演劇交流センター+ストアハウス]
『演劇の中の社会』
2015年10月18日(日)19:00~ 会場:上野ストアハウス
司会:坂手洋二
パネリスト:パク・クニョン、キム・ジョエプ、中津留章仁、シライケイタ
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「話せばわかる」 | トップ | 〈海外演劇紹介プログラム〉... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事