普天間基地の名護市辺野古移設に向けた環境アセスのやり直しなどを求めた裁判で、那覇地裁は20日、原告の訴えを退けた。国が普天間基地の辺野古移設に関して実施した環境アセスについては、住民の意見を述べる場がなかったり住民生活や環境に影響が出ると思われる情報を後で出してくるなど、アセス本来の趣旨目的を捻じ曲げた不正な運用が指摘されていた。県内外の市民ら621人がやり直しを求め提訴していたが、住民の意見陳述権は守られず、アセスの違法性も認められなかった。裁判所は行政・事業者の立場に寄り、「原告らに訴える権利はない」としてやり直し請求を却下、市民を排除した。これでは市民の意見表明を単なる事業主体のための「情報収集」にしか過ぎないと軽んじていることになる。行政判断がない限り「法律」は覆せなくなる。これが民主国家か? ……午前中、パレスチナからのお客様、ムハンマド・イサ氏(写真)とミーティング。パレスチナ西岸地区ヘブロン在住。青少年をターゲットにした演劇団体イエス・シアターに立ち上げ初期から参加し、アドミニストレイティブ・マネージャーを務める人だ。何か面白いことができるといいが。
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