「生き物は地面にいる」というのは、発見でも何でもなく、当然のことだった。
ダナオ湖のほとりで地面に一体化している、イヌくん。
微動だにしないこの存在は、だが、もちろん生きている。
地面に転がっていると、気持ちがいい、という事実があるだけだ。
多くの日本兵が死んだ場所だ。ごく僅かに生きのこった者も、この傍らの湖の水を、末期の水と思ったのだ。
平和の貴重さを、あらためて思った。
ダナオ湖のほとりで地面に一体化している、イヌくん。
微動だにしないこの存在は、だが、もちろん生きている。
地面に転がっていると、気持ちがいい、という事実があるだけだ。
多くの日本兵が死んだ場所だ。ごく僅かに生きのこった者も、この傍らの湖の水を、末期の水と思ったのだ。
平和の貴重さを、あらためて思った。
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