なんだかいい天気だし、東京の街を歩く人たちは何ごともなかったように平和に見える。花粉の季節は終わりということだけでいいのか、マスクする人も減っている。原発屋外にプルトニウムが出てきたといっても、「打つ手がない、深刻」と毎日聞かされていても、麻痺しているみたいだ。かと思うと震災関係の失言や必要以上に警戒心を巻き起こす可能性があるとされる言説に対する魔女狩りもどきが横行している。買い占めは褒められた行為ではないし私もしないけれど、被災地に送る分が店頭に並んでいるわけではないだろうし、行列になるのは並ばなきゃ買えないからだけだろうし、ふだんから多忙である程度まとめ買いしている人間まで必要以上にびくびくして、ふだん買っている量も買い控えしなさいということか。と思って西友に入ると、節電で暗く、やはり多くの棚が空いていて、非常時を思う。これからもずっと続くのだろう。……『裏屋根裏』、いよいよ31日まで。お見逃しなく。
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