Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『福島原発22キロ 高野病院 奮戦記 がんばってるね! じむちょー』

2015-08-21 | Weblog
燐光群最新作『バートルビーズ』。今日は、場当たりです。

写真は、『福島原発22キロ 高野病院 奮戦記 がんばってるね! じむちょー』。
東京新聞編集委員 井上能行著 1,512円 (本体価格1,400円)

本の解説は、以下の通り。
福島県広野町にある高野病院。最も深刻なレベル7と評価された東京電力福島第一原発の事故後、原発30キロ圏内の病院では唯一、患者を受け入れ続け、地域医療の拠点としての役割を担ってきた。事故による多忙と混乱、退避せずの判断、入院患者移送の苦労、看護師不足の悩み、行政・東電との丁々発止などを、当時のブログやメールの文章を交え、ユーモアを失わずに奮闘してきた女性事務長からの聞き語りでつづる。著者は東京新聞・中日新聞福島特別支局に駐在する編集委員。

昨日記しましたように、『バートルビーズ』には「T病院事務局長」が登場します。
もちろんこの「T病院」のモデルになっているのが、福島県双葉郡広野町にある「高野病院」というわけです。

24日の『バートルビーズ』初日には、「じむちょー」こと高野己保さんと、福島原発訴訟弁護団事務局長の馬奈木厳太郎さんが、観に来てくださることになった。

『バートルビーズ』の参考文献の一つにも挙げさせていただいている、この『福島原発22キロ 高野病院 奮戦記 がんばってるね! じむちょー』を、ザ・スズナリ『バートルビーズ』公演会場で販売します。
観劇に合わせて、お求め下さい。

『バートルビーズ』
詳しい内容はブログのこの記事で。
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/1

……………………………………

『バートルビーズ』
~ハーマン・メルヴィル『バートルビー』より~ 

作・演出○坂手洋二

アメリカの国民作家ハーマン・メルヴィルの『白鯨』と並ぶもう一つの代表作、『バートルビー』(Bartleby 1853)の、新展開。

できれば私たち、そうしないほうがいいのですが。
逃避か、拒否か、怠惰か、絶望か。彼の選択には、いかなる言葉もあてはまらない。
永遠の謎を湛えた人物像が、混沌の現代日本のどこかに佇み、あなたが気づくのを待っている。

8月24日(月)~9月9日(水)

平日19:00/日曜日14:00
但し26日(水)・9月5日(土)・8日(火)14:00の部あり
29日(土)・9月9日(水)14:00の部のみ
9月2日(水)休演

会場 = 下北沢ザ・スズナリ

一般前売3,300円 ペア前売6,000円 当日3,600円
U-25(25歳以下)/ 大学・専門学生 2,500円 
高校生以下1,500円
※学生、U-25は、前日までに電話またはメールでご予約の上、
当日受付にて要証明書提示。


円城寺あや  
都築香弥子
中山マリ 
鴨川てんし 
川中健次郎 
猪熊恒和 
大西孝洋  
杉山英之 
武山尚史 
樋尾麻衣子
松岡洋子 
田中結佳 
宗像祥子 
長谷川千紗 
秋定史枝 
川崎理沙 
宇原智茂 
根兵さやか 

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○久寿田義晴
美術○じょん万次郎
音楽○太田惠資
擬闘○佐藤正行
衣裳○ぴんくぱんだー・卯月
衣裳協力○小林巨和
舞台協力○森下紀彦
演出助手○山田真実
文芸助手○清水弥生・久保志乃ぶ
美術助手○福田陽子
イラスト○三田晴代
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 オフィス・ミヤモト
制作○近藤順子 鈴木菜子 
Company Staff○古元道広 桐畑理佳 鈴木陽介 西川大輔 宮島千栄 橋本浩明 内海常葉 秋葉ヨリエ

★ゲストと坂手洋二によるアフタートークも開催されます

8月25日(火)19:00の部 池澤夏樹(詩人・評論家・作家)
8月26日(水)19:00の部 巽孝之(慶應義塾大学文学部教授、日本アメリカ文学会第15代会長)・Samuel Malissa(イエール大学東アジア学科大学院博士課程)
9月7日(月)19:00の部  大和田俊之(慶應義塾大学教授)
※本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。


劇団HP
http://rinkogun.com/
詳細はこちら
http://rinkogun.com/Bartlebies.html
オンラインチケットの連絡先
http://rinkogun.com/Ticket.html
コメント
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